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アール・ヴァン・ドーン・ベスト(ゲーリー)の誕生!しかしヴァンは...

生後間もないアール・ヴァン・ドーン・ベスト(ゲーリー)
画像:殺人鬼

1962年のクリスマスの数日後、アメリカで最も有名な指名手配カップルはニューオリンズに到着。

ヴァンはハリー・リーという偽名を使って、たまたま知り合ったモリス・スタークという男に不渡小切手を切り部屋を借りれるだけの金を騙し取った。

ヴァンとジュディは昼間は狭いアパートで過ごし、夜間のみ少しだけ外に出るようにした。

時折、見知らぬ人にジュディの予定日などを聞かれたがヴァンは相手にしない。

ジュディは妊娠していることを幸せに思うようにしていたがヴァンにはそんな気は一切なかった...

ヴァンは間近に迫った自分の子供の誕生に全く興味がなくその存在を侮辱することさえあった)

1963年1963年2月12日にアール・ヴァン・ドーン・ベストが誕生したが金銭的な余裕が全くなくヴァンはジュディにホステスとしてバーで働くように説得する。

ジュディは必死に働いた。

赤ん坊のミルクとヴァンの酒代のために。

ゲーリーはベビーベッドではなく古い旅行カバンの中に入れられていました(⊙_⊙')

(空気量が少なくゲーリーはいつ死んでもおかしくない状況でジュディは仕事から帰るとゲーリーが生きているかどうかの確信が持てなかったようです。)

ジュディはある夜、勇気を出してなぜゲーリーを旅行カバンに入れているのかをヴァンに訊いた。

ヴァン『泣き声を聞くのがうんざりなんだよ』

それからヴァンの機嫌は日を追うごとに悪くなりゲーリーに残酷な仕打ちをするようになっていく。

ヴァンはゲーリーを連れ出しそして...

そのガキは追い出すべきだ!ぼくがどこかに連れて行く』ヴァンの口から信じられない言葉が発せられた。

『やめて!連れて行くってどこに!?』ジュディが泣き叫びながら言った。

『わからない。でも、そいつが四六時中ギャンギャン泣くのに耐えられない。気が変になりそうだ』

そして翌日...

『昨日の晩、稼いだ金はどこだ?』

『電車に乗るのに金がいる。赤ん坊はバトンルージュに連れていく』

ジュディはこの子は自分が責任を持って育てるから赤ん坊を連れていくのはやめてくれと必死に頼んだ。

しかしヴァンは赤ん坊を抱いて向きを変えて『自分の生活を取り戻したいんだ』というと出て行った。

ヴァンはバトンルージュまでの往復切符を購入して電車に乗る。

20分後車内放送が『バトンルージュ・デポ』と告げた。

下車したヴァンはゲーリーを捨てるパーフェクトな場所を探してしばらく歩く...

するとあるひっそりとしたアパートにヴァンは目をつけた。

そして周りに人が居ないかを確認してアパートの階段にゲーリーを置き去りにしたのです。

ゲーリーは『何十年かのち、私は父が私を捨てたその日が 私の人生で最も幸運な日だったと知ることになる』と語っています。

ヴァンはジュディが赤ん坊の世話をすることに嫉妬の念を持っており、ゲーリーの存在を邪魔に感じていた

ゲーリーは無事に保護されたが身元は不明!

モーニング・アドヴォケート紙に載ったゲーリーの写真
画像:殺人鬼ゾディアック

1963年3月15日の午後4時半頃にメアリー・ボンネットという女性がゲーリーの泣き声に気づき保護します。

メアリーはアパートの住人には子供のいる人は1人も居ないことを知ってたため自分の部屋にゲーリーを連れて帰るとすぐに知り合いの判事に電話をかける。

そして判事が警察に事情を説明してメアリー宅に警察を向かわせた。

翌日、ゲーリーはベビー・ジョン・ドゥ(名無しの権兵衛)という見出しで『モーニング・アドヴォケート紙』で報道されたのです。

ゲーリーが包まれていたタオルについていた数字やマークを手がかりに両親の捜索がされるもベビー・ジョン・ドゥの身元についての手がかりは見つからなかった...



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ジュディは我慢の限界に達しヴァンの元を去る!

