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ナチス・ドイツとアメリカで行われた蛮行『断種実験』

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かつてナチス・ドイツとアメリカで行われた『断種実験』をご存知でしょうか?

断種実験は精管や卵管の切○手術によって

生○能力を失わせる目的で行われました
(⊙_⊙')

今回はナチスとアメリカで行われた非人道的な人○実験『断種実験』

について書いていきます。

両国では一体どのような目的で断種実験を行なっていたのか!?

それでは早速、戦慄の人体実験について見ていきましょう...

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ヒトラーの『種の保存』理論とは!?

アドルフ・ヒトラー
(Wikipedia)

ナチスが行った断種実験の始まりは

ヒトラーのある考えが発端
となっていた...

人間の最高の目的は種の保存にある』とヒトラーは強く信奉していました(⊙_⊙')

ヒトラーは20世紀初頭に ヨーロッパで流行った『優生学』に強く興味を持ち

アーリア人が世界で最も優れ、世界を支配するにふさわしい人種であることを打ち立てる。

(アーリア人至上主義)

その一方でナチスが国民にプロパガンダしたのは

アーリア人以外の劣った民族の排除で

その代表とも言えるユダヤ人への差別や迫害が続くことになるんです🥶



ユダヤ人は最も劣る人種と位置付けられる!

アウシュビッツ収容所に収容されたユダヤ人。

ヒトラーは 科学的な根拠もないまま『ユダヤ人は最も劣る人種』であると主張。

ユダヤ人というだけで逮捕、強制収容所に連行する政策を推し進めていたナチスにとって

ユダヤ人は『いずれ始末する』 人間であり

ドイツの利益のため、 人○実験に用いることは『有効利用』したに過ぎないという理論がまかり通っていたのです(⊙_⊙')

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数十万人を安楽させた!?『T4作戦』がマジキチ!!!

1931年1月、政権を掌握したヒトラーは同年7月にドイツ民族の血を劣化させる

分子の子孫の誕生を阻止するための遺伝病根絶法』を制定。

精神○害者、盲目者など約40万人に対し

医師が強制的に『断種手術』することを許可する
のです🥶

それと並行してスタートしたのが『安楽死計画(T4作戦)』で

回復が難しい障害者を『生きるに値しない生命』として

ドイツ各地に設けた安楽○施設に連行して

ガス室で虐○したのです。

1939〜1941年までの公式な資料に残されているだけでも

約7万人の障○者が犠牲になったとされています。

また個々の施設で行われたものも含めると

20万人以上が虐された
と言われています(⊙_⊙')

エスカレートしていく断種実験!

断種のため被験者にレントゲンが放射された。

1935年にヒトラーは『ニュルンベルク法』を定めユダヤ人から公民権を奪い

ドイツ人との結婚を禁止するんです🚫

これはドイツ人の血を守るのが目的だったのですが

ドイツ人の純血を完璧に守るためにはT4作戦では不十分で

ヒトラーはユダヤ人を完全に根○させようという考えに至る。


しかし、通常の断種のやり方では費用と手間がかかり過ぎるので

少ない費用で被験者に気づかれないように

断種する効率的な方法の研究が行われる
ことに🥶

1941年3月頃から1945年1月頃まで

アウシュビッツやラーフェンスブリュック収容所で 1,000人単位での人体○験が繰り返されたのでした...

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ナチスの2つの断種実験とは!?

レントゲンでの断種を発案・実験したヴィクトール・ブラック博士

一つ目の実験は女性をターゲットにした『子宮内注射による断種』

卵管に直接、硝酸銀やヨウ素、ホルマリン溶液などを注入するというものでした(⊙_⊙')

