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『感染症の世界史』を読んでみた感想!中国が感染症の巣窟になるとの予想も的中している!?

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今回は『感染症の世界史』という本が非常に面白かったので紹介したいと思いますᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ

この本では人類と感染症の戦いの歴史やウイルスや細菌の特徴、発生源、実際にウイルス感染した有名人や偉人などのエピソード、etc...などが書かれているのですが非常に面白かったですね〜🤩

この手の本はどうしても内容が難しくなってしまいがちですが『感染症の世界史』は難しいことを簡単な表現で説明してくれていて非常に読みやすい本でした😆

現在のコロナと同じように過去にもウイルスに人間は度々翻弄されています。

その様子が分かりやすく書かれており、コロナ時代だからこそ読みたい1冊になっているのでウイルスと人類の歴史を知りたい方はぜひ読んでみてください🤩

この記事では『感染症の世界史』の雰囲気が分かるようにいくつかピックアップして紹介していきますよ〜〆(・∀・@)



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『感染症の世界史』では知名度の高い感染症の歴史やエピソードが紹介されている!

紹介されている感染症やウイルス・細菌は1度は耳にした事があるようなモノがほとんどなので

感染症やウイルス、細菌について詳しくなくても楽しめると思いますね🤩

(中にはマニアックなウイルスも紹介されていますw)

  • エボラ出血熱
  • デング熱
  • マラリア
  • ペスト 
  • ハンセン病 
  • SARS 
  • ピロリ菌 
  • ヘルペスウイルス 
  • インフルエンザ 
  • HIV/AIDS 
  • 麻疹(はしか) 
  • 風疹(ふうしん) 
  • 白血病

『感染症の世界史』で紹介されている主な感染症、ウイルス、細菌はこのようなラインナップなので内容が頭に入りやすいと思いますᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ

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ウイルスの発生した背景や感染拡大の原因が分かりやすい!

ウイルスが発生した原因や感染経路そして感染拡大した原因などが非常に分かりやすく書かれています(⊙_⊙')

エボラ出血熱における感染経路についての部分を例にすると...

エボラ出血熱が流行している地域は、霊長類などの野生動物がブッシュミートと呼ばれてふつうに食べられている。 狩猟や解体時に、感染した肉を食べた現地民がウイルスにかかった可能性が高いとみられる。
感染症の世界史28ページより

このような感じで『どのような事が原因で人間が感染したのか?』が非常に分かりやすく書かれているので
読んでいて『なるほど💡』と思う事がたくさんありましたねᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ

歴史上の人物や有名人が発病したエピソードが書かれている!?

歴史上の人物や有名人が感染症に悩まされたていたエピソードや感染症が原因で亡くなってしまった偉人などについても書かれています👀

個人的には非常に興味を惹かれましたねw

例えば新撰組の沖田総司が結核で亡くなったことやナポレオンの死因が『胃がん』によるものだったことなど...

その他にも音楽家や詩人、戦国武将、ハリウッドスターにまつわる感染症や病気のエピソードが数多く紹介されているのでちょっとした雑学としても使えると思いますw

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微生物は人間にとって最強の天敵であり味方でもある!?

著者の石 弘之さんは『感染症の世界史』の前書きにて次のように書き記しています(⊙_⊙')

微生物は、地上最強の地位に上り詰めた人類にとってほぼ唯一の天敵でもある。
同時に、私たちの生存を助ける強力な味方でもある。

その絡み合った歴史を、身辺をにぎわす感染症を選んで、環境史の立場から論じたものが本書である。
感染症の世界史6ページより



ウイルスや細菌などの微生物は時に人間の生命を脅かす存在であり、時に人間の生命活動を手助けしてくれる味方であるという事が読み進めていくにつれ理解できましたねᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ

この本を読み終えた後にこの言葉の意味が必ず分かると思います🤩

それと同時に感染症と人間の戦いに終わりがない事も十分に理解できると思います😅

『中国が感染症の巣窟になる』との予想が完全に的中!?

『感染症の世界史』は平成30年に初版が発行されています。

つまり、コロナウイルスがパンデミックを起こす前に発行されているのですが

中国が感染症の巣窟となるとハッキリ書かれているので紹介したいと思いますᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ

終章 今後、感染症との激戦が予想される地域は? 感染症の巣窟になりうる中国 今後の人類と感染症の戦いを予想するうえで、もっとも激戦が予想されるのがお隣の中国と 人類発症地で多くの感染症の生まれ故郷でもあるアフリカであろう。 いずれも、公衆衛生上の深刻な問題を抱えている。 特に中国はこれまでも、何度となく世界を巻き込んだパンデミックの震源地になってきた。 過去3回発生したペストの世界的流行も、繰り返し世界を巻き込んできた新型のインフルエンザも、 近年急速に進歩を遂げた遺伝子の分析から中国が起源と見られる。 春節前後にはのべ約3億人が国内を旅行し、年間にのべ1億人が海外に出かける。 最近の12年間で10倍に膨れ上がった大移動が、国内外に感染を広げる下地になっている。
感染症の世界史342ページより

このようにコロナが世界中に蔓延する原因となった春節の時期の大移動について書かれています(⊙_⊙')

まさに著者の予想通り、新型のウイルスが全世界へと感染拡大していると思います🦠

縄文人や弥生人が持ち込んだとされるウイルスや細菌についても書かれている!



