都井睦雄/青年期編

都井が18歳になる年に姉みな子が嫁入りしました。

姉が嫁いでから祖母との２人暮らしになり都井は孤独に陥ってしまうのです👀

そしてこの頃、都井は引きこもりになり、『本を読む』『寝る』『書き物をする』

この３つを1日のルーティンにしていたようです。

しかしある時から都井はもう１つ新たなことを始めるのです🤩

それは近所の子供達を集めて、色々な物語聞かせるということを始めるのです。

子供たちは都井によくなついており、

都井も子供達に物語を聞かせることを楽しみにしていたのです💡

この物語は少年倶楽部やその他の雑誌で読んだ小説を

子供達にも分かるようにアレンジして聞かせていたようで、

子供達に大人気だったようです！

都井はある程度改作してストックが溜まると、

子供達を集めて聞かせるというように

非常にストイックで誠実な姿勢を子供たちの為に続けていたのです。

１９歳で青年学校施行令が施行されるが...

都井が19歳の頃に青年学校施行令が施行される。

この青年学校は義務制ではなかったんです。

都井は義務制ではないということを知り、

開校式以降2度と登校することはなかったのです。

この青年学校の教師は小学校の教員が兼任していたので

都井のことを知っているんですね！

都井は小学校の時は非常に真面目だったので、

怠惰で不真面目になった都井について職員室で話題になったのです👀

青年学校の教師の中に中田昭一という教師がいて、

都井のことを心配して家に来るんです。

都井は初めは中田が家を訪れてもまともに対応しなかったのですが

何度か訪れると次第に喋るようになったのです。

都井は小学校卒業後、中学に進学したいという気持ちがあったのですが、

祖母が1人にしないで欲しいということで進学を断念しているんです。

都井は『祖母のせいで進学を断念したことや、青年学校を卒業しても資格も貰えないし、義務制ではないから...』

のようなことを中田に話したのです。

そうすると中田は都井に『それやったら資格を取ったらええ』

と言って『専検の受験』を勧めたのです。

車検とは専門学校資格検定試験制度のことで

この車検に受かると中学校卒業の資格が与えられて、

専門学校や中学卒業を要する全ての上級学校や職業を受験することができるというものです。

この専検は非常に難しいんですが都井は成績が良かったので

本気で勉強すれば受かると中田は都井を説得するのです。

それからしばらく都井は受験勉強に打ち込み、

この時期は子供達とも会うこともなかったという。

しかし都井は受験勉強を途中で辞めるのです。

あの男と再会することで...

内山寿との再会！

都井は専検の勉強に必要な参考書を購入する為に本屋に行った帰りに

内山と再会するのです👀

バタフライエフェクトという言葉があり、

あの時こうなってなければあのような事態にならなかったというような時に使用される言葉ですが

まさにこの時に内山と再会してなければ『津山事件』が起きなかった可能性もあるのではないか？

と思うぐらいの運命の分かれ道だったと思います👀

内山を見た時に少し驚いた都井でしたが、笑顔を見せたそうです。

内山は岡山弁よりも大阪弁に近い喋り方になっていた。

内山が何の本を買ったのかと都井に聞くと

都井『参考書じゃ』

内山『何の参考書やねん』

都井『専検の問題集じゃ』

内山『センケン...?』

都井は専検について内山に説明すると、

内山から『資格を取って何をするんや？』

と言われてこう答えています。

都井『先生になろうと思うとる』

この答えに対して内山は本心で

『お前は頭がええから大丈夫やろう』と言っている。

しかし内山は何となく腹立だしさ(羨望や嫉妬の感情）

があったので話題を変えたんですw

そして以前都井に売った『写真』はまだ持っているか？と聞くと

都井はまだ持っている。と内山に言ったのです。

そして内山は『オカイチョウはどないや？』と都井に言った。


都井は自分はまだ○ 貞だと内山に言うと

内山『そしたらあないな写真見るのは毒やな。げんこつばっかりじゃったら、体にも毒じゃけんの』



中略

そして内山は都井に『お前○りたいやろ？』

都井『．．．』

内山『恥ずかしがらんでもええ、お前がやりたいならワイがやらしてやってもいいがな』

都井『どうやって？』

内山『ワイの知っとる女子を紹介したる』

都井『ほんまか？🤩』

内山『ほんまや！けどここやないで。大阪まで来て貰わなあかん』

このような会話があり都井は大阪へ行くことを決意するのですw

内山が○ 俗関係の仕事をしていて、

都井に金を払えばヤ○るというようなことを言って都井は大阪にいくのです。

都井、大阪で女を知る！

内山が世話をしている○婦の所へ都井を連れていくのですが、

都井のお相手するのは内山と既に肉○関係のある女性だったのです。

そして2人候補がいたのですが、１人は出払っており留守だったので

もう一人の初子という女性に都井を紹介したのです👀

内山は初子に『こいつは俺のダチで筆○ろしをしてやってくれ』と言いました。

初子は最初、半信半疑で都井に本当に○貞か？と聞いたそうです😅

そうすると都井は顔を赤くして、照れながら本当だよというような感じで初子に答えたそうです👀

それを聞いた初子はテンションが上がり、だったら私が色々教えてあげる！

というような感じで言ったので

内山は都井を残して自分の部屋に帰ったそうです。

そして行為が終わった頃に内山が都井のところへ行くと都井は寝っ転がっていたのです💋

内山が『どうだったか？』と都井に聞くと

都井は照れ臭そうに『うん』と一言だけ言葉を発したそうですw

その日は都井は初子の部屋に泊まり、翌日大阪から岡山へ戻ったということです。

前編終了

前編は一応ここまでで近いうちに続きを書こうと思いますが、

ここの女を知るという所が非常に重要なポイントになってくるので

かなり詳しく書きました✍️

ここが理解できないとこの後の都井睦雄の行動や津山事件がなぜ起きたのかの

真相が見えにくいのです💦

津山事件は凄惨な部分が一般的に認知されていますが都井雄という男の短い人生の中で

何がトリガーとなったのかを知ることで津山事件の見え方が必ず変わると思います。

この後は更に様々な人間模様や都井の結核との戦い、事件を起こすきっかけなど色々と

展開していくので後編も楽しみにしといて下さい🤩