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ウイルス性出血熱のラッサ熱とは!?

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ラッサ熱はエボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、マールブルグ病と同じウイルス性出血熱
これらの4疾患はウイルス性出血熱の四天王と言えるでしょう(⊙_⊙')

今年の初め頃にナイジェリアでラッサ熱が流行して
1月だけで41人が死亡しました😨

今回はウイルス性出血熱のラッサ熱にスポットを当てていきたいと思いますᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ

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ラッサ熱はラッサウイルスによってひき起こされる!

ラッサウイルス(Wikipedia)

ラッサ熱はラッサウイルスに感染することでひき起こされます😷

1961年にナイジェリアにラッサ村で初の感染者が発生し、村の名前から『ラッサウイルス』と名付けられました(⊙_⊙')


ラッサ熱は主にナイジェリア、リベリア、セネガル、ギニア、シエラレオネなどの西アフリカを中心に毎年流行しています😷

日本では1987年にシエラレオネからの帰国者がラッサ熱を発症しました(⊙_⊙')

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ラッサ熱の致死率は低い!?

ラッサ熱は他のウイルス性出血熱に比べて致死率が低く1〜2%であると考えられています👀

感染者の80%は軽症で20%が重症化します。

致死率は低いですが西アフリカでは年間10〜30万人が感染し、5000人がラッサ熱によって命を落としているので侮れませんね💦

更に妊婦が感染すると重症化しやすく流産するリスクが高まります(⊙_⊙')

ラッサウイルスの感染経路は?

マストミス 出典:国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所

ラッサウイルスはマストミスというネズミの糞尿に汚染された環境や物品への直接接触、汚染された食品の摂取等で感染します😷

またラッサ熱の患者の血液、体液や排泄物への接触でヒトからヒトへ感染してしまいます(⊙_⊙')

コロナウイルスのように飛沫感染や空気感染によるヒトからヒトへの感染は起こらないとされていますが

アフリカ流行地では医療従事者が適切に個人防護具を使用していなかった場合や、汚染された医療器具などを介してラッサウイルスに感染することがあり、院内感染の原因となっています🏥

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ラッサ熱の症状!後遺症も!?

潜伏期間は5日〜20日前後で全身倦怠感、発熱、頭痛、咽頭炎症状、咳、嘔気・嘔吐、下痢、筋肉痛、胸背部痛、腹痛などを伴って発症します😷

そして後遺症で聴覚障害が起きることがあります👂

今年の初めにナイジェリアでラッサ熱が流行!

【1月29日 AFP】アフリカ中西部ナイジェリアでラッサ熱が流行しており、今月だけで計41人が死亡した。同国疾病対策センター(NCDC)が28日、発表した。感染が確認された地域が広がっているとされる。

 同センターによると、今月初めから26日までに19州で確認された感染者数は計258人に上り、うち5人は医療関係者だという。
ナイジェリア・エド州の医療関係施設で展示されたマストミス 出典:(c)PIUS UTOMI EKPEI / AFP

また2018年もナイジェリアでラッサ熱が流行して4月の時点で142人が死亡したとNCDCが発表しました🥶

ナイジェリアやその他の西アフリカ諸国では衛生面の問題があり、マストミスの糞尿などで水や食べ物が汚染されているのが原因でラッサ熱が流行するんだと思いますね(⊙_⊙')

ラッサ熱の診断は難しい!?ワクチンはある?

ラッサ熱は症状が多彩でその他のウイルス性の出血熱との区別が付きにくい為、診断が困難となります💦

そしてラッサ熱に有効なワクチンは現在存在しません(⊙_⊙')

ラッサ熱の初期の段階であれば抗ウイルス薬リバビリンという薬がラッサ熱に対して有効と考えられています〆(・∀・@)

ラッサ熱の予防に必要なこと!

ラッサ熱の予防法として効果的と考えられていることは、マストミスを始めとするげっ歯類を抑止する為に衛生環境を整えることです。

ゴミを家の近くに捨てず、遠く離れた場所でゴミの処分を行うことや家庭環境を清潔にすること、猫を飼育するが有効であると考えられています👀

アフリカはラッサ熱以外のウイルス出血熱も度々流行しますが、その他の出血熱に対しても衛生環境を整えることで感染リスクを下げることが可能でしょう(⊙_⊙')

しかし、この問題は世界が協力しないとなかなか簡単には実現しないと思います💦

汚染されていると分かってても、汚染水や汚染された食べ物を摂取している人がアフリカ大陸には大勢います。

日本ではこのような劣悪な環境は考えられませんが、世界ではこのような環境で生活を強いられている人達がいることを知る必要がありますね(⊙_⊙')


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