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エボラ・ペスト・マラリアの恐怖に晒される国(ギニア・マダガスカル・ソロモン諸島)がヤバい!?

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ギニア・マダガスカル・ソロモン諸島では

エボラ・ペスト・マラリアにより人命が奪われ続けています。


今回はこれらの国々の国民を恐怖に陥れている

感染症の問題を中心に紹介していきます〆(・∀・@)

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エボラの脅威に晒される国『ギニア』

エボラ出血熱ワクチンの保管状況を確認するWHO職員
画像:ロイター

ギニア共和国はアフリカの西端に位置する国で

アフリカ大陸の中でもエボラ出血熱の感染者数が

圧倒的に多い国
なのです(⊙_⊙')

このような状況になった大きな理由は

医療機関の設備が整っていないことと医学の遅れであると言われています。

例えばエボラ出血熱と思われる症状で死亡したとしても

死因が特定されないこともあり『エボラ出血熱とよく似た症状で死んだ』

という診断結果になる
ことが多々あるようです🥶

またエボラ感染者を診断や治療する医療従事者は

本来は防護服を身につけて完全武装するのが鉄則ですが

ギニアの医療従事者は医学の基本的な知識を持たない人も多いので

何も知らないままに感染してしまうケースもある
んです。

このようにエボラに感染した人間に海外からの旅行者や訪問者が接触し

国外にウイルスが持ち出され広まる危険性も考えられます(⊙_⊙')

(エボラの主な感染経路は患者の血液、体液、排泄物、唾液などの

直接接触または濃厚接触により感染が成立)


ギニアと周辺国の国境には森林地帯が多くて交易のために

人々が自由に往来するためギニアを中心とした

エボラの拡大を食い止めるための

決定的な手段がいまだにないというのが現状なのです🦠


ギニアはエボラの発祥地!?

エボラウイルスの電子顕微鏡写真
(Wikipedia)

エボラはギニアから始まったと言われています(⊙_⊙')

エボラの『自然宿主』はオオコウモリ、チンパンジー、ゴリラ、サル、ヤマアラシ

だと考えられているのですが(あくまでも推測)

実はギニアの一部ではコウモリやサルを食べる習慣があり

最初の感染者はこれらの動物から感染した可能性が濃厚であると考えられています。

現在、あらゆる組織がエボラ根絶を目指して活動をしていますが

ギニアに伝わる旧来の食習慣などが壁となっていて

ウイルスの拡大を食い止める決定的な手段は見つかっておらず

問題解決にはまだまだ時間がかかるでしょう👀

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黒死病と呼ばれたペストに悩まされる国『マダガスカル』

画像:厚生労働省検疫所FORTHより

マダガスカルは世界第4位の面積を持つ島で約2000万人以上の人々が暮らしています👀

(国民1人あたりの米の消費量は世界一)

しかし2014〜2017年にかけてマダガスカルはペストの恐怖に襲われたのです...

ぺストは黒死病とも呼ばれ、かつて約5000万人もの犠牲者を出し

中世ヨーロッパで恐れられていた感染症
です(⊙_⊙')

ペスト菌が体内に入ると2〜5日ほどで高熱を発して

全身倦怠感に襲われる。

その後、リンパ腺が侵されペスト菌が肝臓や脾臓まで繁殖して

心臓を衰弱させて約1週間であの世行きとなる恐ろしい感染症です🥶

死亡率は5〜7割と高く場合によっては敗血症や肺ペストなどの症状を起こすことも...

現在では抗生物質もあるので『ペストは過去の感染症だ』と思う方も多いかもですが

マダガスカルでは現役の感染症として恐れられています✍️



マダガスカルでペストが流行した理由はノミの抵抗力の強さ!?