縄文人が『T細胞白血ウイルス』(白血病を起こすウイルス)そして弥生人が『結核菌(結核)』を持ち込んだという事も書かれています✍️

そして『どのようなルートを辿って日本列島にウイルス・細菌が持ち込まれたのか?』

ココがかなり面白かったんですよね〜😆

ウイルスや細菌から旧石器時代末〜の人類の移動ルートが割り出せるんですよ🤩

つまり人類史がウイルス・細菌によって更に明確に分かるという感じですね!

その他にもアイヌ民族や琉球人の共通点についても非常に興味深い内容が書かれています〆(・∀・@)

南極のペンギンから新型の鳥インフルエンザが発見された!?

極寒の地🥶南極のペンギンちゃんから鳥インフルエンザが発見されたという部分があるので
ココも紹介したいと思います🐧

南極のアデリーペンギンから、2014年5月に鳥インフルエンザウイルスの新型が見つかった。 世界保健機関(WHO)の専門家が、南極半島でペンギンの糞と血液から発見したものだ。 鳥インフルエンザの唯一の空白の地だった南極でも発見された事で鳥インフルエンザは全地球を覆うウイルスであることが確認された。
感染症の世界史198ページより

これにより鳥インフルエンザは地球上の全ての場所で存在可能なウイルスとなったようですね🦠

因みにですが、鳥インフルエンザを発病したペンギンは見つかっていないそうです(-, - )…zzzZZZ

猫からうつる寄生虫『トキソプラズマ原虫』が人間を操る!?

トキソプラズマ原虫Wikipedia)

猫から人へ移る寄生虫『トキソプラズマ原虫』っていうのが

かなりヤバいので紹介します(⊙_⊙')

この原虫に人間が感染すると脳が占拠されてしまい『マインドコントロール』されるんです🧠

トキソプラズマ原虫によってマインドコントロールされると性格や行動なども大きく変わってしまう...

この原虫によってマインドコントロールされることに気づいたのはチェコ・カレル大学の進化生物学者のヤロスラフ・フレグル教授です。

それではそこの部分を引用してみましょうᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ

1990年のこと、自分がトキソプラズマに感染していることを知った。
その直後から、自分の行動が変わってきたことに気づいた。
不注意な行動が増えて反応時間が遅くなり、近づいてきた車に
突然クラクションを鳴らされても、飛びのかなくなった。

これらの不可解な行動がこの原虫の感染によるものではないか、とひらめいた。
感染症の世界史142ページより


フレグル教授がこの仮説を発表した当時は全く受け入れられずに相手にされなかったそうです😭

しかし現代では多くの研究者がこの仮説を信じており、関連の論文も数多く発表されるようになったそうですᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ

カスタマーレビュー!

それでは最後に『感染症の世界史』を読んだ方々のレビューをいくつか紹介したいと思います🤩

いい本でした。 過去は縄文人がこのウィルスに感染した可能性があり、また、弥生人(渡来の中国朝鮮系民族)が結核を持ち込んだことで縄文人がそれに感染して衰退していったという仮説もある。さらに哺乳類についても外部からの細菌やウィルスの侵入をこれまたウィルスが保護するという面もある様で、胎内で感染されないのは、外部からの侵入を防ぐウィルスがいるおかげという逆説的存在がいるからで、考えさせられる。

新約聖書の最後にある「黙示録」は、予言者ヨハネによる予言の書だが、本書の最終章もまさに現代の予言の書だった。最初にこの本を読んだのは2014年。最近のコロナ新型肺炎の拡散をみて読み返してみると、なんと著者は当時すでに中国での感染症の発生を予言していた。終章の“今後、感染症との激戦が予想される地域は?”において、中国の国内防疫体制の遅れ、慢性的な大気や水の汚染の結果、国民の呼吸器が損傷して病原体に対して脆弱になっているという事実、さらにはあらゆる野生動物まで食べてしまう文化の違いなどを指摘し、今後感染症が起こるのは中国、それも春節の大移動の時を予言していたのだ。

本書は面白い本で易しく書かれているので1~2日位で読める。特に、まえがき、第1章~4章、第8章、9章、終章が良い。終章では、「過去3回発生したペストの世界的流行も、新型のインフルエンザも遺伝子の分析から中国が起源とみられる」「年間にのべ1億人が海外に出かける。」と、今回の新型コロナウィルス感染症の発生と世界への拡散を予言したような書きぶりです。(中国高官の米国生物兵器説もありますが)
新興感染症(エイズ、エボラ出血症etc)はアフリカからやってくるとも述べてます。
 私のような感染症の知識のない人には本書は最適だと思います。

疫病の歴史を知る、為になる読み物。
人類史は、疫病との闘いの歴史である、と言っても過言ではない!
 歴史は、こうして動いていたのかと、思わせる。疫病と人類史。大変興味深く、面白く読ませていただきました。

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