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食屍鬼と呼ばれた男『エド・ゲイン』の猟奇的な殺人事件!

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ホラー映画『サイコ』や『悪魔のいけにえ』のモデルもなったエド・ゲイン(本名:エドワード・セオドア・ゲイン)という殺人鬼をご存知でしょうか?

数多くいるサイコパスといわれる殺人鬼の中でもエド・ゲインはブッチギリのキチ○イ度でなんですがw

僕はかなり昔からエド・ゲインに興味があり、ちょこちょこ調べていたのですが

記事を書くにあたりガッツリ『エド・ゲイン』について知りたいなと思い

こちらの本を読んでみましたᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ

『オリジナル・サイコ―異常殺人者エド・ゲインの素顔』という本です🤩

これまではエド・ゲインの有名な逸話を断片的にしか知らなかったので、この本でエド・ゲインという人間の人格形成や凄惨な事件の全貌、逮捕後などを詳しく知ることができましたね🔥

この記事では過激・性○な表現が多々出てくるので、伏せ字率が高くなると思いますのであらかじめご了承くださいw

それでは食屍鬼と呼ばれた男『エド・ゲイン』の狂気に満ちた生涯をみていきましょう〆(・∀・@)

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エド・ゲインの人格は母親の異常な教育によって作られた!?

エド・ゲイン

エド・ゲインを語る上で母親の存在は切っても切れません👀

後にエド・ゲインが起こす様々な行動は全て母親に関係してくる...

エド・ゲインはウィスコンシン州バノー郡にてジョージ・ゲイン(父)とオーガスタ・ゲイン(母)の次男として生まれました。(長男はヘンリー・ゲイン)

オーガスタは豊満な体型で非常に働き者で事実上、一家の大黒柱👀

父ジョージは酒○りの怠け者で時折、ヘンリーとエディー(エド・ゲイン)に折○することも...

オーガスタは独自の性観念を持っており、『結婚前の性○為は許しがたい罪である』と

実際は結婚後であっても、そのような行為事態に嫌悪感を抱いていたのですが、子供を作る為に嫌々行っていました。

長男・ヘンリーに対して、オーガストはあまり愛情が湧かなかったようですが

それはヘンリーが男だからと考えていたのです。

娘ならきっと愛せると考えて2人目の子供を作る決意を...

この2人目が(エド・ゲイン)またしても男だったことに一瞬、気落ちするのですが

オーガスとはある決意をします。

『この子だけは他の男のようにはさせない』と...(女をむ○ぼる男のようにはの意味)




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エド・ゲインにとっては母親は神のような存在だった!

エド・ゲイン


エドにとって母親は偉大でまさしく神ともいえる存在でした(⊙_⊙')

自身の記憶で最も古い記憶としてエドは次のように語っています。

ヨチヨチ歩きの頃、階段の上に立っていた。するとバランスを崩し階段から真っ逆さまに落ちる...

という時に右腕が砕けるほど強烈に握る手があった。

母・オーガストが後ろに立っており、ひどく取り乱し、自分の体を揺さぶり怒鳴っていた。


その時エドは子供ながらに母親を激怒させることをやってしまった。惨めで、全部自分のせいだ。

その時から中年になるまでエドは母を完全に信頼していた。

人生におけるあらゆる危険から、自分を守ってくれるのは母だけだと...

ゲイン一家、農民になる!

1913年、ゲイン家は農民になることを決めます。

これを決めたのは当然、母・オーガスタでこの頃には農場を開けるぐらいの貯蓄があり

乳牛とライ麦を育てれば悪くない暮らしができると考えた為。

そしてもう1つ、田舎に引っ越す事でエドを都会の悪から遠ざける目的もありました(⊙_⊙')

更に翌年、ゲイン一家は2度目の引っ越し(これが最後の引っ越し)をします。

プレインフィードの78ヘクタールの農場に移ります。

そしてプレインフィード農場の所有権登記は夫のジョージではなく、母・オーガスタ・ゲインの名でなされました〆(・∀・@)

一番近い隣人は400m先で、エドを更に孤立させることが出来たのでココの部分もオーガスタは気に入った部分でした。

(このような住宅環境が後の事件発覚を遅らせる原因になりますw)

エド・ゲインの小学生時代!

