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Z-340
画像:カラパイア
私の捜査を楽しんでくれているだろうか。テレビで私について語る人物は私ではない。ガス室は怖くない、私を早く天国へ送ってくれるから。今や自分に仕える奴隷も十分いる。他の連中が天国へ行っても何もありはしない。だから死を恐れる。私は恐れない。天国の死における私の新しい人生は安楽なものだろう。

50年以上の時を経てゾディアックの暗号文Z-340が解読されて話題になりましたが

暗号が解読されたのにも関わらずゾディアックの正体は現在も不明のままです(⊙_⊙')

これまでゾディアック事件の犯人候補は何人かいましたが確信を持ってこの人物がゾディアックだと言える人物はいなかったんです👀

しかし2015年に発売された『殺人鬼ゾディアック』の著者ゲーリー・スチュワートは自分の父親がゾディアックであると主張しています。(以下ゲーリー)

この本を全て読み終わった時にこの人物は極めてゾディアックの可能性が高いと確信できる内容

今回は『殺人鬼ゾディアック』の内容を元にゾディアック事件の全貌を書いていきたいと思います!

(かなり長くなると思うので覚悟して読んでくださいw)



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ゲーリー・スチュワートは養子に出されていた!?

ゲーリー・スチュワート

ゲーリーはロイド・スチュワート(養父)とリオーナ・スチュワート( 養母)夫妻の養子として育てられました

ロイドとリオーナは本当の子供のようにゲーリーを愛して幸せな生活を送っていたのです。

ゲーリーが39歳の時のある日のこと1本の電話がスチュワート家にかかってきた。

この電話によってゲーリーの人生は一変することに...

ゲーリーの実の母”ジュディス・ギルフォード”

ゲーリーの母ジュディス・ギルフォード
画像:殺人鬼ゾディアック

リオーナが電話に出ると女性は『 サンフランシスコのジュディス・ギルフォードといいます。あなたの息子ゲーリーの生みの母だと思います』(以下ジュディ)

この言葉にリオーナは言葉を失う。

なんとか正気を取り戻したリオーナは『どういう理由でゲーリーの母親と思うのか?』と聞くと

ジュディは『委託先のファイルからの情報です。私はそちらの生活に立ち入るつもりはありません』

『ただ、ゲーリーに出生についての情報を提供したいだけです。彼が望むのならですが...』

『お願いです。写真と手紙を送らせて下さい』

このような内容に対してリオーナは『主人に相談してからゲーリーに話してみます』と言うと

ジュディは『ただ情報を送るだけでその後に何が起きても受け入れます』と。

それから数日後にジュディからの宅配物がスチュワート家に届いた。

その中にはジュディの写真が入っていました👀

スチュワート夫妻はその写真を見た瞬間にジュディはゲーリーの母親であると確信したのです。

(顔の特徴がそっくりだった)

そして実の母親から連絡があったことをゲーリーに伝えることを決めた...

ジュディの手紙の内容!

ジュディの手紙にはゲーリーを産んだ時は”15歳でカリフォルニアから家出をしていた。”

ヴァンとは結婚をしていたがジュディは未成年だったためジュディの母親に婚姻は無効化された。”

”若い二人は逮捕され、カリフォルニアに送還された。

最終的にジュディは母親に引き取られたが、それに当たり母親がつけた条件は生後2ヶ月のゲーリーを養子に出すことだった。

などが書き記されていたのです(⊙_⊙')

母親の写真と手紙を見る度にゲーリーは母親に電話をしようと考えたのですが

最初は躊躇してしまいます。

理由はロイドとリオーナは素晴らしい育ての親で生みの親ジュディにコンタクトを取ることが申し訳なく感じていたから。

しかしゲーリーは同時に本当の自分について知りたい、生みの親ジュディに会ってみたいという衝動にも駆られていた...


意を決してジュディに電話をかけるゲーリー!

