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ナチスが行った人体実験の真の目的は『超人兵士(スーパーソルジャー)を養成すること』だった!?

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ナチスドイツは第二次世界大戦時にユダヤ人を中心に非人道的な人体実験を行なっていたのは有名で、もはや狂気の沙汰としか思えない数々の人体実験を繰り返していました。

この理由は一般的には『ユダヤ人を根絶やしにすることが目的だった』とされていますが、実は『無敵の超人兵士』を生み出すことが人体実験の真の目的だったという説があるんです...

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身体&精神障害者を大量虐○した『T4作戦』

シェーンブルン精神病院の障害児
引用:VOI

ヒトラーは

ヒトラー
『金髪・碧眼のアーリア人こそが世界を支配するべきだ』
   

という優生思想を持っており、その思想はやがてナチス全体の理念となり、アーリア民族以外の

”劣等人種”

を根絶することで民族の純潔性が保てると考えるようになったんです(⊙_⊙')

また1933年にはドイツで

  • ロマ(ジプシー)
  • アフリカ系人種のルーツを持つ女性
  • 身体障害者
  • 精神障害者

女性に対して強制的に不妊手術が施され、その結果、数万人が子供ができない体となってしまいます。


 

T4作戦によって病院から強制的に収容所に移送される人々

さらに1939年10月から実施された『T4作戦』では、重度の身体的・精神的障害の傾向がある3歳未満の子供の親たちに対して、ドイツとオーストリア国内に設置された特別指定の小児診療所に子供達を入院させることを推奨。

表向きは障害の治療としていました。

が!!!

実際、診療所内で行われていたのは子供達に食事を一切与えず、過剰な薬○投与を行うという

虐○行為

でした。

その後、ナチスは

  • 犯罪歴がある者
  • 難病を患う者
  • 身体障害者
  • 知的障害者
  • 精神障害者
  • 少数民族
 
 

といった人たちを

ヒトラー
『生きるに値しない命』
   

と排斥対象として、彼らを次々に『処分場』と呼ばれる収容所に移送して

毒ガスで殺○

したのです。

この非人道的行為にドイツのカトリック協会が猛抗議を行ったことで、ナチスはT4作戦の終結を宣言しますが...

実は水面下で実験は継続されており、さらに戦争が激化して資源不足に陥ると、高齢者や戦争で負傷した人々も排斥対象となり、結果的に大戦終結までにT4作戦によって

20万人以上が殺○された

と推測されています。

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死の天使ヨーゼフ・メンゲレが行った悪魔の人体実験

死の天使と呼ばれたヨーゼフ・メンゲレ

ナチスの強制収容所の中で最大規模を誇っていたアウシュビッツでは科学の発展や負傷兵の治療方法の確立を名目に数々の人体実験が行われていました(⊙_⊙')

それら実験の中心人物はヨーゼフ・メンゲレで、彼は人体実験の被験者のことを

メンゲレ
『モルモット』
   

と呼び、実験の際にクラシック音楽を聴きながらまるでオーケストラの指揮者のように立ち振る舞い、その姿から

死の天使

と呼ばれるようになります。

1人の下半身に2人の上半身を縫合された双子の少女。

なかでもメンゲレは双子に対して異常なまでの興味・執着心を持っており

メンゲレの狂気の双子実験
  • 互いに薬○を注入して反応を確かめる
  • 眼球に特殊な薬○を注入して色を変える
  • 皮膚と内臓を統合させて人工的にシャム双生児を作る
 
 

といった狂気の人体実験を繰り返したのです...

SHIN
『実験に立ち会うメンゲレの嬉々(きき)とした姿に同僚の実験部隊の隊員らは恐怖したと言われているよ〜』
   

また彼がサイコパスであることを窺い知ることができる逸話があり、メンゲレは実験の前日までは被験者の子供達にお菓子を買い与えたり、車でドライブに連れて行くなど非常に優しく接するんですが...

いざ実験が始まり、子供が痛がると(麻酔なしで臓器を摘○していた)

メンゲレ
『動くと結果が狂ってしまうじゃないか!!!』
   

と激怒したのです。

 
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アウシュビッツ以外でも非人道的な人体実験が行われていた!