エドは8歳でロチェ・ア・クリ小学校に入学。

エドの成績はまずまずの成績でとても本好きの少年でした📓

しかし、学校ではエドは常に孤立していて友達の輪に入ることが出来なかったんです👀

なんとか仲間に入ろうと、エドはみんなの行動を観察して真似てみたが、思うような結果は得られなかった。

エドはどこかズレていた。

しかし、何度かエドにも友達が出来そうになったことがあったのですが

そのことを母・オーガスタに話すと必ず反対されるのです(;-_-)

『その子の家には悪い噂がある』『その子の父親にはくらい過去がある』などと

そしてエドに『どうしてお前はそんな真似をするの?』『私が育てたのは馬鹿者だったのかい?』

エドはボソボソ言いながら部屋に退却し、次の日からその子と目を合わせることはなかった。

エドは子供の頃から少しおかしかった!?

同級生の目から見ると、エド・ゲインはどこかおかしかった。

いつも不敵な笑みを浮かべており、妙なタイミングで笑うなど。

また、女の子が席を振り返ると、エドが後ろからじっと見つめている。

子供でありながら、その女の子はエドに不潔で汚されているような気分を感じることがあったのです😅

その他にも男子生徒が集まって、女の子の話をしていると、エドは聞き耳をたて、耳を赤くして走り去ることも🏃🏿‍♂️💨

エドは話す時の手の動きや声が女の子っぽいという特徴もあった。

これはエド・ゲイン本人が語っていますが『女性になりたい』という願望があったようです(⊙_⊙')

このように小学生の頃からすでにエド・ゲインは少しおかしく、孤立したりする点は大人になっても変わらなかったのです。

母・オーガスタの説教が加速していく!

エドとヘンリーが成長すると、オーガスタの説教は加速していきました。

この頃になると、父親は働かなくなり、家で酒○り状態に。

オーガスタの説教は、脅迫的なまでにしつこく、たった1つのテーマを繰り返したのです👀

それは『現代女性の邪悪さについて』『あいつらはみんな汚れた、堕落した生き物だ』と息子達を諭した。

オーガスタは足元に息子達を座らせて、『ノアの洪水の話』や『ヨハネの黙示録』を読み聞かせ、終わると息子達の手をとり『決して女どもに汚されたりしない』と母に誓わせた。

このようなことが日常的に行われると、流石に参ってしまいますよね(⊙_⊙')

兄・ヘンリーは母の教えに反抗し、何度か女の子への接触を試みています。


しかし、その都度オーガスタに反対され、生涯独身を選んだのです。

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ゲイン家、たて続けに死す!

父・ジョージ・ゲインは60代に入った頃に健康状態が悪化する。

長年の深酒、苦労、家庭での境遇などにより身も心もボロボロだったジョージは66歳で生涯を終えた。

ジョージの死から4年後、今度は兄・ヘンリーが突然死してしまいます(⊙_⊙')

1944年5月16日のこと、家の近くの草地で起きた火をエドと一緒に消し止めようとした時に起きたのです...

この時の事をエド・ゲインはのちにこのように語っています👀

エド・ゲイン
『やめよう、家にいようと言いました』
『だけどヘンリーはどうしても行くと言って聞かなかったんです』

ですが当時の新聞記事には『畑を焼き払おうと言い出したのはエドの方で、ヘンリーは手を貸そうとしただけ』と記されています(⊙_⊙')

当時の新聞記事の内容とエドがのちに語った内容は大きく食い違っていますよね👀


ヘンリーの突然死は偶然!?それとも...

