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アメリカでバイオテロにも使用された『炭疽菌』の恐ろしさ!

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『炭疽菌』は生物兵器として利用する為に第二次世界大戦以降、各国の軍事機関で研究されていました🥶

炭疽菌に感染した場合、非常に致死率が高くこの致死率の高さが

生物兵器として世界各国で研究されていた理由です👀

ソ連のバイオプレパラト(生物兵器の開発・製造を行う機関)でも研究されていました🦠

この記事では『炭疽菌とは一体どのような細菌なのか?』『米国炭素事件とは一体?』

『その他のテロでの使用事例』『炭疽菌に感染した場合の症状や致死率』
などについて書いていきます〆(・∀・@)

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炭疽菌の自然界での感染経路とは?

炭疽菌の電子顕微鏡写真:Wikipedia

まずは炭疽菌の感染経路、ワクチンの有無、大きさを表で見てみましょう👀

感染経路空気感染(エアロゾル感染)、経口感染、創傷感染
ワクチン不活化ワクチン、弱毒性ワクチン
大きさ1〜1.2×5〜10 μm

炭疽菌は細菌で動物の体内で増殖します👀

そして炭疽菌に感染している動物の血液、体液、死体などに汚染された土壌が傷に入ることで感染(創傷感染します😨

また炭疽菌に感染している動物の肉を食べることで感染する経口感染や菌を吸入して感染する吸入感染があります👀

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炭疽菌のタイプ!(病型)と致死率!

炭疽菌による感染症には大きく分けて3つのタイプが存在するので見ていきましょう👁

皮膚炭疽

自然感染の95%以上が『皮膚炭疽』と言われています👀

単に炭疽菌が皮膚に触れただけではほとんど感染せず、主に傷口から炭疽菌が侵入することにより感染してしまいます🤢

症状は痒みから始まり続いてイボ状の『できもの』ができます。

それが水ぶくれになって大きくなり、えぐれて潰瘍になり、最後にはくぼんで硬い黒いかさぶた状のものができます😨

未治療の場合の致死率は10〜20%

腸炭疽

菌で汚染された食肉の摂取により感染するもので、悪心、嘔吐、発熱などの初期症状に続いて、腹痛、吐血、激しい下痢、血便へと症状が進みます😨

未治療での致死率は25〜50%

肺炭疽

吸入した菌により発症しますが、自然環境では発病するのに必要な菌数を吸入しないため、発生は極めてまれです。

 インフルエンザ様の初期症状で始まり、呼吸困難や嘔吐へと症状が進みます🤮

未治療の場合の致死率90%以上!!!

肺炭疽の致死率がヤバいですよね💦

炭疽菌を使った大規模なバイオテロが起きたら大惨事になるでしょうね😨

炭疽菌の名前の由来について!

炭疽とは『炭のかさぶた』という意味で『皮膚炭疽の黒いかさぶたの症状』が名前の由来になっています👀

そして英語名のAnthraxはギリシャ語で「炭」という意味です〆(・∀・@)

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アメリカ炭疽菌事件!

炭疽菌が実際にバイオテロに使用された事件があるので紹介します👀

アメリカ炭疽菌事件は米国同時多発テロの直後の2001年9月18と10月9日の2度に渡り起きた事件です(⊙_⊙')

この2つのテロはいずれも封筒の中に炭疽菌入りの手紙を入れて、テレビ局、出版局、上院議員の元に送りつけています👀

FBI が公表した炭そ菌入りの手紙二通、左側はNBCアンカーマン・トムブロコウ氏宛
右側の手紙は、トム・ダッシュル民主党上院院内総務宛、消印は共にニュージャージー州

画像:防災システム研究所

そして手紙にはいずれも「アメリカに死を」「イスラエルに死を」「アラーは偉大なり」なと書かれていました✍️

このテロにより22人が感染し5人が死亡、17名が負傷しました😨

同時多発テロの直後にこのような大胆なテロが実行されたんです(⊙_⊙')

アメリカはアルカイダによるテロの第二波と考えたが...

9.11米国同時多発テロの直後とあってアメリカは同時多発テロと同一の犯人(グループ)と踏んでいたのです。

ウサマビン・ラディン率いる『アルカイダ』によるテロの第2波と考えていました。

何よりアメリカにとってはアルカイダが犯人であった方がイラク攻撃の正当な理由が出来るので都合が良かったのですが...

アメリカ炭疽菌事件の犯人はアルカイダのメンバーによるものではなかったのです👀

真犯人はアメリカの陸軍感染症医学研究所の科学者だった!

