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首狩り族は干し首をどうやって作っていたのか!?首を狩る意味とは?
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現代では首狩りの風習は、ほとんど消滅してしまったと言われていますが

1960年代頃までは『首狩り』を行う首狩り族は存在していました(⊙_⊙')

首狩り族にとって『首を狩る』という行為にどのような意味があったのか?

また狩った首で作っていた干し首はどのように作られていたのか?

首狩り族同士の戦争などを中心に紹介していきます🤩

(参考文献:首狩り族の世界)

ボルネオの首狩り族『ダイヤク族』

ボルネオの首狩り族:ダイヤク族
画像:首狩り族の世界

首狩り”を行っていた部族の中でも特に有名なのが

ボルネオのダイヤク族
ᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ

ダイヤク族は”奥地の原住民”という意味で

プナン族、陸ダイアク族、ケンヤ族、カヤン族、ムルト族、イバン族

の総称
となっています👀

(あとからやってきたマライ人がそう呼ぶようになったとされています)

これらのダイヤク諸族の中でも特に有名で凶暴なのがイバン族

20世紀初頭にボルネオ、マレー半島、フィリピン付近の海上を荒らしまわっていた部族なんです(⊙_⊙')

やがてイバン族は陸地でも殺戮を行うようになったため

他の部族は内陸の奥深くに逃げていき散らばってしまった
のです👀

イバン族は所謂海賊でとにかくカヌーを操縦する技術に長けており

ルパ河、サリバス河の流域を拠点としてカヌーで縦横に駆け巡り

他種族を殺して首狩りの武功を競っていました🥶

その最大の被害者は温和な”陸ダイヤク族”と言われています。


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ダイヤク族にとって”首狩り”はどんな意味があったのか!?

敵の頭蓋骨を枕にするソロモンの戦士
画像:首狩り族の世界

首狩り族にとって首狩りにはどのような意味があったか?

これは部族ごとに微妙に意味が変わってくるのですが

ダイアク族の場合の”首狩り”について

専門家のリンダ・ロス教授は『首狩りの最大の誘因は女性の気を引くことにある。 ある種族の間には、若者が結婚するに先立って、まず必要とするのは1個の首級である。

自分の手で切り取った首を持つと言う事は、その若者が選んだ女性と親密になる、最も一般的な方法である。』

と述べています(⊙_⊙')

また部族の長や近親が亡くなった際にも首が必要となり

その都度、首級(討ち取った敵の首)が新たに必要になったのです💀

首が手に入らなくて”ドクロ銀行”が作られた!?

母親の頭蓋骨を首から下げるソロモンの戦士
画像:首狩り族の世界

ボルネオの首狩り族には冠婚葬祭で必ず首が必要になるのですが

イングランドの植民地政庁、サラワク(ボルネオ現在はマレーシアの行政区画)から

首狩り禁止令が出て次第に首を手に入れることが難しくなってくるんですw

そして儀式などでは過去に狩った古いドクロで代用するようになり

これは友人などから借りる場合もあったようですね(ドクロの貸し借りってw)

しかしこの貸し借りも時に部族間における険悪感情を誘う場合があったので

サラワクの国王ブルックは”ドクロ銀行”を作るんですw


これは儀式の際にどうしても”ドクロが必要”な場合

サラワク政庁の要塞に保管してあるドクロを貸し出すというシステム

ドクロにはナンバリングがされていて貸し出し、

返却は本物の銀行のように記帳されていました
〆(・∀・@)

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ヒバロ族の身の毛もよだつ干し首作り!

干し首を手にするヒバロ族
画像:首狩り族の世界

南米アマゾンの奥地に住む首狩り族ヒバロ族を現地取材した

民俗学者リヴェ・カルステンとスターリングは

干し首作りの現場は見れなかったのですが

ヒバロ族が所有している干し首を実際に見る機会に恵まれたのでした(⊙_⊙')

2人はヒバロ族と接触するために

布、ナイフ、時計などの土産物を彼らに与え

受け入れられ潜入に成功していました🤩

ヒバロ部落に2人が入ってから1週間経った頃

ヒバロ部落内の広場に

首を失い肉を削がれた骨だけの遺体(他部族のもの)が捨てられていたのを目撃する...



ヒバロ族の”干し首”作りの工程!

完成した干し首を見るヒバロ族
画像:首狩り族の世界

干し首の製造は、 まず敵を倒した時から始まる(⊙_⊙')

鋭利なヤリの穂先で胸に横筋を入れ、

皮膚を剥がして喉の方へ巻き上げていき

鼻の周りの筋肉を入念に切り、脊髄骨を分離させると

首がポロリと胴体から離れる😱

斬り取った首には口から喉へ縄を通して

数珠つなぎにして持ち帰る
のです(⊙_⊙')

自分の部落に到着すると 竹製の鋭いヘラを首の根っこへ差し込み

頭皮と頭蓋骨をはがしにかかる。


15分位で剥ぎ終わると、 頭皮を裏返しにして

細いシュロ(ヤシ科の植物)の紐で目、 口、鼻を

それぞれ縫い合わせる。

それが済むと、頭皮はぶどう汁の煮えたぎる中へ投げ込まれる。

(これは毛髪が抜けるのを防ぐため)

すると頭皮の脂肪がギラギラ浮き、みるみるうちに首が小さくなっていく。


このようにしてヒロバ族は干し首を作っていたんですね💀

干し首が完成すると、盛大な宴が開かれ乱痴気騒ぎするのですw

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首狩り戦争!イゴロット族と共に戦ったケーン軍曹!

