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【ミルウォーキーの食人鬼】ジェフリー・ダーマー/自宅の冷蔵庫には人肉が!?

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ミルウォーキーの食人鬼』の異名を持つジェフリー・ダーマー、彼はその異名の通り『人を食べる悪魔』だったのです(⊙_⊙')

この記事では事件の概要、ジェフリー・ダーマーの持つカニバリズム、生涯などを中心に紹介していきます。

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黒人の若者がジェフリーダーマーに襲われた!

ハイスクール時代のジェフリー・ダーマー

1991年1月22日の深夜のこと。

ミルウォーキーのダウンタウンにある北25番街を2人の巡査がパトロールしていると、突然通りの向こうから『助けて!!』と悲鳴が聞こえた

その声を聞いた巡査はパトカーを止めると黒人の若者が前方からものすごい勢いと形相で走ってきた

この時なぜか若者の左手首に手錠がぶら下がっていたんです(⊙_⊙')

若者はトレイシー・エドワーズと名乗ると2人の巡査に『頭のおかしい白人の男に近所のアパートで殺されそうになった!!』と訴えたので巡査たちはエドワーズの案内でアパートに向かった...

巡査たちがジェフリー・ダーマー宅の悪臭に気づく!

ジェフリー・ダーマー
画像:殺人博物館

問題の男の部屋は政府の家賃補助が出る安アパートの213号室で巡査がチャイムを鳴らすと長身でイケメンの白人男性が顔を出した。

彼はエドワーズを見ても顔色ひとつ変えることなく落ち着いており、また大人しそうな男でとても人を殺しそうには見えなかったため、巡査2人はエドワーズに担がれたのかもしれないと思ったのです👀

男は『ジェフリー・ダーマー』と名乗り、巡査がエドワーズの腕にはめられた手錠を指して説明を求めると、それまでの落ち着きはなくなり明らかな動揺を見せた。

そのとき、2人の巡査はダーマーの部屋の中でなんとも言えないような悪臭が漂っていることに気づき、直感的に『この男はおかしい』と感じた。

そして巡査が手錠の鍵を出すように強く求めると、ダーマーは突如として狂ったように暴れ出した。

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冷蔵庫の中に人間の頭が入っていた...

ダーマーの部屋にあった酸入りの容器
画像:カルロ・グローチェ

巡査たちが部屋に踏み込むと、ダーマーとつかみ合いになったのでダーマーを倒してうつ伏せにして後ろから手錠をかけて取り押さ、巡査の1人がエドワーズが殺○れそうになったという寝室に入ると、窓の下に青いポリ容器が置いてあり、それが悪臭の発生源であると思われた。

また壁には多くの写真が貼られていて、そこには人間の切断された胴体らしきものが写っていた。

しかしこの部屋にはもっと凄いものが隠されていた...


ダーマーの部屋にあった問題の冷蔵庫
画像:カルロ・グローチェ

この頃にはダーマーの部屋の入り口には多くの野次馬が集まっており、巡査の1人が冷蔵庫の中身を調べるために開けると、野次馬が悲鳴を上げた。

冷蔵庫の中に人間の頭が入っている!!』と。

警察の家宅捜査の結果、寝室の窓の下に置かれたポリ容器からは人間の胴○が3つ冷蔵庫からは人間の頭○が3つと肉片や内臓を入れたビニール袋、書類棚・箱・鍋の中から人間の 頭○骨が合計7つも見つかったのです🥶

鍋の中の頭部は煮られている途中で、またバラバラに解体された人間の死◯が写っている写真が大量に見つかった)

また捜査官たちが家宅捜査を行っている間、拘束されたダーマーは目を血走らせて、まるで動物のような唸り声を上げ続けていたそうです(⊙_⊙')

その後の捜査によってジェフリー・ダーマーがこれまで行ってきた悪魔の所業の全貌が明らかになり、彼はこれまでに計17人の若者を絞○、屍○した殺人鬼でそのあまりにもセンセーショナルな内容に全米が震撼したのです。

単純な犠牲者の数でいえばテッド・バンディやゲイシーの方が上ですが、ダーマーは彼らとは決定的な違いがあり、それは『自宅で死体を解体して、その肉を食べていた』という点でダーマーのアパートの冷蔵庫には人肉以外の食材がほとんど入っていなかったそうです。


