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【大津市いじめ自殺事件】壮絶なイジメの実態がガチでヤバすぎる...

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この事件は2011年10月11日に滋賀県大津市内の中学2年生の男子生徒Aくん(当時13歳)がイジメが原因で自○した事件『大津市いじめ自○事件』と呼ばれています(⊙_⊙')

Aくんは2011年10日11日に自宅のマンションから飛び降りて自ら命を絶ちますが、当初、この事件は『単なる中学生の自○』として封印されるハズだった...

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学校側の隠蔽が発覚!

Aくんが通っていた中学校の校長

2012年2月24日、被害者両親が加害者の同級生3人、その保護者、大津市に損害賠償を求め大津市地裁に提訴したことで事態は変わり、また同年7月初旬に2ちゃんねるの『鬼女板(既婚女性板)』で加害者少年の個人情報が流出したことでこの事件が本当の意味で世間に知られるようになったのです。

そしてこの時期に、Aくんの自○に関するアンケートを市教育委員会が全校生徒を対象にして実施した結果、Aくんは加害者らに

自○の練習をさせられていた

ことが記されていましたが、これを

学校側が隠蔽していた

ことが発覚します。

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凄惨なイジメの実態が明らかになる!

加害者の1人、木村束麻呂

マスコミでは、この事件が連日報道されるようになり、凄惨過ぎるいじめの実態が明らかになっていきます。


壮絶なイジメの実態!!
  • 連日、昼休みに校舎の3階の窓から身体を乗り出させ、加害者3名はそれを見て『自○の練習をしろ』と笑っていた
  • 体育祭の時、鉢巻で手足を縛られて、ハチの死骸を食べさせられそうになっていた
  • 脅して銀行の口座番号を聞き出し、お金をとっていた
  • 万引きを強要、断れば殴る蹴るの暴○を加えていた
  • 弁当を落とされる
  • タバコを押し当てられて根性焼きされる
  • 首を絞められる
  • 服を脱がされ写真を撮られる
  • 紙を食べさせられた
  • 『死○』『うざい』『家族全員死○』などの言葉の暴力
  • 教科書を破られる
  • 人間サンドバックにされる
  • 自○の3日前に自宅を荒らされ財布を盗まれる
 
 

このようなイジメが日常的に行われており、Aくんは自ら死を選ばざるを得なかったのです。

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担任がイジメの黙認をしていた!

大津市の澤村教育長

実は市教育委員会は2011年11月2日の会見で

澤村教育長
『いじめはあったが自○との因果関係は不明』
   

と発表し、調査を打ち切っており、5月22日の第1回口頭弁論では『いじめによる自○』を全面否定していましたが7月4日にアンケートの回答に自○の練習記述があったことを認めて公表しています(⊙_⊙')

さらに、当初、学校側は『いじめを知らなかった』としていましたが

校長
『自○の6日前に担任ら5〜6人で対応を協議したが、双方の生徒がいじめを否定し『大丈夫』と言っていたため『これは喧嘩だ』と結論付けた。
   

と校長が発言していますが、信じられないことに担任が加害者の3人に対して

担任
『お前ら、あんまりやりすぎるなよ』
   

いじめを黙認するかのような発言をしていたことも明らかになっていることから、Aくんは加害者と学校に殺○されたと言うべきでしょう。

滋賀県警が強制捜査に踏み切る!

大津市教育委員会の家宅捜査を終え、押収物を運び出す滋賀県警の捜査員ら
画像:毎日新聞

このような隠蔽体質の大津市教育員会と学校に対して、7月11日に滋賀県警は異例の強制捜査に踏み切ることに。

すると市教育長は翌日

澤村教育長
『いじめも自○の要因』
   

と前言撤回し、保護者説明会で発言。

また7月17日の口頭弁論では、大津市側もいじめと自○の因果関係を認め、和解協議に向けた意向を表明しました。

そして翌日の18日にはAくんの父親が加害者3人について

  • 暴○
  • 恐喝
  • 脅迫

などを始めとした6つの容疑で滋賀県警大津署に告訴し受理されました。

が、実はそれまで3回、同署に被害届を提出していましたが受理されていなかったのです...

2ちゃんねる『鬼女板』で加害者の個人情報の書き込みがされ、拡散される

連日の報道でセンセーショナルなイジメの実態はもちろん、衝撃を与えましたが、さらなる衝撃を与えたのはネット掲示板2ちゃんねる(現在の5ちゃんねる)の『鬼女板(きじょいた)』でした(⊙_⊙')

ちなみに鬼女とは、既婚女性→既女(きじょ)→鬼女(きじょ)というように既婚者女性の略称なのですが、彼女たちは加害者の身辺を隅々まで調べて、その個人情報を大量に書き込み、それがどんどん拡散していったんです(*´Д`*)


主犯格木村束麻呂の父親とされる木村真束

また主犯格の木村束麻呂の父親の後輩と名乗る人物が彼について語るブログがあったり、別の加害者少年は2ちゃんねる上で『改名を繰り返している』と書き込まれ、またもう1人の加害者少年の父親については『〇〇高校出身で、○予備校にいて、○大医学部に受かった人じゃない?』というかなり詳しい書き込みがありますが、その真偽のほどは定かではありません。


SHIN
『モザイクなしが見たい人は【大津いじめ 木村父親】で検索してみてちょうだい』
   

デヴィ夫人が自身のブログで大津市いじめ自○事件の記事を書くが...

