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ブードゥー教はなぜ邪教やカルトのイメージがあるのか?
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ブードゥー教と聞くとなぜか!?怖い・不気味・カルト...などが頭に思い浮かべてしまいませんか?w

映画などでは黒魔術師が儀式で生贄を捧げたり、死者をゾンビとして蘇らせたりなどの描写が多いのでそのようなイメージがあるかもしれません。

しか〜し!!!

実はブードゥー教は『特別恐ろしい宗教ではない』のです🤩

実際、ブードゥー教は今でも生贄の儀式があります。

『やっぱり邪教じゃん!!!カルトじゃん!!!』となるかもですがw

捧げるのは人間ではなく動物で、儀式の内容も『民族的な太鼓の演奏に合わせて踊るという健全なものなのです♪( ´θ`)ノ

この記事では『ブードゥー教とは一体どんな宗教なのか?』やブードゥー教の歴史カルトに見られる理由などについて書いていきます!

読み終わる頃にはきっとブードゥー教の悪いイメージが払拭されるハズwww


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ブードゥー教ってどんな宗教なのよ?

ブードゥー教の旗(wikipedia)

ブードゥー教が最も盛んな国は中米のハイチ共和国で『ブードゥー』とはアフリカの神や精霊を意味する『ブードゥン』が変化したものだと言われており、教徒もアフリカ人を祖先とする黒人が多いのです👀

またブードゥー教は他の宗教とは決定的に違う点があり、それは共通の最高神・教義・聖典が存在しないところで『同じブードゥー教でも同じ神を崇拝しているわけではない』ということなんです。

さらに、キリスト教の『聖書』やイスラム教の『コーラン』のような聖典も存在しません(⊙_⊙')

ブードゥー教にも『マウ・リサ』という創造神や上位神が一応存在していますが、これらの神は人間界に関わりを持たないとされているので、直接信仰されることは滅多にありません🧘🏿


大抵は火の神や雷の神など400以上の神々や精霊(ロア)が、それらを崇拝する教徒によって祀られており、また祖先の霊も信仰の対象になるのでブードゥー教の教徒集団は無数に存在すると言えます〆(・∀・@)

ブードゥー教は民間信仰の集合体!?

ブードゥーの儀式の様子(Wikipedia)

教義や儀礼は各集団によってそれぞれ異なり、同一の方法で儀式が行われることはほとんどなく、生贄の儀式に関しても全く同じものはないとされています(⊙_⊙')

またこれら無数のブードゥー教集団を管理統括する組織も存在しないので、ブードゥー教は単一宗教というよりは『民間信仰の集合体』に近いのです。

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ブードゥー教の歴史!

ブードゥーの祭壇(ベナン)
画像:Wikipedia

ブードゥー教発祥の地はダホメ王国(現在のベナン共和国)だとされていますが、現在のアフリカでは教徒が存在するのは一部で、それ以外はあまり盛んではありません👀

その背景には16世紀前後に始まった、ヨーロッパ人による奴隷貿易があり、多くのアフリカ人が奴隷として各地に連れさられ、行き先の1つに現在のハイチがありました。


ヨーロッパ人たちは黒人たちに過酷な労働を強いるだけでなく、地元宗教の信仰も禁止し、キリスト教を押し付け、故郷の宗教を奪うことで奴隷の団結を防ぎ、 暴動や反乱を抑止しようと考えたのです(⊙_⊙')

ブードゥー教のハーブなどの材料を販売する店キリスト教の要素が含まれているのがわかる(Wikipedia )

しか〜し!!!

黒人たちは自らの信仰を捨てようとはしなかったんです🧘🏿

彼らはキリスト教に改宗したふりをして聖人画を自分の神に見立てて祈りを捧げ、伝統の歌や踊りを讃美歌に偽装、森などで儀式を隠れて行うなどして故郷の信仰を守り続けたのでした。

(隠れキリシタンのブードゥーバージョンですね)

こうした時代の流れを経て、ブードゥー教と呼ばれるものが誕生したのですが、正確な時期は定かではなく、時間をかけてさまざまな信仰の統廃合を繰り返してうちにできたと考えられています(⊙_⊙')

そして興味深いのはブードゥー教にはキリスト教の教えが含まれていることでブードゥー教の『人間は誰もが生まれながらにして罪人』という思想はキリスト教の『同罪』と同じで、罪は神への祈りによって許されることも教会の教えと酷似しているのです。

これはキリスト教への改宗を強制されたからではなく、納得のいく教えは積極的に取り入れるというスタンスをブードゥー教では取っているからなのです。


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ブードゥー教がカルトとみなされる理由とは!?

ブードゥーの呪物の販売(Wikipedia)

ブードゥー教がカルト的に見られる理由として『秘密組織』の存在が挙げられます(⊙_⊙')

異国の地に連れてこられた黒人奴隷たちが白人に隠れて信仰したことは先程も紹介しましたが、そうした流れの中で多数の秘密組織が結成され、弾圧を避けるためにブードゥー教の秘密は厳守されてきたのです。

その中でもハイチ独立前に存在した逃亡奴隷によって結成された組織『マルーン』は黒人からも恐れられた組織で、集会に迷い込んだ部外者が墓場の神への人身御供にされた”という逸話が残っています。

このような秘密結社の存在が『ブードゥー教=カルト』という図式に拍車をかけていますが、マルーンの人身御供の話はあくまで”噂”であり、ブードゥー教は不気味で恐ろしいというイメージがひとり歩きしがちなのです🧘🏿

ブードゥーの呪物(Wikipedia)

近年はブードゥー教の秘密組織に属する人々がハイチの有力者となっているケースも多く『ハイチの独裁者』ことデュバリ元大統領はこの状況を利用してブードゥー教を礼賛することで自身の権力基盤を固めました。

現在、ブードゥー教はハイチ以外に、アメリカのニューオーリンズなどで現地のキリスト教と共存しながら信仰を集めていますが、やはり色メガネで見られることも多いようです。

しかし、 ブードゥー教を信仰する人々は、アフリカから強制的に連れてこられた祖先たちから受け継いだものを今なお守り続けているだけで、秘密めいていたり、儀式の内容が不可解だからと言って、ブードゥー教を『邪悪』『カルト』と決めつけるのはナンセンスなのです〆(・∀・@)


(参考文献:本当に不思議な世界の風習)

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