ヴァンがニューオリンズに戻るとジュディは赤ん坊の居場所を教えてくれと泣きすがった。

するとヴァンは『あいつは大丈夫だよ、ジュディ。 誰かが見つけてくれそうなアパートに置いてきたから。心配ない。』

ジュディはいっそう激しく泣いた。

それを見たヴァンはゲーリーを取り戻してくると言いましたがジュディは信じなかった。

そしてジュディはヴァンから逃げることを決意します。

実はジュディは勤務先でジェリーという男性と出会っていて口説かれており

ジュディも今の生活よりはマシだと思い彼に媚びるようになっていたのです。

4月18日の朝、ジュディはヴァンが出ていくのを待ってわずかな持ち物をまとめ

タクシーでジェリーの住むアパートに向かった。


ヴァンは帰宅するとジュディが私物と共に消えたことに気づき怒り狂う。

そしてヴァンはジュディの勤務先のバーのオーナーに色々な質問をした。

するとオーナーはジュディがジェリーという客といちゃついていたと教えると

『そいつがどこに住んでいるか教えてくれ!』とヴァンが強く言う。

オーナーは『どこに住んでいるかは知らないが調べてやる』と。

数時間後、オーナーは住所を教えた。

警察にジュディを逮捕してくれと頼むヴァン!

怒り狂ったヴァンは警察に連絡して呼び出すと『ある人を訴えたいのです』

『私は去年の8月にジュディス・チャンドラーと共に サンフランシスコから駆け落ちした者です』

そして彼女はお尋ね者の逃亡者なので逮捕してくれと頼みます。

警察はタクシー会社に問い合わせるとそれらしき女性の行き先が判明し『その女を引っ張って来い』と。

逮捕されたジュディはヴァンのタレコミと知ると今までヴァンにされたことを洗いざらい話した。

どうして私が逮捕されるのかわかりません。 通報した男の方逮捕すべきだわ。私から赤ん坊を取り上げ、バトンルージュに置き去りにしたんだもの』

『赤ん坊だって?』

警察がバトンルージュのワイナー警部に電話し捨て子が保護されていることを確認すると

ジュディの話が真実であると理解する。

ヴァンに関する詳細を取り調べるためにジュディは青少年学習センターに拘留されることに。




アイスクリーム・ロマンスの無情な結末!

事情聴取を終えた警察はサンフランシスコに電話するとヴァンが未成年の誘拐・強◯・共同諜議の容疑で指名手配されていることを知る。

ヴァンが実際に逃亡者かどうかを照合すると確かに逮捕令状が出ていることが判明。

これによってヴァンは逮捕された。

身柄を拘束された時にヴァンは抵抗せずに赤ん坊に対して冷酷だったこと、旅行カバンに閉じ込めたこと、赤ん坊を置き去りにしたことを認める。

4月20日『サンフランシスコ・クロニクル』紙は『愛の逃避行アイスクリーム・ロマンスの無情な結末』と報道した。

その後ジュディとヴァンはカリフォルニアに送還されジュディは青少年強制施設に6ヶ月から2年の判決を受け、ヴァンは再び裁判所の独房送りとなる。

ヴァンは精神病院送りに!

ヴァンの父・アールはヴァンがトラブルを起こす度に援助の手を差し伸べていたが

『息子は何らかの精神的障害を抱えているのでは?』と考え刑務所ではなく精神病院に入院させて更生させることが必要と思うように。

アールは知り合いの判事に相談しヴァンはアタスカデロ州立病院に入院することになる。

しかしヴァンはジュディに対する執着は異常

この執着を取り除くために電気ショックと投薬治療を受けるが

自分を裏切った美しいブロンド娘に対する異常な執着は無くなることはなかったのです(⊙_⊙')

アタスカデロを退院したヴァンはサン・クエンティン刑務所に送られた。

ヴァンは刑務所ではどうすれば彼女を取り戻せるか、どうすれば自分の身を最大限守れるか(他の受刑者から)だけを考えてひたすら耐えた。

出所後ヴァンは1度だけジュディに電話をかけますがジュディは『金輪際あなたに会うことはない』とすぐに電話を切ったのです。

この後、ゾディアック事が起きるようになりジュディに外見が似ている女性が次々に惨殺されるようになります。

ジュディに裏切られてさらに拒絶されたことがヴァンをゾディアックへと変えた最大の理由と考えられます)

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ベイツ事件の時にヴァンは現場に!?

シェリー・ジョー・ベイツ
画像:殺人鬼ゾディアック

ゲーリーが父親・アール・ヴァン・ベスト・ジュニアについて調べた結果

ゾディアック事件の被害者シェリー・ジョー・ベイツが殺害された現場に間違いなくヴァンは居たと主張しています(⊙_⊙')

ゲーリーの集めた証拠によると事件の朝、ヴァンはメキシコで希少な古文書を見つけようと車でサンフランシスコを出発した。

その途中でリバーサイドという町で休憩。

ヴァンは図書館で運よく本を買い取って貰えないかを期待していつも車に大量の本を積んでいた。

マグノリア・アヴェニューに入ってリバーサイド・シティ・カレッジ方向に進み、キャンパスを通り抜けて図書館に到着。

腕からこぼれ落ちそうな程大量の本を抱えて車を降りたところでヴァンはその少女に気づいた。

ジュディにそっくりなシェリー・ジョー・ベイツに...

