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名前からして有毒！ドクゼリ・ドクウツギ
名前にドクとついていると有毒なのが分かり易いですが、この2種は非常に危険なんです(⊙＿⊙')
ドクゼリは名前の通り毒があり、さらにトリカブトやドクウツギと並んで『日本三大毒草』の1つとされているんです。
毒はシクトキシンで全草に含まれているのですが、これは皮膚からも吸収されやすく
- 痙攣(けいれん)
- 呼吸困難
- 意識障害
などを起こして死に至ることも_:(´ཀ`」 ∠):
(致死量は50mg/kg)
ドクウツギも日本三大毒草の１つで毒成分はコリアミルチン。
近畿以北から北海道の山地、河川敷、海岸、荒地などに自生する高さ1〜２mの植物で4月頃〜5月にかけて花を咲かせ、直径1cmほどの赤い実をつけます。
この実を熱すと黒紫色になり、甘くなるため、昔の農村で子供が食べて亡くなる事故が起きていたので現在でも十分に気をつける必要がある危険な植物です(*´Д｀*)
青梅・アジサイ・キョウチクトウにも毒が！
青梅に関しては小学校の頃に食べた記憶がありますw
青梅とは梅の若い実のことで、この時期の梅の実の種子にだけ現れる毒があり、それはアミグダリンです。
アミグダリンは化学的にはシアンヒドリンという物質で、酸・胃酸などに合うと分解してシアン化水素、つまり青酸カリの毒効成分が発生します。
そのため青梅は食べてはいけないのですが！？
実は青梅に含まれるアミグダリンは少量なので数個食べたとしても特に問題はありません✅
(実際に食べて問題ありませんでしたw）
アジサイには毒があることは確かなのですが『その毒の成分は謎』とされているんです(⊙＿⊙')
アジサイの毒による中毒症状自体は報告があり、主に
- 興奮
- 歩行障害
- 痙攣
- 麻痺
などの症状が起こるようなので口にしない方が良さそうですね(*´Д｀*)
キョウチクトウはよく街路樹に用いられますが、これは排ガスに強いためですが、非常に強い毒を持っているので注意しなければなりません。
花、葉、枝、根などの植物体全体に毒があり、さらに周辺の土壌にまで毒が広がります_:(´ཀ`」 ∠):
さらに、キョウチクトウを燃やした場合、煙にも毒があり、腐葉土にしても1年間は毒性が残るとされています。
中毒症状は
- 嘔吐
- 下痢
- 腹痛
で重症の場合は死に至ります。
毒の成分はオレアンドリンでLD50は0.3mg/kgなので青酸カリよりも遥かに強い毒ですね(⊙＿⊙')
また過去にはキョウチクトウの枝をバーベキューの串代わりにしたことで死亡事故が発生しているため、見つけても触ったりしないようにしましょう。
毒キノコ『カエンタケ』と『ドクササコ』
ここでようやく毒キノコが出てきましたねw
よく毒キノコの判別法で
- 銀のかんざしを刺して黒くならなければOK！
- 縦に裂ければ大丈夫！
などありますが、これらは全くの迷信なので信じないようにしましょうw
カエンタケは”火炎タケ”の名前の通り炎のような形でさらに赤い指のようなちょっと不気味なキノコなので、食べようとする人は少ないと思いますが！？
カエンタケは触っただけで皮膚が炎症を起こして痛み、食べた場合は死に至ります_:(´ཀ`」 ∠):
(致死量は3g)
内蔵全般に症状が現れて、仮に治ったとしても小脳萎縮などの後遺症が残るので、見つけても絶対に触ってはいけません！
最近では住宅地でカエンタケが発見されることも多いので、もし見つけた場合は保健所に届けて除去してもらった方が良いでしょう。
(毒はカビ毒(マイコトキシン)の一種であるトリコテセン類が検出されています）
画像：厚生労働省HP
ドクササコの毒は他の毒キノコに比べて圧倒的に痛みを伴うと言われていて、その症状は末端紅痛症という病名通りに四肢や男性の○器など、体の末端が赤く腫れ上がり、焼けた鉄を押し付けられたような猛烈な痛みが走るといいます_:(´ཀ`」 ∠):
(痛みは1ヶ月もの間、引くことがない）
ドクササコの毒はクチリジンですが、成人の場合はキノコが直接の原因で死に至ることはないのですが、あまりの痛みに自○したり、睡眠不足から衰弱死する場合もあるのでその痛みは相当なものでしょうね(⊙＿⊙')
また潜伏期間が数日〜1週間と長いので、昔はキノコによる食中毒とは考えられておらず、風土病として扱われていた地域もあったそうです。
日本の三大毒キノコ！ドクツルタケ、クサウラベニタケ、ツキヨタケ
ここで紹介する3種の毒キノコは日本の三大毒キノコです。
（身近なものなので覚えておいた方が良いです💡)
ドクツルタケは欧米では『破壊の天使』と呼ばれており、その毒性は極めて強いため素人は白いキノコを食べてはいけないと言われているのですが、食べると実際は美味しいらしく、これも誤食の原因になっています(⊙＿⊙')
致死量は8gで食べると6〜24時間で
- 腹痛
- 嘔吐
- 下痢
が起きてしまうのですが、1日経つと症状が治まったように見えるんですが...
