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[津山事件]結核を患った都井睦男の生涯!クライマックス編!事件当日の全貌に迫る!

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今回はいよいよクライマックス編という事で『津山事件』の当日の様子について書いていきます。

事件の内容は非常にセンセーショナルです。

しかしこれは実際に起きてしまった事件で、

一人の人間がわずか2時間の間に30人もの人間を殺害してしまった...

そして都井は何を思いながらこの世を去ったのだろうか...

狂気の一夜をご覧ください。

前編、中編を観てない方はこっちから読んだ方がラストが面白いです🤩

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貝尾集落で突如停電が起きる!

貝尾集落で突如停電が起きてしまった

これは都井によるもので、電柱に都井らしき男が登っているのを内山寛一という男が目撃している。

その日の夜、貝尾集落に停電が起きたのです。

停電が起きたのでこの日、寺井元一は都井宅に電燈を借りる為に尋ねています。

都井宅に元一が行くと都井はロウソクを持って出てきた...

都井『どうしたんじゃ?』

元一『停電しちょるけん、電柱に登って調べてみるんじゃ。お前の自転車のナショナルランプを貸してくれんか?』

都井『ええとも、遠慮のう使うてくれ』

そして元一は都井に借りたランプを持って電柱に登るのですが、

素人の元一ではさっぱり分からなかった。

元一が電柱の上から下を見ると、見物人の中に都井が居たので...

元一『睦男、お前は頭がええから直してくれぬか?』

都井『ワシは慣れとらんからできやせん

その後、都井は元一にランプを返してもらって帰宅したのです。

しかし事件後に、加茂水力電気株式会社の技師が調べたところ、停電していたのは貝尾集落のみで その他の集落では一切停電が起きておらず、素人には出来ない手口と言っている。 

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最初の犠牲者は最愛の祖母いねだった...

1938年5月21日。

この日、最初の犠牲者となったのは祖母のいねだったのです。

いねの殺害に関しては目撃者が誰も居なかったので、

真相は不明ですが現場の状況から推測されたのは...

都井はこの日、いねと向き合うように寝ていた。

都井は東枕でいねは西枕で、姉が嫁いでからはいつもこのように寝ていたそうです。

都井が起きたのは犯行時刻からの逆算によって深夜1時頃とされている。

都井は祖母を起こさないようにそっと起きてから、

屋根裏部屋に登り茶箱の中に隠していたこの日の為に用意したモノを取り出し準備を始めた。

都井はまず服を着替え始めたのです。

学生服に着替え、ゲートルを巻く。

これは青年学校の軍事教練用で購入したモノで新品同様だったようです。

そして地下足袋を履き、頭には鉢巻きを巻く。

この鉢巻きは照明器具を取り付ける為であり、小型の懐中電灯を2本取り付けたそうです。

首からも照明器具をぶら下げていました。

そして日本刀一振と匕首(匕首)2口を左腰にさして紐で括り付けて更にベルトを巻いた。

ポケットには弾薬を100発を入れて、ブローニング猟銃を持って屋根裏部屋から降りた。

事件当日の都井の格好を再現した写真

都井は持っていた銃を壁に立てかけると土間に降りて、予め研いでおいた斧を手にする。

そして斧を手にしたまま、いねの寝ている寝室に戻る。

都井はしばらく祖母の顔を眺めていた。

そして心の中で祖母に堪忍して欲しいと詫びながら、

両手で斧を持ち振り上げて祖母いねの首めがけて思いっきり振り降ろした!

祖母の首は一刀両断され、首は商事の方に吹き飛び即死だった...

都井は遺書の中で祖母には申し訳なかったが自分が事件を起こす事で祖母にも辛い思いをさせるので

殺害を決意したというように記されている。


この祖母の殺害から地獄の一夜が始まる...

祖母を殺害した後の次なる犠牲者は...

都井は祖母を殺害した後、北隣の岸田勝之の家に向かった...

岸田勝之は海兵団に入団中の為留守で居なかったが、勝之の母のつきよ、勝之の妹みさ、勝之の弟、吉男と守が住んでいた。

都井は以前、勝之の妹みさを夜這しに行ってます、そしてそれを母つきよに見つかったのですが

都井『だったらあんたが相手をしてくれ』と、つきよに言って関係を持った過去があります。

なので勝之宅の間取りなどにも詳しかったのです。


(そして津山事件の犠牲者のほとんどが家の戸締りをしていなかったので都井の侵入を簡単に許してしまいました。)

都井が六畳間に忍び込むとつきよ、吉男、守が寝ていた。

妹のみさはこの日、寺井千吉の家に泊まりがけで手伝いに行っており、不在だった。

都井はそれを知っており、寺井宅でみさを殺すつもりだった)

都井は猟銃を静かに足元に置くと、伊藤医師から譲り受けた日本刀を引き抜いた。

そして寝ているつきよの右首めがけて日本刀を突き刺す!