医者たちは、何の説明もせずに約500人の女性を裸にすると

麻酔なしで局○にホルマリン液などを投与。

拷問のような仕打ちに耐えきれず、収容所に響き渡るほどの悲鳴を上げたため

何が起きているのかと女性看守が飛んで来たこともあったそうです👀

実験台にされた女性たちは局○から激しく○血して苦しみ

少なくとも7人の女性が死亡

そして2つ目の実験は『 レントゲンによる断種』

発案は障◯者の断種に関与したヴィクトール・ブラック博士でした。

ブラックはラーフェンスブリュック収容所で毎日のように若い男女を呼び出しては

何の説明もしないまま裸になるように命じ、性○や子宮、睾○付近に

レントゲンを照射。

2週間後、再び男性被験者を呼び出し

分析のために睾○を1個もしくは2個とも除去した。

ブラックはこの実験後、ナチスの内大臣ヒムラーに

『 男女ともこの方法で永久に断種が可能』と報告。

女性は月経を喪失し、更年期現象が起こることがあったようです。

レントゲンを照射した部分は重度の火傷で黒く変色し

多くの被験者が海と痛みで歩行も困難な状態になったのです🥶

証言者によると『その6割以上はガス室送りになったのではないか?』

と語っています✍️

アメリカが行った蛮行!強制断種と断種法の施工

アメリカは社会改良”の名目の下に手術で生○器官を切り取り

子孫を残せないようにする『断種』を

国家政策としてナチスより先に取り組んだ
のです(⊙_⊙')

1889年、インディアナ州の少年院で犯罪者や精神障害者が

急増していることを理由に
強制的に42人の収監者の精管が○除される。

この手術を受け、8年後の1907年同州で公立施設に収容された中〜重度の

精神障○者や性○罪者を対象に医師が改善の余地なしと判断した人物に

強制的に断種を施すことを定めた世界初の『断種法』が成立。


以後、1937年までに全米32州で同様の法律が施行されることに。

ただし、対象の範囲は州によって違いがあり

例えばカリフォルニア州では精○病者や性○罪者以外に

梅毒患者や婚外出産した女性を問題視。

対象者が病院や刑務所、児童養護施設などに入った場合

断種を行った者だけが施設の外に出られると定められたのでした👀

また1962年にはオハイオ州の下級裁判所が

17才の知的◯害を持つ女性に対して

断種手術を命じる判決を下したという記録があります✍️

非人道的な断種はやがて世間に知られることに...

強制断種の実態が明らかになり抗議デモが行われた。

こうした 人道的な行為は世間に秘匿(ひとく)され続け

1962年にカリフォルニア州で断種措置を受けた

知的障○者50人に対する調査報告書により

本人の同意がなく、手術の告知もされてないことが

初めて世間に暴露される
ことになります(⊙_⊙')

しかしアメリカで断種法や優生学が問題視されるようになったのは

60年代後半に起きた公民権運動の高まりによって

社会的弱者の権利がようやく注目されるようになったのです。

ネイティブ・アメリカンの女性への人種差別と断種!

ネイティブ・アメリカンの女性の4〜5割が本人の承諾なしに子宮を摘出された。

公的な統計では1964年までにアメリカ国内で

約6万5千人が断種を受けた
とされていますが

別の統計では70年代前半までに230万件も実施されたとの報告もあります🥶

対象となったのはヒスパニック系や黒人女性で

生活保護を受けた黒人一家は子供までも断種の対象となったそうです(⊙_⊙')

こうした人種差別的な断種はネイティブ・アメリカンの女性も犠牲になっています。

当時アメリカでは先住民族は野蛮で子供の数を制限したり

避妊したりする知性を持たないという先入観がまかり通って
いて

民族の人数を少なくすれば居留地への

福祉支出を減らせると考えていたのです👀

『WARN』(アメリカインディアンの女性人権団体)が

1974年に発表した調査報告書によると

70年代に先住民女性の40〜50%が卵巣を摘○され

73年〜76年までの4年間だけでも約3,500人の女性に

不妊治療が施された
ようです。

またスー族(北部中西部の先住民族)の報告では

70年代の10年間で女性の40%、男性の10%

総数にすると6万〜7万人のインディアンが強制断種の対象になったとされています。


断れば援助はしない!?脅しのような手段で手術に合意させる!

バージニア州での断種法制定のきっかけになった母子

強制断種手術のやり口はかなり強引なもの

対象者が 体調崩して医療センターに入院したら

本人の承認を得ることもなく、患部ではない卵巣や子宮を摘出。

例えば、白人医師らから『扁桃腺を取る』と言われて

病院に行った15才の少女2人は、そのまま卵巣を摘される。

また、 本人に承諾を得る場合も

『もし手術に合意しなければ福祉援助を受けられず、生活ができなくなる』

と脅しのような説得が行われていたのです(⊙_⊙')

『WARN』による 批判抗議の結果、アメリカ保険社会福祉省が

先住民族に対する不妊手術の規制通達を出したのは79年のこと。

しかし、90年代になってもなお、強制断種が実行されていたとの報告があります✍️

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