ヴァンは本を車に戻すとベイツも車に近づきエンジンがかからないように細工した後、ベイツを見張るために図書館に入って行った。

デスクに掘られたゾディアックの警告文!

デスクの天板に刻まれた警告文

ヴァンはデスクに向かって座りベイツを監視し、そのうち閉会式のデスクの天板を開け裏側に警告の言葉を掘り始めた...

警告文の内容!
 
    • 生きるのに飽きた/死にたくはない
 
    • 切る。
 
    • きれいに
 
    • 血が噴き出し
 
    • したたり
 
    • 散る
 
    • 彼女の新しいドレスの
 
    • あらゆる部分に。
 
    • まぁ、いい
 
    • もとから赤だ
 
    • どちらにしろ
 
    • 命が抜き取られ
 
    • 不確かな死に向かう
 
    • 彼女は死なない。
 
    • 今回は誰かが彼女を発見するだろう。
 
    • どうかお楽しみに
 
    • 次回を
   

ゾディアックがベイツを襲う!

作業を終えるとヴァンはベイツが外に出て車に乗り、イグニションに差し込むのを見守った。

ベイツはバッテリーが上がるまで試み続けているとヴァンは姿を現し『お手伝いしましょうか?』と尋ねる。

ヴァンはきちんとした身なりのビジネスマンに見えたのでベイツは信用していいと判断した。

車の修理をしながら2人は話をした。

そして10時が過ぎた頃『私の車で送りますよ』

感じの良いヴァンに騙されてベイツはこの誘いに乗った。

ヴァンは少し離れた場所に車を止めているからと言いヴァンが指差した方向に2人は歩いていく...

二軒の家に挟まれたひっそりとしたエリアに到着するとヴァンはベイツの方を向いて言った。

そろそろ時間だ』

『時間って何の?』ベイツが聞き返すと

ヴァンは『お前が死ぬ時間だよ』

そこからヴァンはベイツを刺し始めた。

結果ベイツは42ヶ所を滅多刺しにされて死亡した...

デート中にゾディアックに襲撃されたベティ・ルー・ジェンセン!

ベティ・ルー・ジェンセン
画像:殺人鬼ゾディアック

12月20日の夕方、ベティ・ルー・ジェンセンはデイヴィッド・アーサー・ファラディとの初デートのための準備をしていた。

2人は出会ったばっかりだったが互いに一目惚れだった。

デイヴィッドは8時頃にベティの家に到着。

ベティの両親は彼に『11時までには連れて帰ってくださいね』と告げると

デイヴィッドは『はい、そうします』と言った。

両親には高校のクリスマス・コンサートに行くと伝えていたものの実際はこの日は学校でコンサートなど開かれていなかった。

2人はベティの親友のシャロンの家に遊びに行って午後9時まで過ごしたあとレイク・ハーマン・ロードをベニシアに向かってドライブした。

レイク・ハーマン・ロードは地元のティーンエイジャーたちの間ではロマンチックな行為に最適な場所として有名でベティとデイヴィッドも車内で体を寄せ合っていた。

互いにすっかり心を奪われた2人は一台の車が近づいてきて自分たちの車に並行に止まっても気を払わなかった...

(ゲーリーはヴァンが以前からベティを監視していたと考えていて実際にベティの母親は警察に自宅のゲートの鍵をしたはずなのに開いていたことが何度かあったと報告しています)

ヴァンはベティをジュディと重ねていてデイヴィッドとの行為は裏切りだと見なしたのです(⊙_⊙')

ゾディアックの銃弾に倒れる2人!

ヴァンはその夜のために入念に準備をしていてターゲットが駆け出せば暗さで銃の照準を合わせられなくなると思い、小さなペンライトを22口径半自動拳銃の銃身にテープで留めつけていた。

ベティとデイヴィッドは銃弾が車を引き裂き始めるまで、わずか数十センチ先に男が立っていることに全く気づかなかった。

弾は後部座席の窓を貫通し、屋根を貫いた。

そして突然、攻撃者は運転席側にやって来て銃を窓の中に向けた。

彼はデイヴィッドを撃った。

逃げようとするベティの動きに阻まれて逃げ遅れた彼は、左耳のすぐ後ろを至近距離から撃たれデイヴィッドの体は横向きに吹っ飛ばされ、助手席側から地面に落ちた。

彼の左手にはその夜、ベティにプレゼントするはずだったリングがしっかり握られていた...

ベティは死に物狂いで逃げたが背中に撃ち込まれた5発の銃弾を避けることはできなかった。

なんとか8メートルほど走ったあと、最後の銃弾に倒れた。

デイヴィッドは発見された時にはまだ生きていましたが病院に搬送された後に死亡しました。

ベティの背中の銃痕は小さな円を描いており警察はこの犯人は射撃の名手だと確信。

しかし犯人は全く特定できずに事件は迷宮入りとなった



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