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猫から感染!?トキソプラズマ原虫が人を操るようになる!

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今回は猫を介して人間に感染するトキソプラズマ原虫(トキソプラズマ症)について書いていきますよ〜ᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ

以前、別の記事で少しだけ書いた事があるのですがトキソプラズマ症になると原虫によって脳を支配されて

性格が変わったり、異常行動に走ってしまう...
というような恐ろしい症状が現れる事があります😹

トキソプラズマ原虫によってひき起こされるトキソプラズマ症とは一体!?

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トキソプラズマプラズマ原虫って何!?

トキソプラズマ原虫(国立感染症研究所)

トキソプラズマは幅3 µm、長さ5-7 µmの半円〜三日月形をした原虫でこのトキソプラズマ原虫によってトキソプラズマ症がひき起こされてしまいます(⊙_⊙')

トキソプラズマ症は世界人口の3分の1が感染していると推測されてます👀

この記事のタイトルのような症状が全ての人に現れる訳ではないのでご安心をw

重症な場合の症状については後ほど紹介しますね🤩

まずは猫から人間にトキソプラズマ原虫が感染するメカニズムについてみていきましょう〆(・∀・@)

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猫から人間にトキソプラズマ原虫が感染するメカニズムとは!?

図:(国立感染症研究所)

この図を見てもイマイチよく分からないですよねw

トキソプラズマ原虫の有性生殖はネコ科動物の腸管上皮内でのみ成立するという特徴があるんです👀

有性生殖・・・雄性と雌性が合体して新しい個体を生み出す事

そしてもう1つ無性生殖というものがあります(⊙_⊙')

無性生殖の場合は単体で分裂などをして数を増やせるんですが、無性生殖なら人間やその他の動物の細胞内でも増殖可能となるという特徴があるんです👀

図:愛知県衛生研究所

図中の猫の足の辺りに『オーシスト』というのがあると思うんですがオーシストとはなんぞや!?

と思いますよね😅

2個体の単細胞生物が合体することを『接合子』というのですが

この接合子に被膜、被殻が形成されたものが『オーシスト』なんですᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ

主な感染経路

人間が感染する主な経路はシスト(一時的に小さな細胞体が厚い膜を被って休眠状態に入ったような状態)を含む食肉を食べたり、オーシストを含むネコの糞便による経口感染が主な感染経路となります🙀

ここら辺は少し難しいので『何となく理解できたかな?』ぐらいでOKだと思いますw

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人間がトキソプラズマ原虫にマインドコントロールされる!?

ヤロスラフ・フレグル教授(ナショナルジオグラフィック日本語版サイトより)

ここからが本題となりますw

チェコの生物学者ヤロスラフ・フレグルは自身がトキソプラズマに感染したことによりある事に気づくのです👀

それは『自分の行動の変化』で例えば『不注意な行動が増えて反応するまでに時間がかかる。』『車にクラクションを鳴らされても飛びのかなくなる』など(⊙_⊙')


そしてフレグル教授はこれは『トキソプラズマ原虫が原因なんじゃないの?

と閃いたのですᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ

フレグル教授
原虫の感染によって人間の行動は変わる!いや、本当に!!!

このような仮説を発表したところ、この説は全く支持されずフレグル教授は笑い者にされてしまいますw

更に学会誌にも論文を送りましたがまるで相手にされずに、まともな科学者ではないというレッテルを貼られるハメに...(⊙_⊙')

しかしフレグル教授は『人間がトキソプラズマ原虫にマインドコントロールされる』という説を唱え続けたのです。

フレグル教授の説を紹介!トキソプラズマ感染のネズミの行動とは!?

結論から言うと現在ではフレグル教授の説が正しいと考える科学者は大勢いて、関連の論文も数多く発表されています🤩

それでは『猫とネズミ』の例でこの説をみていきましょう👀

本来ネズミは猫の尿の匂いに非常に敏感で、猫に遭遇しないようにその周辺を避けて行動するんです🐭

しかし、猫の糞を食べてしまうことがあり、それによってトキソプラズマに感染してしまう...


トキソプラズマに感染したネズミはそれまでとは大きく行動が変わってしまいます(⊙_⊙')

ネズミは猫の尿の匂いに誘われるように徘徊するようになる...

このような行動をすれば猫に食べられる確率はグンと上がりますよね🥶

これはトキソプラズマ原虫がネズミを操って、このような行動をとるように仕向けているんです(⊙_⊙')

トキソプラズマ原虫からすればネズミが猫に食べられれば猫の体内で繁殖活動する為の場を確保できるので 繁殖の為にネズミをコントロールしている!

というのがフレグル教授の説なんですᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ

ネズミの行動はなぜ変わるのか?