意を決してゲーリーはジュディに電話をかけますがこの時はジュディが電話に出なかったため

留守番電話にメッセージと自分の電話番号を残した。

そしてこの日の夜にジュディの方から電話がかかってきたのです。

『もしもし、ジュディ・ギルフォードです』

母の声を聞いたゲーリーは最初、泣き出してしまいなかなか話すことができなかった。

『信じて貰えないかもしれないけど愛しているわ。いつだってずっと愛していたわ。』

ジュディが震えた声で言った。

それを聞いたゲーリーは『あなたには孫がいるんです。10歳でザックと言います。』

2人は長い時間話し続けた。

そしてこれから新しく関係を築いていこうということで2人は一致。

ゲーリーとジュディが39年ぶりに会話をしたこの日は『母の日』だった。


39年ぶりの再会を果たしたゲーリーとジュディ!

2002年6月1日、ゲーリーはジュディに会うために息子のザックを連れてニューオリンズ国際空港までドライブしカリフォルニア州オークランド行きの飛行機に乗った。

機内でゲーリーは緊張しながら窓の外を眺めていた。

そして飛行機が着陸するといよいよ運命の時が訪れる。

飛行機から降りたゲーリーは緊張で大量の手汗をかいていたのでズボンで拭いた。

生みの親にもうすぐ会える喜びと不安が同時に込み上げてくる。

数分後、ターミナルのはるか向こうに送られてきた写真に写っていた男性と並んで立つジュディの姿を見つける。

ジュディは背が高く、髪の毛は写真よりも短く、色はブロンドに近い。

ジュディと目が合うとゲーリーの歩みは速まった。

ゲーリーは自分と同じ真っ青な目をしたジュディを見た瞬間に『この女性は自分の母親』だと確信した。

2人は抱き合いゲーリーは『ママ』と囁く。

ジュディは『ゲーリー、私の息子』と震える声で言った。

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ゲーリーの父親の名前は”ヴァン”

母親と再会を果たしたゲーリーはその後ザックとフランク(ジュディのボーイフレンド)の4人で食事を楽しんだ。

ゲーリーとジュディは話したいことが山のようにあったがこの時は軽い会話だけに留めていました。

(2人だけでじっくり話す必要があったので)

その日の夜、フランクとジュディが住むアパートで2人は朝方まで語り明かした。

翌朝、2人は教会に行く約束をして午後は4人でドライブをすることに...

ドライブの最中にゲーリーはジュディに聞きたくて堪らなかった質問をした。

再会して以来、2人とも触れることを避けてきた質問を。

『ママ...僕のお父さんは誰なんですか?』

するとジュディは両手をハンドルに乗せたまま咳払いをし、ゲーリーは母がナーバスになっているのがハッキリとわかった。

ジュディは『名前はヴァン。フルネームは思い出せないわ』

『彼とは すごく若い時に出会い、駆け落ちした』と言った。

さらに『 ともかくニューオリンズにたどり着いたの。そして結局、私は妊娠した。 ある日、あなたはまだ生後3ヶ月位だったと思うけど、彼があなたをバトンルージュに連れて行った。 まだ車がなかったから、電車で行ったと記憶しているわ。 あなたを教会に連れて行ったの。彼があなたを連れずに戻ってきたので、私は彼の元を去った』

『 彼は私がいなくなったのでカンカンに怒って私のことを警察に通報したの』

この後もゲーリーは父親についてジュディに色々と聞こうとしますが

ジュディは明らかにヴァンを探して欲しくなさそうでした。

それから数ヶ月間、ゲーリーは自分の父親について色々考えるようになり

父親を探すことを決意をします。

ゲーリーは父親探しのために集めた情報によってゾディアックの正体が父親だと確信することになるとはこの時点では思いもしなかった...