1週間ぐらい経つと黄痘(おうだん）、肝臓肥大、胃腸からの出血などの症状が現れます_:(´ཀ`」 ∠):
早急に胃洗浄や血液透析などの処置を行わなかった場合は確実に死に至る超危険な毒キノコで毒の成分は主にα-アマニチンとされています＿φ(￣ー￣ )
クサウラベニタケはパッと見はシメジに似ているので間違って市販されることもある毒キノコで、そのため毎年のように事故が起きています(数十人が毎年被害に)
幸いなことに毒性はそれほど強くないので命に関わることはあまりないですが、食べると10分ぐらいで
- 腹痛
- 嘔吐
- 下痢
などの症状が起きます。
ツキヨタケ
ツキヨタケの特徴は笠の裏のひだが発光することですが、日中に見た場合は一般的なキノコに多い色・形をしています。
また不快な匂いや味がないこと、一か所で大量に採取されるため日本で起きるキノコ中毒の中で原因となることが最も多いとされる毒キノコなんです(⊙＿⊙')
症状は嘔吐や下痢で毒性は強くないのでこちらも命に関わるケースはほとんどなく、毒成分はイルジンとされています＿φ(￣ー￣ )
不思議な性質のキノコ！？ヒトヨタケ、ニガグリタケ、スギヒラタケ
ヒトヨタケは成熟すると自己消化酵素によって溶けてしまい、一晩で黒い液体になってしまうことが名前の由来になっています🍄
ヒトヨタケは味は美味しく、通常は毒がないのですが『お酒を飲む』ことでちょっと厄介なことになるんです(⊙＿⊙')
エタノールは体内でアルコール酸化酵素によって酸化されることで有毒なアセトアルデヒドになり、これはアルデヒド酸化酵素によって酸化されて無毒の酢酸になるんですが！？
ヒトヨタケはこのアルデヒド酸化酵素の働きを阻害するため、アルデヒドがいつまでも体内に残るので重度の2日酔いを起こしてしまうのです_:(´ཀ`」 ∠):
症状は4時間程度でなくなりますが、体内に入った毒は残るので1週間程度は同じ症状が続きます。
(毒成分はコブリン)
ニガクリタケは1年中、見ることができる小型のキノコで食用のクリタケに似ていますが生で食べると苦味があります。
加熱することで苦味自体はなくなりますが、強い毒性があるため多くの死亡例があります(⊙＿⊙')
症状は食後3時間程度で現れ、症状は
- 腹痛
- 嘔吐
ですが重症の場合は
- 脱水症状
- 痙攣
- 神経麻痺
- 肝障害
などによって死に至りますがニガクリタケの毒成分は明らかになっていません＿φ(￣ー￣ )
スギヒラタケ
このキノコは元々は食用キノコとされていました👀
しかし、2004年の秋に腎機能障害を持つ人が摂食して急性脳症を発症する事例が相次いで報告され、同年中に59人が発症したうちの17人が死亡。
さらに発症者の中には腎臓病の病歴がない人も居たため、政府は原因の究明が進むまではスギヒラタケの摂食を控えるように呼びかけています。
<参考文献：毒の科学＞
ガーデニング・観葉植物を購入するのにおすすめのお店『ブルーミングスケープ 』
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ここで取り扱っている植物は毒がないので安心してくださいw
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観葉植物は小型〜大型まで幅広く取り扱っている！
ブルーミングスケープでは小型〜大型観葉植物まで幅広く取り扱っていて、種類も豊富なのできっと好みの観葉植物に出会えるこよ間違いなし♪( ´θ｀)ノ
画像：ブルーミングスケープHPより
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