アメリカ炭疽菌テロの真犯人ブルース・エドワーズ・イビンズ(Wikipedia)

真犯人はなんとアメリカの陸軍感染症医学研究所の科学者だったのです💦

犯人の名はブルース・エドワーズ・イビンズ炭疽菌の第一人者でした👀

事件発生後にイビンズはFBIの捜査協力などもしていますが同時に事件関与の疑いを持たれていました(⊙_⊙')

結局イビンズは近いうちにFBIから起訴される事となっていましたが、

数種類の鎮静剤を大量に服用して自殺してしまいます
😨✍️


2008年8月6日、FBIはアメリカ炭疽菌事件はイビンズの単独犯行によるものであったと宣言して7年に及ぶ捜査を終結する見通しを示しました。

オウム真理教による炭疽菌テロ未遂事件!

オウム真理教代表 麻原彰晃

日本でもあわや炭疽菌テロが行われる寸前だった事件があります💦

オウム真理教による炭疽菌テロ未遂事件が1993年6月28日と7月2日に東京都江東区亀戸で発生しました👀

この時、亀戸の教団新東京本部付近でヌカミソのような強烈な悪臭が漂い、異臭に対して住民たちが抗議を行いました(⊙_⊙')

抗議に対して教団側は『儀式に使う為の薬品の調合に失敗した』と説明して『今後はこのようなことはしない』

と約束しました。

この事件は『亀戸異臭事件』と呼ばれているのですが実はこの異臭の原因は『炭疽菌』によるものでした😱

『亀戸異臭事件』の真相とは!?

麻原彰晃は炭疽菌による無差別テロを計画し、遠藤誠一に培養するように命じました👀

『ウォーターマッハ』と呼ばれる噴霧装置を教団新東京本部の屋上に設置し、麻原、村井秀夫の立会いの下で

2回に渡り、外部に向けて炭疽菌を散布
しました😨

この時、臭いを緩和させる為にシャネルの香水の素を混ぜて使用したのですが

相当臭かったみたいですw

しかし噴霧器が高圧であり菌が死滅したか、あるいはそもそも有毒菌ができていなかったためか、悪臭のみを漂わせるに止まったのです😅

幹部の上祐氏は著書で『防護に不備があったので、もし有毒菌生成に成功していたら実行側も死んでいた』と書き記しています☠️

事件後、麻原彰晃は次のように語っています👀

麻原彰晃
「この事件で亀戸住人の悪いカルマが落ちた。これによってこの人達は私との縁ができこの縁で未来世において救済される。その縁が逆縁であったとしても私との縁を作ることが大切だ」

炭疽菌はソ連の生物兵器研究所で研究されていた!

第二次世界大戦後ソ連は生物兵器の開発・製造において他国よりも圧倒的に進んでいました👀

ソ連にはバイオプレパラトという機関があり、このバイオプレパラト内で炭疽菌を含む様々な

細菌を生物兵器の研究の為に保持していたのです。

当時のバイオプレパラトの副局長であったケン・アリベック氏(カナジャン・アリべコフ)の

著書『バイオハザード』にてバイオプレパラト内での生物兵器の全貌を大暴露しています。


僕もこの本を購入して読んだのですが非常にセンセーショナルな内容の本となっています(⊙_⊙')

興味がある方はぜひ読んでみて欲しいですね🤩

ソ連以外の複数の国が生物兵器の研究を行っていた事なども詳しく書かれています✍️

そしてこのバイオハザードを参考に記事を書いてますのでこちらもチェックよろしくです🤩

最後に

元々は自然界に存在していた炭疽菌ですがその致死率の高さを利用して生物兵器として使用する為に研究したり

実際にバイオテロで使用され犠牲者が出てしまうという事態になっています💦

バイオハザード の著者ケン・アリベック氏は炭疽菌などの生物兵器を手に入れようと思えば

簡単に手に入れることができ、仮に生物兵器としての完成度が低いモノであっても十分に殺傷能力がある

と書いています。

テロリストなどが生物兵器を入手し、世界のどこかでばら撒く可能性は十分に考えられるそうです💦

このような生物兵器は目には見えないので、ばら撒かれても気づかずに感染してしまう可能性があるのが

恐ろしいですね💧

炭疽菌や天然痘などは過去に研究施設から流出して研究施設の周りの住民が感染して死亡するという事故も

起きていますので恐怖を感じますねw

コロナウイルスも武漢の研究所から流出した説などもありますし、危険なウイルス・細菌を取り扱う施設では

管理を徹底して欲しいと思いますw

それではまた〆(・∀・@)

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