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約140年もの間、解読不能とされる『ビール暗号』は1885年に発行された小冊子『ビール文書』によって世間に知られることになりました(⊙_⊙')

ビール文書によれば、トーマス・ジェファーソン・ビールなる人物が1820年にヴァージニア州ベッドフォード郡の”とある場所”に財宝を埋めとされており、その財宝を現在の価値に換算すると6500万ドル相当(約70億円)になると言われています(*´Д`*)


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ビールから暗号文を受け取ったロバート・モリス

ビール文書の表紙

小冊子が発行される65年前の1820年1月、ヴァージニア州リンチバーグのワシントン・ホテルにトーマス・J・ビールと名乗る男が宿泊手続きを取り、それから3月末までホテルに滞在した後に立ち去っています(⊙_⊙')

ホテルオーナーのロバート・モリスは当時のビールについて

ロバート・モリス
『黒く日焼けした肌を持つ、 極めて優れた容貌の美男子』

ロバート・モリス
誰からも好かれたが、 特に女性に人気があった

と評しています。

そして2年後の1822年1月にビールは再びワシントン・ホテルを訪れ、前回同様に冬が終わるまでリンチバーグに滞在しているのですが!?

この時にビールは

『重要な文書が収められている』

という鉄の箱をモリスに渡したんです(*´Д`*)

モリスはこの鉄の箱をとりあえず金庫で保管しましたが、後日、ビールから箱について説明する手紙が届き、その手紙には

手紙の内容
 
  • 箱にはビールとその仲間の財産に関する重要書類が収められている
 
  • 仲間が一人も戻らない場合、この手紙の日付から10年間は箱を保管してもらいたい。その10年の間にビールないしビールに委任された人物が箱の返却を求めない場合、錠前を破壊して箱を開けてもらいたい
 
  • 箱の中にはモリス宛の手紙と暗号化された文書が入っているが、文書は手がかりになるものがなければ解読できない。その手がかりはビールが友人に預けてあり、1832年6月以降に送られてくるはずである
   

と書かれていた...

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箱を開けたモリスは暗号文を発見する!

暗号文1枚目(未解読)

モリスはビールに言われた通り10年間保管したものの、その後、ビールやその仲間が現れることはなく、また1832年6月以降に届くハズの手がかりも送られてこなかったんです_:(´ཀ`」 ∠):

そして1845年にモリスはついに箱を開封し、3枚の暗号文とモリス宛の手紙を取り出します。

このモリス宛の手紙によると、1813年3月にサンタフェ(現在のアメリカ・ニューメキシコ州)の街から北に向かってバッファロー狩りをしていたビール達が渓谷で野営をした際に地面に埋もれている金を発見した為、直ちに採掘を行い、18ヶ月間、掘り続けた結果

大量の金と銀を発見した

ので、ビール一行はリンチバーグに財宝を隠したというんです(⊙_⊙')

その後、ビール達は再び採掘を続けますが、不測の事態が起きた時のことを考えて、信用できる人物に財宝の分け前を定めた文書を預かってもらうことにし、その人物に選ばれたのがモリスだったわけです。

これを読んだモリスは暗号文の解読に躍起になりますが、結局、17年を費やしても暗号を解読することができなかったんです(*´Д`*)

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モリスは友人に暗号解読を依頼して2枚目の解読に成功!

唯一解読に成功している2枚目の暗号文

1862年、84歳になったモリスは友人に暗号の解読を依頼します(⊙_⊙')

この友人こそが1885年に小冊子『ビール文書』を発行する人物なのですが、彼は小冊子発行時に社会に与える影響が大きいことや問い合わせに忙殺されることを嫌い、名前を伏せているため氏名不詳となっているので、以下この友人を筆者とします。

復号した原文(2枚目)
日本語訳

暗号文に示されたそれぞれの数字が、アルファベットのいずれかの文字を表していると推測した筆者は、何らかの文書や書籍を鍵とした『書籍暗号』なる暗号技術は使われているのではないか?

と考えて、手当たり次第に書籍を使って解読を試みた結果

アメリカ独立宣言が2枚目の暗号文の鍵になっている

ことを突き止め、内容の解析に成功したのです(ΦωΦ)フフフ・・

(内容は↑の日本語訳)

筆者は1枚目と3枚目の解読に挑むが...

