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人間を廃人化させる悪魔の手術!『ロボトミー手術』

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現在ではロボトミー手術は廃止されています

かつては実際に行われていた手術なんです(⊙_⊙')

そしてロボトミー手術を受けた患者たちの身に

術後さまざまな変化が起きていくことに...

人間を廃人化させてしまう悪魔の手術

『ロボトミー手術』
は一体どのように行われて

患者たちはどのような変化が現れたのか!?

(参考文献:戦慄の人体実験100)

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ロボトミー手術を行った医師を恨んだ患者が人犯に!?ロボトミー殺○事件!

ロボトミー手術を受けたことで医師を恨み

殺○事件が起きた事例があるので紹介したいと思います
(⊙_⊙')

この事件は『ロボトミー殺◯事件』と言われています。

1979年9月、東京都内である殺○事件が起きました。

元スポーツライターの男性(当時50歳)が

精神外○手術によって自身の人間性を奪われたとして

執刀医の自宅に押し入り、医師の母親と妻を殺○したうえ

新品を奪って逃走。

結局この男性は最高裁で無期懲役が確定してしまうんです👀

元スポーツライターの男はロボトミー手術によって全てを失った!?

アイスピックでのロボトミー手術を考案した精神科医ウォルター・フリーマンの施術の様子
画像:戦慄の人体実験100より

そもそもこの事件の原因となったのは

脳の前頭葉の神経を切断することで精神○常が治るとされていた

『ロボトミー手術』です。

元スポーツライターの男性は1964年に 精◯病質』と診断され

精◯病院へ強制的に入院させられました(⊙_⊙')

この男性は過去に暴行の前歴があったので

担当医は男性を危険人物と判断し

男性の母親から強引に 手術の同意を得ると

本人には肝臓検査と偽りロボトミー手術を強行したのです🥶

4ヶ月後に退院したものの

男性は感受性が鈍化して

さらに意欲喪失などの変化が見られるようになり

スポーツライターの仕事もできなくなってしまいます。

スポーツライターを辞めてから

男性は運転手や自動車修理工の見習いをしながら

各地を転々とする生活を送るように...

1969年には『てんかんの発作』を起こし

病院に行った男性は

医師からロボトミー手術の後遺症ではないか?』

と指摘を受けたことをきっかけに

全ては自分にロボトミー手術を施術した医師のせいだと 恨みを募らせて犯行に及んだのでした✍️

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ロボトミー手術を考案した神経医『エガス・モニス』

ロボトミー手術を考案した神経医エガス・モニス
(Wikipedia)

ロボトミー手術は今でこそ人間を廃人化させる

禁忌(きんき)の手術法と認識されていますが

1935年に実施された当初は画期的な方法と

思われていた
のです(⊙_⊙')

ロボトミー手術法を確立したのは

ポルトガルの神経医エガス・モニス

チンパンジーの前頭葉を切○したところ

性格が穏やかになった
と言う報告をヒントに

精神◯害のメカニズムに仮説を立てて

ロボトミー手術を考案したんです。

エガス・モニスはロボトミー手術でノーベル賞を受賞するが...

画像:カラパイアより

ロボトミー手術の内容は頭○骨にドリルで穴を開け

前頭葉にある神経路を1つ以上分○する
ことで

統合失◯症などの精神○害を治癒するというものでした(⊙_⊙')

この方法でモリスは20人の患者に手術を行い

著しい成果を上げたと学会に報告。

ローズマリー・ケネディ(Wikipedia)

薬○療法が未発達だった当時

ロボトミーはアメリカで賞賛を持って受け入れられ

1941年にはケネディ大統領の妹ローズマリー・ケネディも

手術を受けています。

(ローズマリー・ケネディはロボトミー手術の後遺症で知的障○者になる)

こうした功績が認められモリスは1949年ノーベル生理学・ 医学賞を受賞します✅

しかしロボトミー手術による死亡率は4~6%と高く

無気力、反社会的態度、てんかん発作、人格変化、衝動性といった

副作用が報告され始め

『悪魔の手術』と呼ばれるようになるのです(⊙_⊙')

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ロボトミー手術は廃止に!

ロボトミー手術を受けた患者
画像:怖い話ネット

1975年までにはロボトミー手術は実施されることはなくなり

日本でも1942年に新潟医科大学で

初めてロボトミー手術が行われたのを皮切りに

第二次世界大戦中〜戦後にかけて

しばらくは統合失調患者を対象に各地で施行されました

1975年に『 精神外科を否定する決議』が

日本精神神経学会で可決されて以降は行われていません(⊙_⊙')

ちなみにですが現在もアメリカでは

ロボトミー手術によって廃人になった当事者や

亡くなった患者の遺族たちが

エガス・モニスの ノーベル賞受賞取り消しの運動を行っているようです〆(・∀・@)

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