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空からカエルや魚が降ってくる【ファフロツキーズ現象】はなぜ起こるのか!?

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1901年7月のある日のこと。

その日、アメリカ・ミネソタ州のミネアポリスでは嵐が吹き荒れていたのですが、とんでもないものが空から降ってきて大騒動となったのです。

そのとんでもないものとは...

大量のカエルなんです!!!

人々は空から降ってくるカエルを振り払いながら、屋内に逃げるしかなかったんですが、しばらく経って外に出てみると数種類のカエルが重なって積もっており、その厚さは約8cmで4ブロック以上のエリア一帯がカエルで埋め尽くされていたというんです(⊙_⊙')

にわかに信じがたい話ではありますが、実はこれに似たような現象が世界中で報告されているんですよ👀

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ファフロツキーズ現象とは!?

ファフロツキーズ現象を描いた絵(wikipedia)

1922年のフランスでは2日間にわたってヒキガエルが降り続け、1979年のギリシャでも同様に大量のカエルが降ってきて道路を埋め尽くしたと記録が残っています。

このように本来、空から降ってくるはずのないものが降る現象は『FALLS FROM THE SKIES (空から降るもの)』という言葉を略して

『ファフロツキーズ現象』

と呼ばれています(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

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カエルだけじゃない!?魚やワニ、お金まで降ってきた!

シンガポールで魚が降った時の様子を描いた絵(Wikipedia)

ファフロツキー現象の記録は3世紀初頭から存在しているのですが、降ってくるものはカエルだけではないんです(゚-゚;)

1859年にイギリス・南ウェールズ地方のマウンテン・アッシュで10分の間隔を開けて

大量の魚が2度も降り注いだ

というのです。

また1877年にはアメリカのノースカロライナ州のある農園に

小さなワニが降る

という事件も発生!

このワニは30cmほどでしたが空から降ってきたのにも関わらず、怪我ひとつなく元気に地面を歩いていたのです👀

さらに!!!

1933年にはアメリカ・マサチューセッツ州ワーセスターで

氷漬けの鴨が降ってきた

という記録まで残っていますw


そして時には生物以外のものが降ってきたケースもあり、1869年、アメリカ・カリフォルニア州のある農場で3分間にわたり

猛烈な血と肉、髪の毛の雨が振り


その結果、8000平方メートルの土地を覆い尽くしたという現象も報告されているんです(怖すぎるw)


さらに約10年後にはアメリカの別の場所で5〜10cmほどの肉の断片が降ってくるという事件が起きており、これは『肉の雨事件』と呼ばれファフロツキーズ現象の中でも有名です👀

また中には『お金が降ってきた』というケースもあり、1995年、イギリスのオックスフォードシャー州キドリントンで

大量の10ポンド紙幣が空から降ってきた

という超羨ましいレアケースもあるようです〆(・∀・@)

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ファフロツキーズ現象が起きる原因とは?

1555年フランスで描かれた魚が空から降る光景のエッチング(Wikipedia

このように摩訶不思議なファフロツキーズ現象ですが、中には原因を説明できるものもあります(⊙_⊙')

例えばカエルの場合は

『大量発生説』

が有力です✅

特にヒキガエルは繁殖力が強く、短期間でその数を増やすこと可能で気候の変化によっては

1万匹以上

に繁殖し、群れを成して水場を離れて、人間が住む街の中まで移動することも...

このように大量のカエルが街をピョンピョンと飛び跳ねながら移動するのを見た人々は

『大量のカエルは空から降ってきた』

思い込んで錯覚したのではないか?

ということなんです👀

実際にカエルのファフロツキーズ現象は多数の事例がありますがなぜか

空からカエルが降ってくる様子を見た

という目撃談が極端に少なく、写真や動画に収められてものも存在しないため『カエルの大量発生』を『空から降ってきた』と勘違いしている可能性が極めて高いと考えられています👀

魚やオタマジャクシが降ってきたのはなぜ?

竜巻は牛のような大型の生き物でも吸い上げ数マイル先まで運ぶ力がある(Wikipedia

空から魚が降ってケースですが、これはどうやら

竜巻説』

が有力とされています(⊙_⊙')

1913年にオーストラリアのニューサウスウェールズ州キリンディで魚が降った事件や1918年にイギリスのサンダーランドで魚が降った事件は場所から考えても

海上で発生した竜巻によって、空に巻き上げられた魚が降ってきた

とみて間違いないと言われています👀

ファフロツキーズ現象は説明がつかないケースが多数存在する!?

しかしながらファフロツキーズ現象は先ほどの説では説明のできないケースや科学的に説明がつかないようなケースも多数存在しています♪( ´θ`)ノ

例えば落下地域から数十キロ以上も離れた場所にしか生息していない生物やワニが降ってくるケースや、竜巻説の場合なら、数種類の生物ではなく

ある特定の種類の生物だけが降る』

ようなケースは原因が全く解明されていません(⊙_⊙')

また


  • 髪の毛
  • お金

の場合は

飛行機から何者かが意図的にバラまいた可能性もあるのでは?』

と考えれれないこともないですが

雲ひとつない晴天で上空に飛行機などが飛んでいる様子はなかった

ことから『飛行機から何者かが意図的にバラまいた説』も否定されます👀

つまり!!!

ファフロツキーズ現象の事例の多くはいまだに

『原因不明』

とされたままなので『記録に残っている怪奇現象』と言えるでしょう〆(・∀・@)

(やった〜💪🤩)

<参考文献:本当は怖い科学の話>

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