アメリカ領有時代のイゴロット族
画像:首狩り族の世界

ボルネオのダイヤク族、ビルマのナガ族、ワ族、アマゾンのヒバロ族、ニューギニアのクカクカ族は

国際的に有名な首狩りの風習のあった部族ですが

実際には首狩り族が首を狩る現場を目撃し、

その様子を文明社会に伝えた人間は極めて少なく

ほとんどが断片的に伝えられています
👀

しかし!今から紹介するケーン軍曹は首狩り族と共に首狩り戦争に参加し

実際に首狩りの現場に居合わせた人物
なのです🤩

ケーン軍曹は人類学者でも民俗学者でもなく軍人です👀

しかし彼が軍人だったからこそ首狩り族と共に戦えたとも言えるのですᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ


ケーン軍曹が現地除隊を申し出た理由!

イゴロット族の女性たち
画像:首狩り族の世界

ケーン軍曹の隊は反乱軍と山岳地帯で激しい戦闘していて

さらに山岳種族のイフガオ族にも襲撃され

2重の戦闘を余儀なくされていました。

またケーン軍曹は首狩り族への警告、訓戒、友好という

非常に厄介な任務も任されていたのです(⊙_⊙')

ケーン小隊がサバンガン(フィリピン)に派遣された時に

部落の長たちはケーンにイフガオ族とボントック族が

この辺を襲い、部落から少し離れた畑で働いていた女たちの首を切ったと

ケーンに訴えた。

このような中でケーンは彼らの言葉を徐々に理解できるようになる。

しかしケーンは彼らに会うたびに胸のときめきを押さえきれなかったのです!

何故か?

それは彼らの両耳には黄金の耳輪(純金)がぶら下がっていて

”南の山に純金はいくらでもある”と言う
ではありませんかw

ケーンと部下2人は純金に魅せられ、

純金を手に入れるために現地除隊を申し出たのでした〆(・∀・@)

ケーン軍曹とイゴロット族の出会い!

ケーンと部下2人は周到に準備し、採掘道具や医療薬品、野菜の種子

ビーズ玉、針、石油、ランプなど調達🤩

晴れて3人は再びサバンガンの地を踏むことに。

現地ではイゴロット族の酋長マケイバの出迎えを受けたが

イゴロット族は一行を 中央政府の代表者と勘違いして

原住民はケーンをオーカム(大酋長の意味) 呼んだ。

そして到着早々、彼らはありとあらゆる紛争

事件を大酋長に相談に来て

もはや黄金どころの騒ぎではなくなったのですw

イゴロット部落に滞在してから少し経ったある日のこと

首狩り”が発生してしまう🥶

アグナイという女性がハパオ部落の者(イフガオ族)に襲われて

首を奪われてしまい

この事件が発端となり イゴロット族とイフガオ族の首狩り戦争が始まるのです...

首狩り族VS首狩り族!!戦場は地獄絵図と化す!?

首狩り戦争に興奮する群衆
画像:首狩り族の世界

復讐に燃えるイゴロット族はイフガオ族との戦争を決意し

ケーン一行も戦闘に参加することに
💪🤩

またケーンはイゴロット族が納得するような作戦を立て授けた

ケーンの作戦は暗くなってから静かにハパオ部落に近づき

夜のうちに部落を見下ろす高台に布陣を構えること。

イフガオ族は”闇は悪霊を呼ぶと信じて、絶対に夜戦をしない”

ケーンの作戦は、この慣習を利用した奇襲だったのです(⊙_⊙')

開戦の合図はイフガオ族酋長への 呼びかけに始まり

声がこだますると同時に敵がどんどん飛び出してきた!

ケーンは当初、極力銃を使用しないと決めていたが

そうも言ってられない状況になり発砲しまくる
w

すると30人以上がバタバタと倒れていき

イフガオ族は銃の威力を知ることに。

数はイゴロット族の方が多く

イフガオ族は1人で2人を相手にせざるを得なく

次第にそれは一方的な殺戮と化していったのです
🥶

ケーンはすでにイゴロット族の勝利であることを見極めたので

戦闘の中止を叫ぶが、興奮した味方達は殺戮をやめない!!

捕らえたイフガオ族の首を次々に狩り

首だけではなく手足までも切り取っていく!


ケーンは吐き気をもよおした🤮

こうして首狩り族VS首狩り族の戦いは

イゴロット族の勝利で幕を閉じたのです。


その後、ケーンはこの辺りの山岳地帯で

30年以上過ごし、その間に知事として行政を行い

ついに首狩りの悪臭を止めさせることに成功したのでした〆(・∀・@)

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