頸動脈が切れて大量の出血で悶絶するつきよ!

更に都井は容赦無くつきよの胸や肩などを刺して、

最後はつきよの口に中に刀を突き刺してつきよは絶命した...


続いてその騒動で目覚めた吉男と守に対しても都井は滅多刺しにして殺害したのです。

特にに対しては特に斬りつけており、恐らく守が泣き叫んだからではないかとの見方が強いです。

3人を殺害した都井は血を浴びた日本刀を毛布で拭き取り鞘(さや)に納めると

猟銃を手にして岸田家から立ち去って行った...

因縁の西川とめの家へ!

岸田家の次は西川秀司の家へ向かった。

西川秀司の妻は西川とめで、都井が特に憎んでいた女性です。

家には、秀司、とめの他に長女の良子と とめの妹の千鶴子の4人が居ました。

都井は西川とめの他に長女の良子とも関係を待っていた。

都井はとめに自分の悪口を集落民に吹聴された事で尋常じゃないくらい恨んでいた...

西川宅に関しても戸締りがされておらず、都井は簡単に侵入できた。

四畳の部屋にとめが一人で寝ていた。

すると都井はとめの体に銃口を密着させて引き金を引いた!

しかも猛獣用のダムダム弾なのでとめの体には卵大の穴が空いて、

内臓が飛び出して即死だったそうです。

このダムダム弾は殺傷能力が強く更にかなり酷い死に方をするので

戦争であっても使用を禁止されていてます。

なので都井は相当な恨みをとめに持っていたのでしょうね👀

隣の部屋で秀司良子、千鶴子が寝ていましたが

銃声で秀司が起き上がったのです。

しかしその時すでに都井は秀司の側に居て都井に狙撃されてしまう。

とめ同様に大きな風穴を開けられて死亡。

そして良子、千鶴子も銃声で起き他のですが状況が読み込めずに

逃げる事なくその場に留まっていたようです。

2人とも都井に狙撃されて死亡しました。

3軒目の被害者達の末路...

西川宅の後は岸田高司の家に都井は向かった。

家に居たのは岸田高司妻の智恵高司の母たま、手伝いに来ていた高司の甥の寺上猛雄の4人

妻の智恵は西川とめの次女であり、とめの娘を嫁に貰ったという理由で

ターゲットにされた。

岸田家に関しても家に鍵はかかっておらずに、都井が侵入する。

まず寝ている高司妻の智恵を見つけると、二人が起き上がる隙を与えずに射殺した。

智恵はこの時、妊娠6ヶ月で弾は胎児には当たっていなかったが、母子共に死亡したのです。

続いて隣の八畳の間には猛雄智恵が寝ていたのですが

銃声で2人は目を覚ました...

都井が2人の部屋に入ると、

猛雄『わ、われはなんじゃ!!』

と都井に向かって言うと...

都井『睦雄じゃ』

そして都井はナショナルランプを上に向けて、自分の顔を照らして見せた。

この時たまは生存しており、たまはこの時の様子について証言している。

猛雄は何かを口走りながら都井に飛びかかる!

しかし都井の反応は素早く猛雄の顔を銃床で殴りつけた。

猛雄は転倒した。

殴られた事で下顎の骨が粉砕して畳の上に骨片が散乱したそうです😱

それから都井は素早くまたがり、猛雄の胸に銃口を当てて発射して殺害した。

それを見ていた、たまは震えながらうずくまっていた。

都井はたまに向かって落ち着いた声でゆっくり喋り出した...

都井『お前んとこには、もともと何の恨みも持っとらんじゃったが、西川の娘を嫁に貰うたから、殺さにゃいけんようになった』

たま『頼むけん、堪えてつかあさい』

たまは都井の足元にひれ伏してお願いした。

都井『ばばやん、顔を上げなされ』

都井はたまの顔を銃口ですくい上げるようにして持ち上げる...

その瞬間に都井はたまの胸に向けて発砲したのです!

(悪魔だろw)

たまは吹っ飛んで転がる。

しかしたまは死ななかったんです!

手当ての結果助かったのです!

しかし全治5週間の重症であり、その後たまは余り長生きはしなかったそうです。

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都井が憎んだもう一人の女性...寺井ゆり子宅へ!

次は寺井政一宅に向かった都井.

この家には寺井政一長男貞一長男の妻三木節子四女ゆり子、五女とき、6女はなが居た。

寺井ゆり子は西川とめ同様に都井が憎しんでいた女性です!