ジュディとヴァンの出会い!”アイスクリーム・ロマンス”

1961年10月アール・ヴァン・ベスト・ジュニアは”ハーバーツ・シャーベット・ショップ”から通りを隔てた古本屋の前のベンチに座っていた。

するとナインス・アヴェニューとジュダ・ストリートの角にスクールバスが止まり1人の美しい少女が元気よく飛び出してきた

ヴァンはその少女を穴が開くほど見つめる。

そしてヴァンは少女に『こんにちわ』とチャーミングな笑みを浮かべ優しく声をかけた。

少女もヴァンに『こんにちわ』と微笑みを返すとアイスクリーム・パーラーの方に曲がっていく。

ヴァンはついていき『ぼく、ヴァン。きみは?』

『ジュディ』

そして2人はアイスクリームを食べながら話すことになり

これがヴァンとジュディの出会いのきっかけで後に”アイスクリーム・ロマンス”と報道されます(⊙_⊙')

ヴァンがジュディに年齢を聞くとジュディは『14歳』と答えた

ヴァンはジュディがとても大人びていたので『ありえない』と呟く。

この時のヴァンの年齢は27歳でしたがジュディに一目惚れをして何としても彼女を我が物にしたいと考えるように

そしてこの少女との出会いこそが殺人鬼・ゾディアックを誕生させるキッカケとなる...

ジュディもヴァンに惹かれるように!

『どこに住んでるの?』ヴァンが尋ねるとジュディは『公園のそばよ。セブンス・アヴェニュー』

ヴァン『両親と?』ジュディ『ママと継父。でも私、あの人嫌い。意地悪なんだもん』

『僕にも意地悪な継父がいるんだ』ヴァンは言った。

そして小声で『ぼくは絶対にきみに意地悪なんてしないよ』と小声で付け加えた。

ジュディは小さく笑って立ち上がると『もう帰らなくちゃ、叱られるわ』とその日は別れた。

ヴァンはジュディが視界から消えるまで見送り続けた。

翌日、ヴァンは再びアイスクリーム・ショップの前に立ちスクール・バスが来るのを待った。

もちろんジュディに会う目的で。

するとバスが止まりジュディが出てくる。

ヴァンが声をかけるとジュディは『あら、ここで何をしているの?』

『きみを待っていたんだよ。家まで送らせてくれよ』

すると『 とんでもない。男の子と一緒に歩いてるところを見られたりしたら大変、ママが怒り狂うわ』

ジュディの母親・ヴェルダはジュディの父親と数年前に離婚していた。

彼がひどく厳格で 娘たちを虐待するのに耐えられなかったから。

体罰は両親の離婚により終わったがそれでもジュディは時々父が恋しくなった。

ヴェルダは海軍技師のヴィック・キリツィアという男と再婚したが

この男がヴェルダのことを度々侮辱するのでジュディは継父が大っ嫌いだった

しかしヴァンは継父とは違って優しい男性...

多感な時期で愛に飢えていたジュディにとってはこの時のヴァンは魅力的な存在だった...

次第にジュディはヴァンに惹かれていくようになった...

(この続きはまた後で書きます!)

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ヴァンの父親・アール・ヴァン・ベスト・シニアと母親・ガートルード!

ヴァンの父・アール・ヴァン・ベスト・シニアは1904年10月16日にクリスチャンの家庭に生まれた。(以下アール)

しかし、わずか2歳で父親が奴隷農夫に撃たれて殺されるという悲劇に見舞われる。

彼は亡くなった父が聖職に就かせようとしていたことを聞かされていたので、生涯神に仕える牧師となった。

そしアールはガートルード・マコーマック(以下ガートルード)という美しく才能豊かな女性に出会い恋に落ちた。

ガートルードは音楽の才能に満ち溢れておりピアノを弾きながら歌う彼女の声は天使の歌声と間違えるほどだった。

(母親の音楽の才能をヴァンは受け継ぐ)

2人の結婚生活は数年間は上手くいっていたが1933年にアールの兄オースチン・ヘイグッドと妻のベティ・ウィルモスがベティの職場で移された結核が原因で亡くなったことで問題が発生。

ルイーズ・ミルドレッド・アイリーン・ジェラルディンの4人の子供が残されてしまい14歳のルイーズを引き取ることに。

この当時のアールは収入があまり多くなく、食い扶持が1人分増えたことがガートルードは不満だったのです(⊙_⊙')




2人の間に子供が生まれる!しかしガートルードは...

