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元サッカー日本代表の工藤壮人さんを死に至らしめた水頭症がヤバい!!

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工藤壮人選手
画像:スポニチ

サッカー元日本代表の工藤壮人(くどう まさと)は今月2日に体調不良を訴え、翌日3日に医療検査を受けた結果

水頭症(すいとうしょう)

と診断されたため入院。

11日には手術を受けたものの、その後、容態が悪化し17日からはICU(集中治療室)で治療、しかし...

10月21日午後2時50分、32歳という若さで死去。

テゲバジャーロ宮崎の二村恵太社長(45歳)は

私たちの大切な仲間である工藤壮人が息を引き取りました。工藤選手を応援するサポーターや関係各所の皆様から、多くの励ましのメッセージをいただいたこと、クラブを代表し、御礼申し上げます。工藤選手はJ1で活躍し、日本代表にも選ばれるなど、非常に実績がある選手です。それにも関わらず、驕りなどは一切なく、自分のことだけでなくチームメート、クラブ、そしてサポーターのことを大切にする素晴らしい姿勢の持ち主でした。クラブスローガン「真摯」をまさに体現してくれる存在でした。 そのような選手のあまりにも早い逝去は、無念で残念でなりません。 Yahoo!JAPANニュース
 

とコメントしSNS上でも工藤選手の死を悼む多くの投稿がされています(⊙_⊙')

30代前半で非常に若く、またこれからも活躍が期待されていただけに残念でなりませんが

工藤選手を死に至らしめた水頭症は奇病と呼べるもので、症状が進行すると見た目でハッキリわかるインパクトのある容姿になってしまうんです...

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水頭症ってどんな病気なの?

画像:B|BRAUN

水頭症とは、脳脊髄液(髄液)の循環障害によって拡大した脳室が、頭蓋骨内面に大脳半球を押しつけることにより、数々の脳の障害を引き起こす一連の病態を言います。 B|BRAUN
 

髄液の役割
  • 脳を外部の衝撃から保護する
  • 脳の老廃物の排泄
  • 脳圧のコントロール
  • 栄養因子やホルモンの運搬
 
 

↑のような役割があると考えられている髄液ですが!?

循環経路において何らかの原因で流れが悪くなると、脳室内に髄液が溜まってしまい、その結果

脳室が拡大していく

というんです!!!

そして拡大した脳室が脳を圧迫することで様々な症状があらわれるようです(⊙_⊙')

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成人の水頭症と小児の水頭症がある!?

正常の脳室(左)拡大した脳室(右)

画像:B|BRAUN

水頭症には

  • 交通性水頭症(成人に多い)
  • 非交通性水頭症(小児に多い)

という2タイプあるようです(⊙_⊙')

成人の水頭症の特徴

髄液の循環を妨げている閉塞部分が脳室内にある場合の水頭症を非交通性水頭症といいます。脳腫瘍などの病変で髄液の循環路がふさがれることによって脳圧が高くなり、頭痛・嘔吐・意識障害などの症状が起こります。 B|BRAUN
 

小児の水頭症の特徴

小児水頭症は、脳室内に閉塞が認められる非交通性水頭症が多く、頭蓋内圧が高くなります。 B|BRAUN
 

というように成人と小児では特徴が異なっているんですが、小児の水頭症がマジでヤバいんですよ...

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水頭症のルーナちゃん(インド)

水頭症のルーナちゃん
画像:AFP BB News

インド・アガルタラの自宅前で父親に抱かれているルーナちゃん(2013年当時1歳)は水頭症によって頭が大きく膨れ上がっています(⊙_⊙')

またこの当時、ルーナちゃんの体重14kgのうち半分以上が頭部に溜まった髄液の重さであるとみられたのです。

手術前のルーナちゃん

ルーナちゃんの両親は貧しかったため、治療費が払えずに放置していたことから頭部が91cmにまで膨れあがったわけです。

が!!!

転機が訪れるんです(⊙_⊙')

AFPのカメラマンが父親に抱かれるルーナちゃんの写真を公開したところ、寄付の申し出が殺到し、さらには治療費を募る専用サイトまで開設されたことで手術が受けられるようになったんです。

手術後のルーナちゃん

手術を担当したのは神経外科医サンディープ・バイシャ医師で、最初にルーナちゃんを診察した際に

バイシャ医師
『ルーナちゃんは頭の重みで、かなり苦しんでいるはずだ。 だが笑顔の写真もあるので認知機能は無事だと思う』
   

と語っていました。

またバイシャ医師によると

『水頭症の手術は難しいものではない』

そうで、実際にルーナちゃんの手術は大成功となったのです!!!

しかし...

ルーナちゃんの遺◯
画像:AFP BB News

手術から4年後の2017年、ルーナちゃんは突然、息苦しさを訴え、そのまま自宅で亡くなってしまったのです...

ルーナちゃんの母親はこの時の状況について

母親
『娘の呼吸に問題が出始めたので、夫に家に戻るよう電話した』
   

母親
『その後、夫が娘に水をあげたが、2人で病院まで連れて行く前に娘は死◯だ』
   

と語っています。

タジギスタンのマリアムちゃん

マリアムちゃん
画像:Techinsight

タジキスタンのマリアムちゃん(2018年当時2歳)は巨脳症で生まれ、さらには先天性水頭症を併発していました(⊙_⊙')

そして先ほど紹介したルーナちゃんの噂を聞きつけた両親は、ルーナちゃんの手術をしたバイシャ医師に手術を依頼したんです。

当初、バイシャ医師は手術を断りますが、両親が強く希望したことで執刀に合意します。

その後、計8回の頭部縮小手術が行われたことでマリアムちゃんの頭部は64cmにまで縮小したのです。

フィリピンで生まれた水頭症の小児

フィリピンで生まれた水頭症の小児
画像:YouTube

こちらフィリピンで、水頭症の子どもを持つ母親が懸命に世話をする様子が映っているので、ぜひご覧ください(衝撃的な映像なので注意)

 
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