ここ最近、欧米でサル痘ウイルスの感染者が相次いで確認されています(⊙_⊙')
今月18日、アメリカのCDC(疾病対策センター)は『マサチューセッツ州』でサル痘ウイルスが確認されたことを発表。
どうやらこの人はカナダの渡航歴があったようで、モントリオールでは17人が『サル痘』に感染している疑いがあるとのことです。
またロイター通信は、ここ数週間、
- イギリス
- ポルトガル
- スペイン
などでサル痘の患者が報告されていると報じ、WHOは今後、注意深く状況を監視するとしています(*´Д`*)
この記事では現在わかっていること、サル痘ウイルスの歴史や特徴、過去に起きたサル痘の拡大、陰謀論などを紹介していきたいと思います_φ( ̄ー ̄ )
Contents
今後、数ヶ月で感染拡大が加速する可能性が!?
WHO欧州地域事務局のハンス・クルーゲ事務局長が今月20日に
『今後、数ヶ月間で感染拡大が加速する恐れがある』
と警告しています。
さらに、クルーゲ氏は
と述べており、今回の感染拡大を『異例』としています。
というのも、これまでサル痘が確認されていたのはアフリカ中部・西部のみだったからです。
感染拡大の原因は?
クルーゲ事務局長によると、早期発見者の大半が
同性と性○渉を持っていた男性
であったとし、このことから、しばらく前からヒト→ヒトへの感染が起きていた可能性があると指摘しています(*´Д`*)
またWHOは確認されたサル痘ウイルスの感染者の多くが同性愛者、バイセクシャル、あるいは男性と性○係を持った男性だったことについて調査をしているようです。
バイデン大統領『サル痘は誰もが心配して当然』
サル痘の感染拡大についてバイデン大統領は
と述べたとブルームバーグが報じています。
また22日、韓国で大統領専用機に搭乗前に記者団に対し、アドバイザーらと”こうした状況”について話したと説明。
と話したそうです。
サル痘ウイルスの症状と致死率について
サル痘とはポックスウイルス科オルトポックスウイルス属に属するサル痘ウイルスによる急性発疹性疾患のことで、日本では感染症法で4類感染症に指定されており、自然宿主はアフリカに生息するげっ歯類が疑われていますが、現時点では不明とされています(⊙_⊙')
サル痘ウイルスの潜伏期間は1週間〜2週間で、主な症状は
- 発疹
- 発熱
- 頭痛
- 筋肉痛
- 倦怠感
- リンパ節腫張
ですが、そのほとんどは発症後2週間〜4週間で回復し、致死率は1〜10%となっています。
天然痘に比べると、致死率はそう高くありませんが、コロナと比べると高いので油断できないウイルスであることは間違いないでしょう(*´Д`*)
サル痘の過去から現在までの流行について
サル痘は1970年にザイール(現在のコンゴ民主共和国)で初めて報告され、それ以降は主にアフリカ中央部から西部を中心に発生しています。
2022年4月24日時点で、アフリカ大陸では
- 中央アフリカ共和国
- コンゴ民主共和国
- ナイジェリア
で持続的に発生しており、コンゴでは2022年1月以降、1152例の患者と55人の死○例が報告されています(*´Д`*)
2003年にアメリカでサル痘が流行した!?
2003年4月アメリカ・テキサス州でペット用としてガーナから輸入されたアフリカオニネズミがサル痘ウイルスに感染しており、さらに一緒に輸入されたプレーリードッグに感染し、プレーリードッグ→ヒトに感染したという事例があります(⊙_⊙')
この時は死○者はおらず、またヒト→ヒトへの感染報告もありませんでした。
後に、テキサス州に輸入されたアフリカヤマネ17匹が2003年5月に日本に輸入されたことが判明。
アフリカヤマネ全頭が死○、もしくはサル痘ウイルス検査陰性が確認されたため、国内の発生には至らなかったのですが、かなり危なかったですね(*´Д`*)
日本にサル痘が入ってくる可能性は!?
サル痘は『コロナのように爆発的に感染者が急増することはない』と見られており、またロンドン大学の専門家は『パニックになる必要はない』と話してます。
また感染症に詳しい、加藤哲郎医師は『感染した動物が国内に持ち込まれ、感染者が入国してヒトからヒトへ感染することも考えられる』
と指摘しています(⊙_⊙')
政府は6月から水際対策を大幅緩和するようですが、これによって『サル痘ウイルスが日本国内に持ち込まれる可能性はあるんじゃね?』
と思うのは僕だけではないはずです(*´Д`*)
そして『コロナのようにサル痘は感染拡大しないから大丈夫!』と専門家は言ってますが、果たしてそうでしょうか...