ラーフェンスブリュック強制収容所で作業をする女囚人(左)と
アメリカ軍に歓声を上げる解放されたダッハウ強制収容所の囚人

ナチスはアウシュビッツ以外の収容所でも非人道的な実験実験を行なっており、例えばラーフェンスブリュック強制収容所では、人体治療の研究が行われ、多くの被験者が

麻酔なしで骨や筋肉を除去

され、被験者は死亡する、もしくは重度の身体的障害を負うかのどちらかでした。

またアウシュビッツ同様に悪名高いダッハウ強制収容所では海上の救難兵の延命を目的に数十名の被験者に対して

大量の海水を飲ませる

という実験が行われました。

これによって極度の脱水症状に陥った被験者たちは

被験者たちの取った行動
  • トイレのバケツの中の汚水を飲んだ
  • モップがけされた後の床を舐め回した
 
 

と言われています_:(´ཀ`」 ∠):

この他にもソ連戦で寒冷地に順応するための実験として

その他の人体実験
  • 氷点下6℃の野外に数時間放置する
  • パラシュート落下時の低気圧を調査するため被験者を低圧室に閉じ込める
 
 

といった実験が行われていますが、被験者たちの多くが実験の最中に死亡したことは言うまでもありません...

ナチスの人体実験における真の目的

冒頭でも触れましたがT4作戦と強制収容所で行われた人体実験が実施された理由は『劣等人種』とみなされた人々を根絶するため...

というのが一般的な説となっていますが、長年ナチスの研究をしている歴史学者は次のような見解を示しています(⊙_⊙')

歴史学者
『第二次世界大戦時、ナチス・ドイツの敵対勢力であった連合国軍の兵士の総数は、ドイツ軍を遥かに上回るものでした。』
   
歴史学者
『そのためナチスは1人で複数の敵兵と渡り合える能力を持つ『超人兵士(スーパーソルジャー)』を誕生させる計画を立案していたのです』
   

この歴史学者によると、スーパーソルジャーとは一般人を遥かに上回る強靭な身体能力を持ち、白兵戦において無類の強さを発揮する者とのこと。

また負傷した際に傷が瞬時に治るといった治癒力や、何日も飲まず食わずで活動できる持久力を持ち、さらに戦場で孤立した場合でも戦闘を継続することが可能であることが理想とされたようです。

(ちなみにですが、かつてこのスーパーソルジャーに匹敵をする身体能力を有した『不死身の分隊長』と呼ばれた船坂弘という人物がいるので気になる方は関連記事をチェックしてみてください(ΦωΦ)フフフ・・)

 

また歴史学者は

歴史学者
『ナチスは健全な肉体を持つ者同士を交配させることで身体能力に秀た兵士を数多く誕生させようとしていました。』
   
歴史学者
『そのため病人や体や心に障害を持つ人物を邪魔者と見なして排除することを計画したのです。これがT4作戦が実施された理由です
   

と述べています(*´Д`*)

そして残虐な人体実験が行われた理由は被験者の持久力を試すことが目的で、過酷な環境に耐えた者はスーパーソルジャー候補になり、さらに実験によって得られたデータは兵士の養成プログラムに転用されたとのことです。

歴史学者が語る『ヨーゼフ・メンゲレが人体実験を行なった目的』

メンゲレの被験対象となったジプシーの子供達

歴史学者
『ヨーゼフ・メンゲレが双子たちに狂気的な実験を行なったのは薬○や手術によって超人的な力を与えることが目的でした。
   
歴史学者
『メンゲレは薬○が筋力や視力にどのような影響を与えるか調査していたのです。双子に固執していた理由は1つは肉体構造がほぼ同一であるため、片方が薬○反応によって死亡した場合でも実験を継続できるからです。』
   
歴史学者
『もう1つは、被験者の肉体や内臓が破壊された場合でも”代用品”が見つけやすいからです。』
   

メンゲレが行った有名なシャム双生児実験に関しては

歴史学者
人間の肉体をつなぎ合わせることで、身体の一部が破損しても継続可能な超人兵士を生み出そうとした計画』
   

とのことですが、倫理的な部分を無視すればゲノム編集(デザイナーベビー)でナチスが作り上げようとしたスーパーソルジャーを作ることが理論上可能なので、今後、そのような兵士が生まれる可能性を否定できないのが怖いところでしょう_φ( ̄ー ̄ )



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