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抗生物質を発見した細菌学者『アレクサンダー・フレミング』を紹介!

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ウイルス性の病気に罹った時にお医者さんから『それじゃ抗生物質を出しておきますね!』

と言われた経験が皆さん1度はあると思います🤧

僕も結構な回数『抗生物質』のお世話になった事がありますがw

現在ではこの抗生物質のおかげで簡単に治る病気も抗生物質がない時代は多くの方が

命を落としていました😨

この抗生物質を世界で初めて発見した人物は『アレクサンダー・フレミング』

アレクサンダー・フレミングはイギリスの細菌学者なのですが、

抗生物質の発見はある偶然により発見できたのです👀

今回はアレクサンダー・フレミングの抗生物質の発見秘話や功績について

書いていきます🤩

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『アレクサンダー・フレミング』バイオグラフィー

アレクサンダー・フレミング画像:Wikipedia

本題に入る前にアレクサンダー・フレミングの経歴などを軽く紹介しますね🤩

アレクサンダーフレミングは1881年8月6日にスコットランドで生まれました👀

そしてスコットランドのキルマーノックのリージェント工芸学校で2年間教育を受けた後、

ロンドンの王立科学技術学院に入学。(現在のウェストミンスター大学)

王立科学技術学院を卒業後、4年間商船会社に勤めた後、

1903年にロンドン大学セント・メアリーズ病院医学校に入学します。

1906年にセント・メアリーズ病院医学校を卒業すると同時にセント・メアリーズ病院医学校の

A・E・ライトの助手として接種部に入り、この年に医学博士になっています🥼

その後、第一次世界大戦が始まるとアレクサンダー・フレミングは招集されて

フランスの戦場病院に参加することになります🏥

戦場で軍人が罹患するガス壊疽などの感染症に直面したのをきっかけに

終戦後セント・メアリーズ病院医学校に復帰した彼は、

感染症治療を改善する薬剤の探索の研究を始めました。


1945年にノーベル生理学・医学賞を受賞。

抗生物質の発見のきっかけは『アオカビ』だった!

画像:
DAILYSUN

1928年にアレクサンダー・フレミングによって抗生物質が発見されるまで

感染症に対する特効薬がなかった為に、

免疫力だけが感染症に抵抗する唯一の手段
だったのです(⊙ω⊙)

(まさに今現在のコロナに対してこの状態ですよね💦)


黄色ブドウ球菌(Wikipedia)

フレミングは『黄色ブドウ球菌』という細菌の研究を行っていました👀

黄色ブドウ球菌は『毒素のデパート』と言われており、

『皮膚感染症』『食中毒』『毒素性ショック症候群』

など様々な症状を引き起こす恐ろしい細菌です🦠

抗生物質発見のきっかけ!

ある日、黄色ブドウ球菌を培養している培地に『アオカビ』が混入してしまいました🤢

フレミングがアオカビが混入した培地を観察する際に『世紀の大発見』に気づくのです🤩

アオカビの周辺では黄色ブドウ球菌が全く発育してなかったので、

フレミングは『アオカビが何らかの抗菌物質を産生しているのではないか?』

と考えてアオカビの培養液を使用して抗菌作用を調べることに。

そうするとアオカビにはやはりブドウ球菌を殺す物質が産生されていると分かり

この物質を『ペニシリン』と名付けました(⊙_⊙')

このペニシリンこそが世界初の抗生物質なのです💉

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ペニシリンが多くの兵士の命を救う!

ペニシリンの広告(Amazon)

フレミングが発見したペニシリンはその後、イギリスの科学者達による研究が進み、

ペニシリンの分離・精製する技術が開発されて、工業生産されるようになりました👀

第二次世界大戦ではペニシリンのおかげで多くの兵士達の命が救われたのです😭

アレクサンダー・フレミング、ペニシリンの工業生産を開発したエルンスト・ボリス・チェーン、

ハワード・フローリーの3人は『ペニシリンの発見、伝染病に対する治療効果の発見』

でノーベル生理学・医学賞を受賞しました✨

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ペニシリンが効かない黄色ブドウ球菌が出現する!

ベンジルペニシリンの3Dモデル(Wikipedia)

『ペニシリンにより人類は感染症との戦いに終止符を打った...』

とはいかなかったんです😨

第二次世界大戦では多くの兵士の命を救ったペニシリンですが、

その後『ペニシリンが効かない黄色ブドウ球菌が出現』するんですよ🤢

この新種の黄色ブドウ球菌は『ペニシリナーゼ』というペニシリンを分解する酵素を

持っていました💦


その為、新種の黄色ブドウ球菌はペニシリンを投与しても

治療効果が全く得られなかったのです😱

新種の黄色ブドウ球菌に効く!『メチシリン』が開発されるが...

ペニシリンが効かない新種の黄色ブドウ球菌に効果がある

『メチシリン』というペニシリン系抗生物質が開発されました👀

メチシリンは黄色ブドウ球菌が保有する酵素であるペニシリナーゼに対して

対抗ができたんです🤩


しかしそれも束の間でメチシリンが効かない黄色ブドウ球菌がまた出現してしまうのです💦

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(Wikipedia)

メチシリンが効かない黄色ブドウ球菌は『メチシリン耐性黄色ブドウ球菌』名付けられました👀

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌は医学的には『MRSA』と呼ばれており

MRSAは多くの抗生物質に対しての耐性を持っています👀

病院内の感染症の原因にもなっていて非常に厄介な存在です💦

MRSAに対しての抗生物質も開発されましたが

抗生物質を開発する度に、抗生物質に対しての耐性菌が出現して

完全にイタチごっこになっています🥶

人類と感染症の戦いはこのような理由で今でも終止符が打たれないのです。

アレクサンダー・フレミングの紙幣と切手!

スコットランドのクライスデール銀行が発行する5ポンド紙幣にフレミングの肖像が

使用されています👀

そして切手にもフレミングの肖像が使用されています🤩

抗生物質発見の功績が讃えられていますね🤩

アレクサンダー・フレミングの名言

フレミングは、「私は、人体が自然に備えている抵抗力の大切なことを決して忘れない。偶然は、それを受け入れる準備のある精神を好んで手助けする。細菌は偶然を見逃すことは絶対にない」という名言を残しています✨

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