ピックアップ
【ナチスVS占領下の市民】サッカーの試合に勝ったら皆殺し!?

当サイトはプロモーションが含まれます。

スポンサーリンク

プロのサッカー選手は死にもの狂いで練習し、試合ではプレッシャーの中、一生懸命にプレーしますが、もし勝敗によってチーム全員が殺◯れるという条件だった場合、果たしてまともな精神状態でプレーできるでしょうか?

きっとできないでしょう(⊙_⊙')

しかし、この悪魔のような条件で第二次世界大戦の最中、史上最悪と言われるサッカーの試合が行われたのです。

それはナチスVS占領下の市民のサッカー試合なのですが、どういう経緯でサッカーの試合をすることになり、なぜ市民たちは試合に勝つと殺○れてしまうのか!?

さっそく、見ていきましょう。



スポンサーリンク

サッカー試合の経緯とは!?

ナチスに占領されたキエフの街

試合の舞台となったのは現在のウクライナの首都・キエフで、ソ連が崩壊するまでの間は連邦を代表する大都市でした(⊙_⊙')

1941年6月にナチス・ドイツは『バルボッサ作戦(奇襲攻撃)』をソ連に対して発動し、ウクライナに侵入。

ナチスの勢いは凄まじく、開戦からわずか4ヶ月でキエフは陥落してしまいます。

そして街を掌握したナチスは、ポーランド同様にキエフでも大○殺を開始。

ユダヤ人をはじめ、共産党議員民族主義者精神障害者などが『バビ・ヤール』と呼ばれる谷間に集められて、次々と銃○されたのです。

犠牲者の数は、機動虐殺部隊『アインザッツグルッペン』の公式文書によると、3万人以上とされています。

このような惨い虐○が行われたキエフでしたが、この街には『ディナモ・キエフ』というアマチュアのサッカークラブがあり、強豪として知られていました。

開戦以来、リーグ戦は中断されていましたが、キエフでのサッカーの人気はとても根強かったため、ナチスは”サッカー”に目をつけるんです👀

そして占領の翌年、1942年にナチスは”ある提案”をする。

それは、強制労働を強いられるキエフ市民のガス抜きに『市民で作るサッカーチームを他のクラブと対決させる』

というものだったのです_φ( ̄ー ̄ )

スポンサーリンク

市民チームはナチスから脅迫された!?

キエフの市民チーム『スタルト』

そうして市民チーム『スタルト』が作られます(⊙_⊙')

しかし!!!

スタルトはドイツの友軍・ハンガリー軍やドイツ国鉄のサッカーチームを次々と破り、残すは8月6日に行われるドイツ空軍チームとの対戦のみとなったのです👀

このドイツ空軍チームはプロではないんですが、それでも戦時下におけるドイツの最有力チームでもし、スタルトに負ければ面目丸潰れ...

そして、試合の直前にドイツ側から”ある警告”が発せられるんです。

それは

『試合に勝ったらスタルトの選手を皆殺○にする』

という脅迫だったのです!!(理不尽極まりないw )

スポンサーリンク

市民チームは脅しに屈した!?それとも...

ドイツ政府が印刷した試合の公式ポスター

しかし、ドイツ空軍の試合でスタルトの選手たちは脅迫に屈することなく、全力でプレーし、5対1でスタルトが勝利を見事に収めたのです!

『勝ったら皆殺○』という警告をされていたスタルトのメンバーでしたが、ドイツ空軍側がリベンジマッチを申し入れたことで、命拾いします。

一旦は...

リベンジマッチの結果、スタルトのメンバーは...

ナチスVSスタルトのサッカー試合

そして8月9日に再試合が行われるのですが、試合前に『次は本当に命はない』と警告を受けています。

しかし、スタルトの選手たちは、この試合も全力でプレーして、5対3でドイツ空軍に勝利してしまいます_:(´ཀ`」 ∠):

これにナチスはついにブチギレて、選手たち全員を逮捕し、そのほとんどを収容所送りに。

そして、処刑されてしまいました...

スタルトの選手は殺○予告されていながら『誰一人、手を抜いてプレーする選手はいなかった』そうです(⊙_⊙')

この試合が行われた時、キエフの街ではナチスの理不尽な虐○により、多くの市民が犠牲になりました。

しかし、スタルトのメンバーは最終的には命を落としましたが、市民がナチスに一矢報いたことは間違いないでしょう。

ナチス強制収容所
衝撃的な映像の数々!!
第2次世界大戦中、ナチスドイツが国内外に作っていた多くの強制収容所。果たしてそこではどんなことが行われ、どれだけの人々が犠牲になったのか。 アンネ・フランクが収容されたベルゼン強制収容所をはじめ、数々の収容所の内情を明らかにしていく。
スポンサーリンク

新着記事
レビュー
人物
事件/事故/戦争
コロナ関連記事
コロナ対策グッズ
ウイルス/細菌
拷問/処刑/歴史/
スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事