都井とゆり子は以前肉体関係があったのですが、

ゆり子が丹羽卯一という男に嫁いだ事を恨み、

自分とゆり子が関係していたことを言いふらしたり、丹羽卯一に嫁いだ後も夜這いを行ったりなどがあり

結局、丹羽卯一とゆり子は離婚している。

離婚後、ゆり子は上村岩男という男と再婚していて、それも都井が面白くなかった部分なんです。

寺井政一宅も戸締りはされていなかったのですが、都井が家に侵入した時

家族全員が起きていたのです。


最初の犠牲者は寺井政一で都井と鉢合わせてしまいました。

都井はその瞬間に猟銃で政一目がけて発砲して、政一は即死。

長男貞一節子は結婚したばかりの新婚だったのですが...

貞一は父が殺されたのを見て、窓から表に飛び出したのです!

しかし飛び出す瞬間に都井が撃った数発の弾の1発が心臓を貫き死亡する。

新妻節子は八畳間に逃げたのです。

そこには五女とき、6女はながいて2人は廊下の雨戸を開けて逃げようとしたところ、

都井の銃弾がときとはなの背中と胸を貫き2人は絶命する。

節子は逃げようとするが都井に廊下の隅に追い込まれて、胸を狙撃されて壁にもたれるようにして死亡した。

4女ゆり子の命運は...

そして問題のゆり子ですが、いち早く脱出に成功していたんです👀

助けを求める為にゆり子は都井の親族である、寺井虎三の家に行ったのですが戸締りされており

いくら戸を叩いても開けてもらえなかったんです💦

焦っていると横の寺井茂吉宅の戸が空いて、ゆり子を呼んでくれたんです!

しかし、都井はゆり子が茂吉の家に入るのを見てました😱

すぐさま都井は茂吉の家に向かいます。

この家は茂吉、妻の伸子、次男進二、四女由紀子、茂吉の父孝四郎の5人が居た

そしてゆり子を含めて6人になるのですが、ゆり子を家に招き入れた事で悲劇が起こるんです🥶

まず四女由紀子は都井と関係がなく、都井の計画にも元々この家は含まれてなかったんです!

結果から言うと寺井ゆり子は生存しています。

次の項目では寺井ゆり子の証言を元に書いていきます!

寺井ゆり子の証言!

ゆり子が茂吉宅に入るか入らないかぐらいで都井がすぐにやってきて、

戸を開けようとしたのです。

茂吉由紀子が必死に戸を押さえており、戸が開かないので

都井は乱暴に戸を揺さぶったり、開けないと撃ちまくるぞ!と叫んでいたんです。

そうすると隠居部屋で寝ていた父孝四郎が都井に『何事か?』と聞いたのです!

すると都井は振り向きざまに孝四郎目がけて発砲した!

弾は孝四郎の胸を貫通し、茂吉死亡。

この時、茂吉の傷口からは内臓が飛び出していたそうです。

茂吉はこのままでは家族全員皆殺しにされると思い、

次男進二に寺井元一に急を知らせ

助けを求めることを命じる。


進二は別の入り口から家を飛び出し竹藪へ走り込んだが、都井に見つかってしまう😱

都井は進二の後を追う。

進二は都井が追跡して来ていることに気付いて、

藪の中に身を伏せて都井の目を眩ませることに成功するのです。

進二を捕まえる事ができなかった都井ですが、

茂吉宅へ戻りあたかも進二を捕まえたような口ぶりで

都井『こら、進二、白状せよ!』『白状せぬと撃つぞ!』と怒鳴っていた。


進二を人質にしたと思い込ませておびき出す作戦だった。

この時点では皆、進二が本当に捕まったと思い込んでいる。

寺井ゆり子も『自分のせいでこうなったと泣きじゃくった』と言ってます。

ここまでは都井のペースだった。

しかし茂吉は冷静でした、茂吉は自分が様子を見てくるからじっとしておけと命じて

裏口の板との隙間から都井の様子を伺ったのです。

そうすると都井が身につけていた照明器具の光によって進二が捕まってはいないと言うことが

確認できたのです。

茂吉は家族の元に戻り、進二は捕まっておらず、都井が自分達を誘き出すための嘘だと伝える。


都井『どないしても開けんなら、斧を持って打ち割るぞ!』と叫んでいる。

そして痺れを切らした都井は銃を乱射する。

その内の1発が、由紀子の太腿に命中してしまったのです💦

由紀子は倒れて、茂吉達も身を低くしている。

すると、足音から都井が立ち去るような気配を感じたので、

茂吉は裏戸の隙間から恐る恐る外を見ると...

都井の姿は見えなかった。

この隙に茂吉は安全な所へ隠れようと家族に提案する。

茂吉が提案した場所は『床下』で畳を上げて、全員で床下に息を潜めてじっと隠れていたのです。

結局、由紀子を含めた全員が生存に成功している。

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