画像:strange world➰奇妙な世界

マダガスカルの最初のペスト患者は2014年8月に確認されて

この患者はマダガスカル南西の内陸部に住む男性でした。

(男性は翌月に死亡、2013〜2014年に319人が感染して75人が死亡したという報告もある)

さらにその後、11月までに119人のペスト患者が確認され

その内40人が死亡。

当時WHO (世界保険機関)はマダガスカル国内だけではなく

周辺国へもペストが飛び火しないように抑え込みを試みたのですが

感染者は増える一方でした(⊙_⊙')

ペスト菌はもともとネズミなどのげっ歯類に感染し

感染した動物の体にいたノミが菌を受け取り、そのノミが人間を噛むことで

ペスト菌に感染
します🦠

このため、ノミを駆逐することはペスト対策に有効な手段なのですが

マダガスカルのノミは駆除剤への抵抗力がかなり強くて駆除がなかなかできず

これがペスト蔓延の大きな理由の1つとなった
と考えられています✍️

マダガスカルに更なる追い打ちが!

洪水被害に見舞われた直後のマダガスカル・アンタナナリボ近郊の村
画像:AFP/RIJASOLO

ペストの蔓延で怯えるマダガスカルの国民に

さらに追い討ちをかける追い打ちをかける事態が起きたのです🥶

2015年の初めに国内で大規模な洪水が発生し

数万人もの人々が非難のために大移動
したのです。

この時に人間と同じようにネズミたちも移動したので

移動先でもペストの新たな流行が心配されました
(⊙_⊙')

当然この時には国はペストの流行を抑えようと対策を立てて

個人用の防護服や殺虫剤、抗生剤や散布器具を国民に配布し

ある程度の抑え込みに成功しました🦠

しかしマダガスカルは雨季とサイクロンの影響で

水害が発生することが多く

常に多くの人々があちこちに避難をしなければならないので

人々の移動と共にペストが蔓延するリスクが常に付きまとうのです✍️

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国民の99%がマラリアを発症する!?『ソロモン諸島』

ソロモン諸島の首都ホニアラ
画像:wikipedia

ソロモン諸島はオーストラリアの南西に浮かぶ国で

100以上の島が集まって出来ている国。

また首都ホニアラがあるのは第二次世界大戦の激戦地となり

多くの日本兵が上陸したガダルカナル島です。

この島で最も警戒すべきは人間による犯罪ではなく

『蚊』🦟

ソロモン諸島はマラリア汚染地域なのです(⊙_⊙')

マラリアはハマダラ蚊に刺されることで発症する感染症。

ハマダラ蚊の唾液腺にはマラリア原虫が寄生していて

蚊に刺されることで血液中に原虫が入り込み高熱を引き起こしてしまいます。

感染率や死亡率が非常に高く世界最悪の感染症と言われていて

地球全体の年間の感染者は2億人を超え約60万人が死亡
しています🥶

そして!!!

ソロモン諸島では国民の99%がマラリアを発症した経験を持つのですw

これはヤバいですよね💦

マラリアに慣れている現地人でも発症すると

地獄の苦しみだというので免疫のない日本人がソロモン諸島で

マラリアを発症すればさらに苦しむことになるでしょうね👀

マラリア根絶計画が中断した!?

1970年代にWHOがマラリア根絶計画を打ち出したのですが

使用予定だった殺虫剤DDTの環境汚染問題のために中断となりました(⊙_⊙')

1980年代になると再びマラリア制圧計画に着手するものの

今度は国内で発生した暴動によってまたもや実現しなかったのです。

このためマラリアの状況はますます悪化していくことに...

因みにですがソロモン諸島では病気やケガの治療の際には

今でも薬草が使われていてとても重宝されています。


それぞれの村に伝承医がいて先人から伝わった知識で薬草を調合し

村人の治療にあたっているのです。

都市部以外で伝統的な暮らしをしている人々は

マラリア以外にもエイズやガンなどの難病に対しても

薬草だけで治療を行うそうです🌱

現在はわずかにですがマラリアの感染率は減ってきていますが

その恐ろしさに変わりはないでしょう✍️

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