暗号文3枚目(未解読)

筆者は残る1枚目と3枚目の解読を試み、特に宝の隠し場所を示した1枚目に注力しましたが成功せず_:(´ཀ`」 ∠):

さらに暗号解読に没頭し過ぎて仕事が手につかないようになり経済的に困窮し、その結果、家族を苦しめる結果に...

このような状況を招いたことを悔やんだ筆者は、全てを世間に公表することが最善の方法と考え小冊子『ビール文書』を発行したのです(⊙_⊙')

また筆者はその中で

筆者
『主業の余暇として解読に挑戦すべきで、 余暇がないのなら手を出すべきではない

筆者
『夢かもしれないことのために、 自分と家族を犠牲にしてはならない

と自らの経験を踏まえた上で警告文を付記しています_φ( ̄ー ̄ )

小冊子発行後、多くの人々が宝探しを始める!

小冊子の反響は大きく、ビール暗号の話を聞きつけた多くの人々がリンチバーグに集まり、宝探しを始めますw

中には数十年に亘って宝探しを続ける人や、プロのトレジャーハンターも財宝の発掘に挑戦しています(*´Д`*)

また筆者同様にビール暗号の解読に熱中し過ぎて身を滅ぼした者や暗号解読者もビール暗号に挑戦していますが、誰ひとりとして全てを解読した者はいません。

『ビール暗号』捏造説!

長年の解読の努力も虚しく、何の成果も挙がっていないため『この話は捏造じゃね!?』とする説と『歴史的な調査からこの話は真実である』とする説があるのそれぞれ見ていきましょう(⊙_⊙')

捏造説

エドガー・アラン・ポー

これは小冊子『ビール文書』の筆者が欲に目のくらんだ人々から金を巻き上げるために『エドガー・アラン・ポーの『黄金虫』を真似た話を捏造したのではないか?』とする説です(⊙_⊙')

その証拠の1つとして1822年に書かれたビールの手紙に、1834年以前の印刷物では使用例がないstampede"(逃げ出す)や1820年代には一般的には使われなかった"improvise"(即興で作る)という新しい単語が使われていたことが挙げられています(*´Д`*)

(この単語がビールのいたアメリカ西部では1822年以前から使われていたかも知れず、ビールがそれを覚えていた可能性も)

また暗号解読者のルイス・クルーは、筆者の文章とビールの書いた手紙の文章、そして全く無関係な19世紀のヴァージニア州住民の書いた文章を比較分析したところ!?

3つの文章のうち筆者とビールのものがよく似ていることから、クルーは

『ビールの手紙は筆者が書いたものである』

と主張しています。

暗号本物説!

1枚目の暗号文を2枚目と同様にアメリカ独立宣言を使って復号すると!?

意味のある英文にはならないものの

『abfdefghiijklmmnohpp』

という何やらアルファベットのような文字列が生成されます(*´Д`*)

これについてアメリカ暗号協会のジェイムズ・ジログリーは

このような文字列が偶然に生成される確率は1億分の1のさらに100万分の1程度である』

評しており、何らかの原理に従って作成された可能性があると述べています_φ( ̄ー ̄ )

ビールは実在したのか!?

そもそもビールという男は実在したのか!?

これを調査した歴史家ピーター・ヴィーマイスターは、著書の中で1790年代の国勢調査等を資料に調査した結果、ビールの出身地とされるヴァージニア州にトーマス・ビール(トマス・ビール)という名前の人物が数名いることを確認したと主張しています(ΦωΦ)フフフ・・

さらにピーターは小冊子の内容についても調査を行なっており、1820年のミズーリ州セントルイスの宿に

『Thomas Beallという人物が宿泊していたことを確認した』

としており、これは1820年にビールがリンチバーグから西部に向かっていたことや、セントルイスからビールがモリスに対して手紙を送ったという小冊子の内容に一致することから捏造ではない可能性は高いのではないでしょうか!?w

ビール暗号は今後、解読されるのか!?

1枚目と3枚目は現在も解読されていませんが、そもそも書籍暗号が使われているかどうかすらも分かっていないんですw

仮に書籍暗号が使われていたとしても、ビールのつけていた日記などの未出版の私的な文書が鍵に用いられている場合は、その未出版文書を持っている人物でなければ解読不可能なので、このことから今後もビール暗号の解読は難しいのかもしれません_φ( ̄ー ̄ )

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