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敵の目を狙って毒を遠くまで飛ばすコブラ『スピッティングコブラ』

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毒ヘビの代名詞的存在のコブラの仲間は世界におよそ240種類いると言われていますが有名なのは世界最大の毒ヘビ・キングコブラや笛に合わせて踊るような動きをするインドコブラですよね♪( ´θ`)ノ

しか〜し!!!

そんなコブラの中で『スピッティングコブラ』といわれるものがいるんです👀

スピッティングコブラは直訳すると『毒噴きコブラ』という意味で名前の通り、毒を遠くまで飛ばして敵を攻撃するという非常に恐ろしいコブラちゃんなのデス🥶

この記事ではスティッピングコブラの特徴的な毒の飛ばし方やその目的、毒の強さなどを中心に紹介していきます〆(・∀・@)

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スピッティングコブラの牙の仕組み!

スピッティングコブラの牙の仕組み
画像:最恐猛毒動物50より

管状の牙を持つ毒ヘビの場合は牙の根元から先端に注射器のように管が通っていて、そこを毒液が流れるのですが、『スピッティングコブラの場合は管は先端ではなく手前で開いており、さらに牙の前側に出口があるので根元から送られてきた毒が前に飛ぶ

という仕組みになっているので毒を遠くに飛ばせるわけです〆(・∀・@)

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敵の目を狙って毒を発射!?

リンガルス
画像:Willem Van Zyl/iStock.com

スピッティングコブラの1種リンガルス(リンカルス)は全長は最大で1.2mでアフリカ南部にのみ生息しています。

毒は主に神経毒で細胞を破壊する毒も含まれているので獲物を捕らえる際には極めて有効に働きます_:(´ཀ`」 ∠):

ではリンガルスを始めとするスピッティングコブラは『一体何のために毒を飛ばすのでしょうか?』

モザンビークドクフキコブラのスピッティングの様子
画像:Steven Gilhan

スピッティングコブラは大きな動物に脅されると、コブラ特有のポーズをとり、相手の目をめがけて毒液を発射。

その距離は2.5mも飛ばすことが可能で狙いも非常に正確です(⊙_⊙')

毒液は他のコブラ類とは違い水状で粘性は低いのですが万が一目に入った場合は激痛を伴い、多くの動物は苦しみのあまりに目を引っ掻いてしまいます。

すると傷口から毒が体内に入り込んでしまい、次第に発熱、眠気、吐き気、腹痛、痙攣、めまい...などの症状が現れます。

もし、人間の目に入った場合は最悪、失明するので非常に恐ろしい毒ヘビと言えるでしょう。

またこの毒攻撃でも相手が怯まなかった場合は最後の手段として、ひっくり返って死んだフリをするようですw

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アジアにもスピッティングコブラがいる!?

マラッカのホテルに現れたスピッティングコブラ
画像:Wikipedia

スピッティングコブラの1種がマレーシア・マラッカのホテルの1室に現れたことがあります👀

ホテルで眠ろうとベッドに入ったオランダ人観光客が枕の下に潜んでいたコブラに襲われてしまい、男性は身をかわしたものの毒液が右目に入り、角膜を損傷

男性の悲鳴を聞いて駆けつけた従業員がすぐに病院に連絡し、男性は処置を受けたため命に別状はありませんでしたがしばらく右目が見えない後遺症が続いたそうです(⊙_⊙')

(コブラは従業員によって殺されました)

男性を襲ったコブラはマレーシアやタイに棲息する種類のもので体長は最大1.6mまで成長、毒液を獲物の動物に飛ばしては視力を奪って咬みついて捕食するという手口で知られているヘビでした。

このようにアジアにもスピッティングコブラの仲間が棲息しているのでこれらの国に行く際は十分に注意する必要がありますね👀

2007年に発見された新種『ジャイアントスピッティングコブラ』

ジャイアントスピッティングコブラ
画像:Lika Ivanova

2007年にアフリカ・ケニアで全長約2.7mのスピッティングコブラが見つかり、新種であることが判明しました。

この新種は毒を飛ばすコブラの中では世界最大でその毒は人間15人分の殺傷力があります_:(´ཀ`」 ∠):

発見当時、動物保護団体ワイルドライフ・ダイレクトのリチャード・リーキー会長はこれ以外にも多くの未発見の種が存在することを示していると指摘しています。

しかし、環境破壊によってその多くは絶滅に向かっているようです(⊙_⊙')

この新種のスピッティングコブラはケニアだけでなく、ウガンダ、エチオピアなどに棲息すると見られ、現在はジャイアントスピッティングコブラと呼ばれています〆(・∀・@)

<参考文献:最恐猛毒動物50>

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