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ダーマーの生涯:孤独に過ごした幼年期

裁判所に出廷するダーマー
AP/アフロ

ジェフリー・ダーマーは1960年5月21日にウィスコンシン州ミルウォーキーで父・ライオネルと母・ジョイスの長男として生まれます。

父・ライオネルは勤勉な努力家で非常に多忙だったため、ダーマーにほとんど構うことができず、また両親は2人とも気の強い性格で、夫婦喧嘩が絶えなかったようです👀

ダーマーのIQは高かったのですが学校の成績は悪く、また彼は物静かな少年で他人との接触を極端に恐れていました。

父の仕事はさらに多忙を極め、母は次男を産んでから精神不安定の状態になり彼女はダーマーが10歳の時に入院してしまう。

ダーマーは悩みを打ち明けれる相手がおらず、孤独の中で次第に病んでいったのです。

また彼はかなり早い段階で動物を虐○することに喜びを感じるようになり、道端に転がっている動物の死骸から肉を剥いだり、犬の頭○を杭に突き刺したりした。

しかし、両親はダーマーの異変には全く気づかなかったのです。

彼が初めて殺○を犯したのは18歳の時でこの頃、彼は自分が同性愛者であることに気づいていましたが、友達を作ることさえできないダーマーは恋人を作ることを諦めていました。

ダーマーにとっての理想の恋人とは自分を決して裏切らず、自分から逃げ出さない存在

つまり『死◯』こそがダーマーの理想の恋人だったというわけです(⊙_⊙')

殺○の欲求が抑えられなくなったダーマー

ダーマーの犠牲者たち
画像:世界を驚かせた怪事件・猟奇事件

ダーマーは18歳の時に両親が留守中に連れ込んだ19歳の少年をバーベルで撲○し、理由は『帰って欲しくなかったから』デニス・ニルセンと共通した殺○動機といえます(⊙_⊙')

(帰ってきた両親は息子が家で殺○を犯し、死○を床下に埋めたことには気づかなかった。)

同年、両親の離婚が成立するもダーマーはどちらにも引き取られなかったのです。

殺○を犯してしまったこと』『両親に見捨てられたこと』にショックを受けたダーマーは次第にアルコールに依存するように...

その後、 大学に入学しますが1学期終了と同時に退学、続いて陸軍へ入隊しますが除隊させられてしまい、このどちらも『ア○コール中毒』が原因でした。

陸軍除隊後は経済的安定を求めてチョコレート会社に就職。

しかし、この頃からダーマーはそれまで抑えていた殺○への欲求が一気に高まり、『殺○→解体→調理→食べる→頭蓋骨を記念品として保存』という悪魔のルーティーンを逮捕されるまで続けたのです。

ダーマーから逃げ出したラオス人の少年の運命...



1991年5月26日にコネラク・シンサソンフォンというラオス人少年がダーマーに睡眠薬を飲まされた上に、脳に塩酸を注入されました。

その後、ダーマーは少年を放置して外出し、帰って来るとなんと!?

少年がフラフラしながら外を歩いているではありませんか💦

騒ぎになり警察が駆けつけるとダーマーは

ダーマー
『彼は僕の恋人で喧嘩をしただけです』

と弁解。

その言い分を信じた警官はダーマーに少年を預けて去ってしまい、警官が帰るとダーマーは少年を絞○し、バラバラにして食べてしまったのです...

裁判で『ジェフリー・ダーマーは精神病ではない』と判断される!

ジェフリー・ダーマーと弁護士
画像:AP/アフロ

18人目の犠牲者になりかけたトレイシー・エドワーズが隙をついてダーマーから逃げ出したことで、ダーマーの悪魔の所業がようやく明るみになりました。

しかし意外にも逮捕後のダーマーは『ほっとした様子』で取り調べを受けていたようです(⊙_⊙')

彼は自らの殺○衝動を抑えることができなかったため、逮捕されたことでもう人を殺○なくて済むことに安堵したのかもしれません👀

ジェフリー・ダーマーの裁判は1992年1月27日に始まり、裁判の焦点は犯行時に彼が『正気だったかどうか』でした。

弁護側と検察側の双方が精神科医を呼び、計7人が証言台に立ちましたが、最終的に判事は『ダーマーは精神病ではない』と結論を下し、15回以上の終身刑を宣告されたのです。

(ダーマーが死刑ではなかった理由はその時すでにウィスコンシン州では死刑が廃止されていたから)

1994年11月28日の朝、コロンビア刑務所の浴室でジェフリー・ダーマーの撲○死体が発見され、犯人は囚人で『神の命令に従ってあの男を殺○た』と主張したのです。

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