アール(左)ヴァン(中)ガートルード(右)
画像:殺人鬼ゾディアック

1933年の終わり頃にガートルードは妊娠したかもしれないと恐れた。

なぜ恐たかというと夫婦は当時、ケンタッキー州ウィルモアに住んでおりアールが家族のためにもっと収入を増やそうと新たな資格を取るためにアズベリー神学校で学んでいたからです。

それと同時にガートルードはあることにも期待した。

子供が女の子ならアールがルイーズを追い出すかもしれない”と。

なのでガートルードは是が非でも女の子が欲しかったんです(⊙_⊙')

しかし1934年7月14日にガートルードは男児を出産

名前はアール・ヴァン・ベスト・ジュニアと名付けられた...

アールは息子をヴァンと呼ぶことに。

助産婦がガートルードの腕にヴァンを抱かせようとすると彼女は怒りから涙を流した。

彼女はヴァンを見ようともしない。

それからガートルードは育児放棄をするようになった。

そんな彼女をアールは理解できなかった。

育児放棄が何週間も続いたある日のことついにアールの堪忍袋の緒が切れた!

(本来ガートルードがするべき育児の全てをアールが代わりにやっていたから)

『ベッドから出てクリスチャンのよき母親らしく世話をしなさい。そんな振る舞いは許さない!起きろ!』

と怒鳴りつけた。

ガートルードは渋々ミルクを与えオムツを換え洗った。

しかし彼女は最低限の育児しかしなかった。


アールは日本で昭和天皇(ミカド)に招待された!?

昭和天皇
画像:wikipedia

1935年メソジストの牧師になったアールはガートルードとヴァンを帯同して日本で布教する任務を引き受けたのです。

日本でのアールの仕事は教派を超えた普遍的なキリスト教教会の設立に助力することで

この間にアールは昭和天皇(ミカド)に招待されたことがあります。

完成には5年かかったものの1941年に超教派の教会は実現する。

アールはこの事業に貢献したことを大変誇りにしていたが、東京でのハイライトは何と言っても天皇との諸見で

その時の話をしてヴァンを感心させるのを楽しんだ。

彼は息子を数あるオペラの中でも特にギルバートとサリヴァンによるオペレッタ『ミカド』に連れて行った。

(ゾディアックはミカドを引用した警告文を送りつけている)

ヴァンは日本語をマスターしていた!

6歳になったヴァンはすでに博識家になる兆候を見せていた。

ヴァンはアールが時折話すドイツ語を習得するのと同じくらいに楽々と日本語も覚えていった

アメリカ人の他の子供たちは紙の左から右へ書くことを習っていたが

ヴァンは日本語の三種類の文字(漢字・ひらがな・片仮名)を使って縦に右から左へと書くことを学んだ。

ゾディアックの暗号文Z-340には日本語的な縦に右から左へと読むことである文字が浮かぶように作られていた)

アールは海外に住むという希少な機会を息子が最大限利用するように仕向け

ガートルードはヴァンの芸術面での才能の開花を助けピアノやオルガンの演奏や絵を描くことを教えた。

(ガートルードに関しては息子への愛からではなく退屈を紛らわせるためでしたw)

浮気性のガートルード!