以前、タレントでスカルノ大統領夫人のデヴィ夫人が、この事件に関連する情報(ネットで集めた)を自身のブログで掲載したんです(⊙_⊙')

しかし、この時に掲載された写真の中に事件とは関係のない人物の写真が含まれており(加害者少年の母親と記載)、その結果、デヴィ夫人は告訴されています。

当時、デヴィ夫人はネットの情報=正しいと判断したんだと思いますが、実際はネットの情報が全て正しいわけでなく、また思い込みによって事件と無関係の人をあたかも関係者のように信じ込んでしまうケースもあるので注意が必要ですね✅

ちなみにですが、デヴィ夫人はブログで加害者の実名を暴露した記事を書いており、現在はその部分は削除されていますが、大津市いじめ自○事件の記事自体は今でも読めるので、気になる方はこちらから読めます。

加害者の書類送検・少年審判

Aくんの父親

2012年12月27日、滋賀県警は事件の加害者3人のうち2人を書類送検し、残る1人は当時、13歳であり刑事罰の対象にならなかったため、暴行などの非行事実で児童相談所に送致されました。

県警はこの事件に関連する27件の犯罪行為を調査し、暴行、器物損壊、窃盗の3つの容疑について合計13件を立件しました。

ただし、個々の容疑や非行事実については、少年事件を理由に具体的に明らかにされず、また犯罪行為についての認否に関しても詳細は述べず、容疑を否認する場合や行為を認めるが犯意を否定する場合などがあったと説明。

県警の大山洋史生活安全部参事官は、いじめがあったと述べつつも、自○との因果関係については「推測や臆測に基づく説明は誤解を招く可能性がある」と述べ、結論は出ていないとし、また当初、被害届を3回にわたり不受理としたことについては、「被害者の苦しみに対してもっと敏感であるべきだった」とし、遺族に謝罪しています。

なお、Aくんがやらされた「自○
の練習」に関しては、他の生徒からの聞き取り結果から、具体的な内容などは確認できず、度胸試しの一環であったと判断され、強要容疑での立件は見送られました。

一方、学校などへの捜索容疑として浮上した体育祭での暴行容疑については「体育祭の中で同様の行為が遊びとして行われていた生徒が多く、犯罪との区別が難しい」として、立件の是非が慎重に検討されました。

さらに、3人のうち1人による女性教師への暴行事件および別の1人が他の同級生に対して起こした暴行事件に関しては書類送検の処分が取られたのです。

遺族は7720万円の損害賠償請求を提訴するが...

2012年2月24日、遺族は加害者の同級生3人とその保護者、大津市に対して7,720万円の損害賠償請求を大津地方裁判所に提訴。

これに対して当初、大津市は争う姿勢を示していましたが、事実関係が明らかになると態度を変え、和解交渉する意向を示します。

しかし大津市教育委員会の澤村教育長は、

澤村教育長
『和解の意向は市長の独断であり、教育委員会としては従来通り『いじめと自○との関連性は判断できない』
   

と市の判断は受け入れ難いとします。

加害者の保護者らは事実誤認があるとして同校の校門でビラ配りを行うとともに、さらに自○は被害者宅の家庭環境に原因があるとしたのです。

2015年3月17日、大津地裁は大津市が設置した第三者委員会の報告書に基づき、いじめの存在を正式に認定し、生徒が自殺企図の意向を事前に漏らしていたことも指摘し『学校や教育委員会が適切な措置をしていれば自○を防げた』と判断します。

これによって大津市側は安全配慮義務違反を認め支払い済みの見舞金2,800万円に加えて、和解金1,300万円を支払い、また学校や教育委員会が謝罪するとの内容の和解勧告が提示されたことで、遺族側と大津市との合意が成立。

2019年2月19日、大津地裁は同級生3人のうち2人に対して、約3758万円の支払いを命じる判決を言い渡し、もう1名に関しては『一体的となっていじめに加担したとは言えない』という理由で、損害賠償及び管理責任を認めない判決となります。

しかし...

2020年2月27日、大阪高裁の二審では元同級生2人に計約3750万円の支払いを命じた一審の判決を変更し、賠償額は2人に計約400万円にまで大幅に減額されてしまいます(*´Д`*)

これは両親が別居していたことや男子生徒が無断外泊した際に父親が顔をたたくなどしていたことなどを踏まえ、両親側にも家庭環境が整えられずに男子生徒を精神的に支えられなかった過失があるとして、損害額から4割を減額し、大津市からの和解金の額を差し引いた計約400万円が相当とします。

この判決に対して遺族側は不服とし2020年3月12日に最高裁に上告しますが2021年1月21日に、最高裁はこれを退け約400万円の支払いを命じた大阪高等裁判所の判決が確定します。

大津市いじめ自○事件がきっかけとなり『いじめ防止対策推進法』が成立する

この事件がきっかけとなり、2013年4月に与野党6等によって『いじめ防止対策推進法』が国会に提出され、2013年6月21日に参議院本会議で賛成多数により可決成立されました(⊙_⊙')

大津市の事件では教育現場での隠蔽体質が問題視されたため、重大ないじめの場合には自治体や文部科学省への報告義務が課せられることになり、またいじめへの対応がなされず自○に至ったことより、各学校にいじめ対策の為の組織を常設するよう定められました。

さらにネット上でのいじめについても対策が強化され、いじめ犯罪行為を伴う場合は、ただちに警察への届出を行うことも明記されました_φ( ̄ー ̄ )


SHIN
『政府による国民いじめ防止対策推進法も成立して欲しい_:(´ཀ`」 ∠):』
   

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