ヘンリーの突然死の最大の謎は『どんな死に方をしたのか?』なのですが。

エド・ゲインはこの時の事を次のように語っています(⊙_⊙')

エド・ゲイン
『突風のせいで火が思いもよらぬ方向に広がったので、自分は急いで風下にまわり、炎が境界線に立つ松の木に届く前に食い止めようとした』

『なんとか火を消し止し終えてから、兄を探したが、もう暗くなっていて、ヘンリーの姿は見えなかった』

そしてエドはフランク・エングル郡保安官助手を含む捜索隊を呼び集め、草地に戻った。

捜索隊と共に現場に着くと、エドは寄り道をせずにまっすぐ兄のところに案内したのです👀

ヘンリーはうつ伏せに倒れており、一目で死んでいるのが分かる状態でしたが

捜索隊はいくつかの不審な点にすぐに気づきました。

不審な点
    • 地面は黒く炭化していたが、死体には火による損傷が全くなかった
 
    • 服は『すす』で汚れていたが焦げていない
 
    • 服の外に出ていた部分に火傷のあとは全くない
   

これに加えて、捜索隊はヘンリーの頭におかしな傷があるのに気づきます🥶

最も奇妙なのは『エドが捜索隊をまっすぐ死亡現場に連れて行った』ことで、それまでは見つけられなかったと言っていたのに(⊙_⊙')

その点を指摘されたエドは『奇妙なこともあるもんさね』と言った。

結局、この事件は『死因は窒息死によるもの』と結論付けられて処理されました。

結局、この事件においてはエド・ゲインは何の罪にも問われていません👀

何より、この当時エド・ゲインがそのような事をすると考えたモノは誰1人いなかったのです。

この弟の真の姿が世界を震撼せるまでは...

母・オーガスタが倒れる!

ヘンリーの死の直後、今度はオーガスタが倒れてしまいます(⊙_⊙')

ある日、オーガスタは『気分が悪い。めまいがする。』と訴えたので病院に搬送されます🚑

病院での診断結果は『心臓発作』

オーガスタが入院中、エドは毎日お見舞いに行き、時間の許す限り母の側に居ました👀

やがて、母の退院の日がやってきました。

エド・ゲインという男は非常に小柄で痩せていたのですが、母を連れ帰り、家に運び入れベッドに寝かせたのです。

エドは母の姿を見下ろした時に、全身に同情と恐怖があふれた。

こんなに衰え、か細い母をエドはこれまで見たことがなかったので...

しかしそれと同時にエドは奇妙な喜びも感じていました👀

それは母に頼られている事で、母に自分の価値を認めてもらえるチャンスと考えたのです(⊙_⊙')

エドは『母の手が伸びて自分を引き寄せ、愛と感謝を込めて抱きしめてくれるところを思い描いた』

オーガスタの回復とエドの心情!

オーガスタは徐々に回復していき、1945年の中頃には自力で歩こうとするようになった。

エドは母に手を差し伸べたが、オーガスタはエドの手を振り払い『あっちへいきなさい。お前の助けなどいらない。』と自力で立とうとした。

エドは母が立つ姿に喜んだが一方で、長い間献身的に母を看病したのに評価されなくて傷つきもしました(⊙_⊙')

しかし、エドにとって最も重要なことは母が元気になること、元通りになることだった。

オーガスタ・ゲイン死す!エド・ゲインは天外孤独に...

順調に回復しているように見えたオーガスタでしたが、再び心臓発作を起こしてしまい

1945年12月29日にオーガスタ・ゲインは67歳でこの世を去る。


オーガスタの葬式ではエド以外は数人の親戚が来ただけでしたが、エドにとってはどうでも良いことでした。

エドは赤ん坊のように泣きじゃくった...悲しみを抑えることが出来なかった...

唯一の友、そして真実の愛を失い、エド・ゲインは天涯孤独となった。

オーガスタの死後、世界中でエド・ゲインという男の名が知れ渡ることになります(⊙_⊙')

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ベイツモーテル(シーズン1)

連続殺人鬼に成長する若者ノーマン・ベイツと、母親ノーマ(ヴェラ・ファーミガ)のサディスティックで歪んだ母子関係。ホラーの名作『サイコ』の前編として、ノーマンの人格形成期を現代の視点から探り、歴史上最も悪名高い殺人鬼に成長した過程を描く。

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