ネズミの行動が変わるメカニズムはしばらくの間、『謎』だったんです😅

しかし2009年にスウェーデンの研究チームがこの謎を解くカギを発見しました🗝

トキソプラズマのDNAを解析した結果、ドーパミンの合成に関係する遺伝子が含まれていることが判明するわけですよᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ

ドーパミンが分泌すると恐怖感や不安感が鈍くなるので、それによってネズミは猫を恐れなくなるというのが分かったんです🤩

実際にネズミにドーパミンの分泌を促す薬を投与すると、トキソプラズマに感染した時と同じ行動をとることが実証されています。

そしてこれは(ドーパミンの促進)によって人間にも同じことが言えるのでフレグル教授の説が現在では支持されるようになったんです〆(・∀・@)

ヤロスラフ・フレグル教授のインタビュー内容!

ナショナルジオグラフィック日本語版サイトにてフレグル教授のインタビュー記事が掲載されていて
その中でフレグル教授にいくつかの質問がされていましたので引用にて紹介したいと思います
〆(・∀・@)


トキソプラズマに支配されていると考えたのはなぜですか?
そう仮定すれば、私がとる不可解な行動を説明できると思ったんです。つまり、自分に利益はないけど、新たな宿主を探す寄生虫にとっては都合の良い行動です。私は車にクラクションを鳴らされても飛びのきませんでした。後で知ったことですが、トキソプラズマに冒された人は交通事故に遭う確率が2.6倍も高まるんです。

トキソプラズマに感染すると、脳にどのような影響があるのですか?
用心深さも薄れがちになりますが、反応時間が極めて遅くなるので、交通事故に遭う危険性が高まります。ネコの尿の臭いを好むようになった男性患者もいます。

今では権威ある科学者もあなたの説を認めていますが、当初は酷評されましたね。
私自身も、最初は観察結果が信じられませんでした。でもこれは事実です。トキソプラズマは年間数十万人を死に至らしめ、統合失調症とも関連している可能性があるのです。これは重大な問題です。でも残念ながらまだ治療法は見つかっていません。

大胆な仮説があなたの特徴と言えますね。それで苦労することはありますか?
 一流の学術誌に論文を送っても、まったく相手にされないことがあります。斬新な主張をするときの問題は、まともな科学者と見なされなくなることです。たとえば、ダーウィンの理論は修正が必要だと論じたときがそうでした。でも私は、誰も研究しないようなテーマが好きだし、今の仕事にまったく不満はありませんよ。

このインタビューで感じたのはフレグル教授の信念やスタンスが素晴らしいなと思いましたね🤩

当初かなり勇気のいる仮説で案の定認められませんでしたが、それでも主張し続けたフレグル博士はカッコイイですよねᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ

室内のみで飼っている猫は、ほぼ大丈夫!?

室内だけで外に出さないように飼っている、キャットフードのみを食べている猫に関してはトキソプラズマ感染はほとんどない』と言われています👀

逆に外に遊びに行っている場合はネズミとの接触をする場合があるので気をつけなければならないようです💦

また生肉を食べてトキソプラズマ感染に感染するケースがあるので食事にも気をつける事でトキソプラズマ感染を回避できる可能性は高まるでしょう〆(・∀・@)

妊婦は特にトキソプラズマ感染に注意が必要!

妊婦がトキソプラズマに感染すると流産や胎児の異常(先天性トキソプラズマ症)をひき起こされる場合があるので特に注意が必要なんです(⊙_⊙')


先天性トキソプラズマ症の症状

  • 未熟性
  • 子宮内胎児発育不全
  • 黄疸
  • 肝脾腫
  • 心筋炎
  • 肺炎
  • 様々な発疹
  • MSDより引用

米国疾病予防センター(CDC)は『妊婦は庭の土や砂場などで猫の糞尿に触れないように用心する』こと、そして『レアステーキや生ハムのような十分に加熱されていない肉は避けた方が良い』と注意を呼びかけています👀

また臓器移植直後やHIV感染者がトキソプラズマに感染すると重症化して死に至るケースもあるので決して侮れないです(;-_-)

トキソプラズマは交通事故や自殺とも関係がある!?

フレグル教授がインタビューで答えていますがトキソプラズマ感染によって交通事故に遭う確率が2.6倍高まると述べていましたが更に『世界の交通事故死者の中にかなりの確率でトキソプラズマ感染者がいるのではないか?』 とも推測しています👀

また俳優の演技のような行動する『演技性パーソナリティ障害』もドーパミンとの関係があるとされているようです(⊙_⊙')

演技性パーソナリティ障害はまわりから注目されないとストレスが溜まってしまい、それによって自己破壊的な行動や他人に対して挑発的な行動や態度を取ってしまう精神疾患です👀

(承認欲求の塊みたいな究極のかまってちゃんってところかなw)

統合失調症もドーパミンの異常分泌が関係しているという論文が発表されているようです。

そして2012年にミシガン大学のリーナ・ブランディン准教授らが『精神臨床医学誌』に『トキソプラズマ感染者の自殺率は非感染者に比べて7倍になる』という内容を発表しており自殺との何らかの因果関係があるものとみられています(⊙_⊙')

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