ビルゲイツの恐ろしい予言...
以前、このサイトで『ビル・ゲイツの予言『次のパンデミックはコロナとは違う病原体』天然痘の可能性も!?』という記事を書いたのですが、その記事の中から特に重要な部分をピックアップして紹介したいと思います(⊙_⊙')
今年2月18日に行われたミュウヘン安全保証会議に出席したビル・ゲイツは
と語ったんですよ(*´Д`*)
そしてこの新たなパンデミックを起こす病原体は
天然痘
ではないかと囁かれています。
天然痘は1980年5月8日にWHOが『地球上からの天然痘根絶宣言』を出していますが、
- ロシアの国立ウイルス学・バイオテクノロジー研究センター
- アメリカの CDC (失病対策予防センター)
に厳重に保管されているため、現在も天然痘は地球上に存在しています。
『でもパンデミックを起こすなんてあり得ないでしょう?』
多くの人がそう思うでしょう。
しかし、もし天然痘が人工的に作れるとしたら可能性は大ありなんです...
遺伝子片から合成可能!?
画像:CDC Public Health Image Library
2018年にカナダ・アルバータ大学のウイルス学者・ヴィッド・エバンス氏の研究チームが『PLOS ONE』という学術雑誌に
『遺伝子片から馬痘ウイルスを科学的に合成可能』
という恐ろしい内容の論文を発表したんですが、馬痘ウイルスは天然痘やサル痘ウイルスと同じポックスウイルス科オルソポックスウイルス属に属するDNAウイルスです。
つまり馬痘ウイルスが作れるのなら天然痘やサル痘ウイルスも人工的に作り出すことが可能ということになります_:(´ཀ`」 ∠):
そして、感染力や致死率を高いウイルスとして作り出したとしたら、これらのウイルスがパンデミックを起こす可能性も否定しきれないと思います。
あまり詳しくは書けませんが、『コロナウイルスは自然に発生してたまたま世界中に感染拡大したのか?』
『今のロ○アとウ○ラ○ナの戦いはこの時期たまたま起きているのか?』
そして『この時期に、たまたまサル痘の感染拡大が起きているのか?』
ということです。
以前までは都市伝説・陰謀論と言われていたことが、目に見える形で実際に起きています。
つまり、偶然が入る余地などなく、今起きていることは◯◯的に起きているということで、この辺についてはネット上で詳しく書けなくなっているんですよね💦
この手の話が好きな人なら都市伝説や陰謀論を取り扱うYouTuberやブログサイトをチェックしていると思いますが、最近、多くの都市伝説系YouTuberたちが、核心に触れるような動画を出さなくなったと感じませんか?
それには理由があります。
YouTube、そして多くのブロガーはGoogleに依存しています。
つまりGoogleのルールの中で動画を出したり、記事を書かなければならず、最近のロ○○関連のことは触れてはならないと警○が来ているため、YouTuberやブロガーはそのような話題を取り扱えなくなっているんです。
そのため、ネットでかつてのような自由な表現はできなくなっているわけです。
本当にあまり書けませんが、誰かにとって都合の悪いコンテンツや記事は排除されるため、ネットにある情報が全て正しいと思わない方が良いということです。
(特に最近の情勢やこれから起きることについて)
というわけで、欧州で相次いで感染が確認されているサル痘について、現在までにわかっていることを中心にまとめてみました(*´Д`*)
そして最後に!!!
『サル痘ウイルスは本当に偶然に発生したのか...』
それではまた_φ( ̄ー ̄ )
5月28日追記↓
スペインでのサル痘ウイルス感染疑い例が171例に!
5月25日、スペインで新たに59人がサル痘ウイルスに感染したことをカロリーナ・ダリアス保健相が明らかにしました(⊙_⊙')
59人はPCR検査で陽性と判断され、このうちの20人はゲノム解析で感染が確認され、スペインでのサル痘ウイルス感染疑い例は累計171例となりました。
ダリアス氏は、欧州連合(EU)欧州委員会の欧州保健緊急事態準備・対応局(HERA)を通じて天然痘ワクチン「インバネックス(Imvanex)」と天然痘治療薬「テコビリマット(Tecovirimat)」を入手し、感染拡大の封じ込めを目指すと語った。
6月6日追記↓
サル痘、世界で700人以上の感染が確認される!
