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自民党・牧原議員『ツイッターやSNSでりゅうちぇるを誹謗中傷した者は全て逮捕すべき』

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タレントのryuchell(りゅうちぇる)さん(享年27)が今月12日に東京都渋谷区内のマンションで倒れているのをマネージャーが発見し、同日の午後5時33分に通報したもののまもなく死亡が確認され警察は現場の状況から自○とみています(⊙_⊙')

彼(彼女)の自○の原因は『女性ホルモンを注射したことで精神不安定になったためではないか?』と推測する人もいますが、個人的には

SNSでの誹謗中傷

によって心を病んで自○を図ったのではないか?

と思ってるんですよね〜。



りゅうちぇるさんのツイートから引用

実際、りゅうちぇるさんはかなり前からTwitterで誹謗中傷を受けており、また以前とは見た目が大きく変わったことに関する誹謗中傷も多く受けていたようです。

彼が亡くなったことで誹謗中傷していたアカウントの多くがツイ消しをしていますが、これに対して自民党の牧原議員

とツイートしています。

2022年にも女子プロレスラーの木村花さんがSNSでの誹謗中傷を苦に自○されていますが、誹謗中傷している人間はストレスの捌け口やお遊びのつもりで書いているのかもしれませんがこれはもはや殺○なんですよね。

そのため『誹謗中傷した人間は全員逮捕されるべき』というのは至極真っ当な意見です。

が!!!

もしSNSで誹謗中傷した人間が逮捕されるようになったら非常に恐ろしいことが起こるかもしれないんですよ...

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政治家・政策への批判も全て逮捕対象になる

仮に有名人やインフルエンサー、SNSを利用する全てのユーザーに対して『誹謗中傷した者はソッコーで逮捕される』ような法改正がされるとしたら、これは政治家や政治批判した者も対象になる可能性があります。

例えば↑のような画像を岸田総理のツイートに貼ったり、岸田総理関連ニュースに貼ったりするだけで逮捕され、中国のように日本も言論統制されるかもしれないということ...

『そんなことあるわけないじゃんw』

と思う方もいるかもですが、日本はかつて言論統制が実際に行われていたんです↓

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国民への恐怖政治を担った『特高警察』

小林多喜二

戦前、国体護持のため

  • 無政府主義者
  • 共産党主義者
  • 社会主義者

などを調査・内偵、取り締まることを目的とした日本の秘密警察として

特高警察(特別高等警察)

が設置されました(⊙_⊙')

(当初は警視庁をはじめとする一道三府七県に設置されたが昭和3年(1928年)に全国に設置された)

昭和8年2月20日、プロレタリア文学『蟹工船』で庶民の間で人気を博した日本共産党員の作家・小林多喜二は築地署で特攻警察により虐○されており、逮捕理由は

思想犯の見せしめ

とされています。

(この署内だけでも、拷○によって100人以上が獄死し、病気を名目とした死者は1500人以上)

小林多喜二の遺○にあった大きな痣は明らかに拷○によるもの...

また多喜二の拷問○死はこの時代であっても違法で、家族や仲間らは告訴しようとしたものの、遺○の解剖を受け入れてくれる病院がなく結局は泣き寝入りとなっています。

特高警察は今でいう公安に近い存在で、治安維持法が制定されてから思想の取り締まりを終戦まで厳しく行なったのです。

特攻警察によって連行される場面
画像:文春オンライン

小林多喜二を拷○死させた主犯格は、当時の警察庁特高部長だった安倍源基で、部下の

  • 毛利基(特高課長)
  • 中川成夫(警部)
  • 山県為三(警部)

らが虐○に直接手を下したと言われています。

(安倍が警視庁特高部長の頃は、最も残酷な処○を行なっていた時期だった)

戦後、安倍はA級戦犯容疑で拘束されますが、釈放されており、これは異例中の異例と言えます。

その後、右翼の結集隊の新日本協議会を結成し、さらには

CIAの協力メンバー

として暗躍したのです。

このように特高警察に捕まれば非人道的な拷○を受けた挙句、処○されてしまうわけですが、特高警察の恐ろしさ、そして言論統制されていた当時の日本を描いた作品があります↓

ユーカリの木の下で/中沢啓治

『はだしのゲン』の作者・中沢啓治氏の作品『ユーカリの木の下で』には特高警察による非人道的な拷問の様子が描かれています。

主人公の本堂源二の友人・大木純平は学校であることがきっかけで次のようなことを口走ってしまいます↓

『言論の自由なき世は うばたまの心の闇の牢獄とぞ思う 戦えば必ず勝つと自惚れて いくさを好むバカな軍人 我が力 かえりみもせで ひたすらに強き言葉を民は喜ぶ』
 

これは思想の自由を暴○で奪った治安維持法と特高、戦争に反対していた平井哲太郎の句が作中で引用されており、この句を順平は父親の大木信造に教えてもらっていました。

当然、このようなことを口走ってただで済むハズはなく、学校側は順平の父親が戦争に反対している可能性があるため特高警察に通報。

すぐに2人の特高警察は順平宅にやってきて家宅捜査を行うと、大木信造が書いた『警視総監宛の反軍投書』が見つかり、それは↓のような内容が書かれていました。



拝啓警視庁馬鹿総監どの おまえは南方の戦地や中国大陸 そして日本本土で、馬鹿な戦争のために 日本人が死に続けているのになにをもたもたしているのだ 日本人一人残らず死につくすのを黙って見ているのか はやく目をさませ そして戦争を続けると叫び続けている軍部の馬鹿どもを 監獄へぶちこめ はやく戦争を終わらすように天皇に忠告しろ わかったかバカタレ
 

これによって大木信造は捕まり

  • ア○スピックを爪の間に入れられる
  • ア○スピックで体中を刺○れる
  • 爪剥ぎ
  • 竹刀で殴○れる
  • 熱湯をかけられる
 
 

などの拷問を受けたことで死○しますが、特高警察は遺族に『取り調べ中に心臓麻痺で死○だ』と伝えてそのまま帰ってしまう...

このように戦時中、大木信造のように戦争に反対するような人間は容赦無く特高警察に連行され拷○死させられていたため、国民は戦争に反対するようなことは口にできず、つまり言論統制がされていたわけです。

そして現在、日本は徐々に軍国化が進んでおり、もし今回のりゅうちぇるさんの件を利用して法改正が行われたとしたら、かつてのように言論統制される可能性は充分あり得ますし、そうなればTwitterで国・政治家・政策に対する不満をツイート、リツイート、いいねしただけで逮捕される恐ろしい未来がやってくるので、SNSで余計なことを書かない方が賢明ですね_φ( ̄ー ̄ )


 
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