ガートルードはとにかく浮気性で結局これが離婚の原因になってしまいます👀

アールは妻を1人にした時の行動に疑問を抱き時にそれを口にすることもあったが

その度にガートルードは思い過ごしだと言ってアールをなだめていた。

妻の浮ついた行為と不穏な政情の板挟みとなったアールはそろそろ妻と子を本国に送り返すべきだと考えついた。

1940年10月28日アールは神戸の波止場でアメリカに向かう遠洋客船『龍田丸』に乗り込む妻と息子に『グッドバイ!』と手を振った。

しかし『あの妻にはそばでしっかり監視する夫が必要だ』というアールの親戚の助言で翌年の1941年1月に2人は日本に呼び出されたのだった。

ゾディアックの暗号の原点!”アールとヴァンの暗号解読ゲーム”

1941年12月7日に日本帝国海軍がパールハーバーを爆撃し2402人のアメリカ人が命を落とすことに。

翌日、アメリカ合衆国は日本に宣戦布告。

日本で6年過ごしたアールでしたが彼に一切の迷いはありませんでした。

そしてアールは『軍の従軍牧師学校』に行く決意をする。

軍牧師学校では聖職者の仕事をしていない時、アールは諜報部員として敵軍の暗号化されたメッセージの探知や解読を行なった。

アールは海軍の休暇で家に帰ると数字・日本語・記号・ドイツ語・英語の文字を使った簡単な暗号の作成と解読方法をヴァンに教え始めた。

ヴァンは優秀でしばしばアールが暗号化したメッセージを素早く解読してみせた。

アールは感心し、1回ごとにより難しい暗号を作ろうとした。

そのうちヴァンは自分で暗号文を作りアールに解くようにせがむようになっていった。

この暗号解読ゲームはアールがヴァンの学習のためのゲームとして始めたものでした。

後にヴァンがゾディアックとしてこのゲームを悪魔の所業に使うことなどこの時のアールには知るよしもなかった...

アールとガートルードは離婚!

戦争が終わるとアールはそれ以上の羞恥に耐えられなくなった。

(妻ガートルードは他の男との浮気を繰り返していたから)

アールはメソジスト派にあって離婚が許されないことを百も承知の上で妻に離婚を求めた。

『きみから離婚届を出してほしい。 なぜなら、息子に父親に捨てられたと思いながら成長して欲しくないからだ。ただし、きみが息子を引き取る事は許そう』

『 子供には母親が必要だ。夏の間は私のもとに送ってくれていい』

こうして2人は離婚することになったのです(⊙_⊙')

ヴァンは父親と一緒に暮らしたいと必死に頼みましたがアールは子供は母親と暮らすべきだと言い張った。

『お前は大丈夫だよ』アールは言った。

しかし後にアールはたった1人の息子を別れた妻と暮らさせた決断を生涯悔いることになる...

ヴァンとウィリアムの出会い!

従兄弟との集合写真。一番右がヴァン

ガートルードはアールと離婚したあと、ジョン・ハーラン・プラマーという男性と出会い結婚。

彼はヴァンに対して全く寛容でなく、ガートルードが少しでも息子に気遣いを見せると嫉妬したのです。

ヴァンはすぐさまハーランから距離を置くことを学んだ。

家庭で孤立したヴァンには本と鍵盤だけが心の拠り所でした。

しかしウィリアム・フセヴォロド・ロームス・フォン・ベリングスハウゼンという名の少年との出会いがヴァンの全てを変えた。

学校でのヴァンはイジメに近いものを受けていた。

母親のことや外見(メガネ)的なもので。

しかしヴァンが周りの生徒に馴染めなかったのはヴァンのインテリ部分が嫌味ったらしかったからですw

(例えば相手が誰であってもドイツ語で話すなど)

しかしいつものようにドイツ語で話しかけた少年は他の生徒とは反応が違いドイツ語で返してきたのです。

(ウィリアムはドイツと中国のハーフ)

これをきっかけにヴァンとウィリアムは仲良くなり、互いの授業のスケジュールを合わせ始めるように。

(またのちに『超人ハルク』で有名になったビル・ビックスビーとも友達になった)


ウィリアムはヴァンがゾディアックになる前までの付き合いとなり、またゲーリーにヴァンの貴重な情報を提供した人物となります。


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