CDCは今月3日、世界で700人以上がサル痘に感染していると発表し、このうち21人はアメリカで確認されており、国内で感染が広がっているとみられています(⊙_⊙')
しかし、感染者はいずれも回復・快方に向かっていて、死者は出ていないようです。
またカナダでも同日、これまでに77人の感染が確認。
大半はケベック州で確認されており、同州ではワクチン接種が進められています。
7月4日追記↓
欧州、サル痘の感染者2週間で3倍に!
6月25日時点ではWHOのテドロス事務局長は
との見解を表明しましたが、今月1日、欧州のサル痘感染者数が2週間で3倍に増加したことで、WHO欧州地域事務局長のハンス・クルーゲ事務局長は
としています(⊙_⊙')
サル痘は5月以降、アフリカ中部・西部などの従来の流行地域以外で感染が拡大しており、これまでに31カ国・地域で感染がされていますが、クルーゲ氏はさらに
と説明・警告しています。
欧州疾病予防管理センター(EDCD)によると国別のサル痘感染者数は多い順で
- イギリス・・・1076人
- ドイツ・・・838人
- ポルトガル・・・365人
- フランス・・・350人
となっています(*´Д`*)
またアメリカの保険当局は先月28日に、5万6000回分のサル痘ワクチンを配布すると発表し、さらに今月1日には、認可済みサル痘ワクチンの唯一の製造元、ババリアン・ノルディック(デンマークの製薬企業)は、米国に250万回分のワクチンを追加で出荷すると発表しています。
このタイミングで再び、ワクチン接種ですが、果たして米国民はこれを受け入れるのでしょうか...
※7月26日追記↓
日本にもサル痘がついに上陸!東京在住30代男性が感染!!!
画像:AFP BB News
今月23日WHOは感染拡大しているサル痘について
『国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態』
を宣言しました(⊙_⊙')
また22日にCDC(米疾病対策センター)は
『サル痘の感染者は74カ国で1万6800人以上、
確認されている』
と発表した矢先に、日本国内でも初のサル痘感染者が確認され、やはり来たかという感じですが...
- 30代男性
- 欧州への渡航歴があり、7月中旬に帰国
- 現在、都内の病院に入院中
厚労省の会見によると、この男性は6月下旬に欧州に渡航し、渡航中にサル痘感染者との接触があったようです(⊙_⊙')
そして7月中旬に帰国しますが、7月15日に発症し、7月25日に都内の医療機関を受診し、現在は都内の病院に入院中とのこと。
また
- 発熱
- 発疹
- 頭痛
- 倦怠感
というような症状があるものの、男性の症状状態は安定しているそうです。
感染者の98.8%が男性!?
WHOが約1万人の患者を分析したところ
感染者 | 98.8%が男性 |
年齢 | 18〜44歳の男性が大半 |
とのことですが、これを見ると男性同士の性◯為によって感染拡大していると見て取れるため、今後、同性愛者に対する差別が懸念されています(⊙_⊙')
これに対してWHOのテドロス事務局長は
『差別はウイルスと同等の危険』
と述べています(*´Д`*)
もちろんサル痘は男性特有の感染症ではなく、女性も感染する可能性があり、さらにWHOは
『幼児や妊婦が感染した場合、
重篤な病気を引き起こす可能性がある』
と注意を呼びかけています。
発熱がないケースもある!?
画像:日本経済新聞
サル痘の症状については前述した通りですが、今回はこれまでとは違う特徴があるようです(*´Д`*)
岡山理科大学の森川教授によると、発熱や悪寒がなく
発疹が出るまでサル痘感染に気づかない
というもので、さらに森川教授は
と_:(´ཀ`」 ∠):
しかし、今回感染拡大しているのは西アフリカ型と言われるもので、重症化・死亡リスクは低いと見られていることから、日本国内に上陸したからと言って極端に恐れる必要はないと思うんですよ(*´Д`*)
それよりも、何が入っているか分からないものを簡単に体内に入れることの方がよっぽどリスクがあるので、日本だけでなく海外の様々な情報を自分で調べてみるということがこれから最も重要になってくるでしょう_φ( ̄ー ̄ )
(何が言いたいかは察してください)