1888年、イギリス・ロンドンのホワイトチャペル地区やその近辺を中心に犯行を繰り返した伝説の殺◯鬼ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)事件は現在も未解決のまま。
事件から100年以上経つ現在も、多くのリッパロロジリスト(切り裂きジャック研究家)がその正体を追い求めて様々な推測・推理がされていますが真相にたどり着けずにいます(⊙_⊙')
ジャック・ザ・リッパーの犠牲になったのは
- メアリー・アン・ニコルズ
- アニー・チャップマン
- エリザベス・ストライド
- キャサリン・エドウッズ
- メアリー・ジェーン・ケリー
の5人の娼婦(正式に認められている犠牲者)で全員、首や腹を切り◯裂かれて惨たらしく殺◯れていますが、その中でも最後の犠牲者・メアリー・ジェーン・ケリーは特に凄惨な殺◯れ方をしているんです_:(´ཀ`」 ∠):
そこでこの記事ではメアリー・ジェーン・ケリーにフォーカスして当時の状況や事件の内容を紹介していきたいと思います。
( 一応モザイクをかけますが、かなり過激な画像も出てくるので苦手な方は頑張って読んでくださいw)
(また今回はできるだけ雰囲気を出すためにシリアスな感じで書いていきますね(ΦωΦ)フフフ・・)
Contents
メアリー・ジェーン・ケリーの無惨な死◯が見つかる
新聞によるメアリーのスケッチ
1888年11月9日、この日は年に一度の市長の就任式だったが切り裂きジャックによって混乱させられてしまう。
それは午前10時45分頃のことで、ちょうど市長の任命式の準備が行われている時刻だった。
ドーセット・ストリートの27番地の角に店舗を構えていたジョン・マッカーシーは、朝から自分の所有している貸長屋の台帳整理をしているとあることに気づく。
ラーズ・コートの貸長屋13号室に住んでいたメアリー・ジェーン・ケリーが6週間も部屋代を滞納していると。
メアリーの住んでいた貸長屋で事件の舞台になった
画像:切り裂きジャック 闇に消えた殺◯鬼の新事実より
そこでマッカーシーは従業員のトマス・ボウヤーを呼び、メアリーから家賃を取り立ててくるように命じた。
ボウヤーはメアリーとも面識があり、また貸長屋はすぐ近くだったので彼は急いで現場に向かい、メアリーの部屋をノックした。
しかし応答がない...
ノブを回してみたが内側から鍵がかかっていて開かない。
そこでボウヤーは中庭に回ってみると、2ヶ所ある窓のひとつはガラスが割れていた。
(メアリーが恋人のジョーゼフ・バーネットと喧嘩した際に割れた)
割れた窓に手を突っ込んでカーテンを上げ、メアリーに声をかけようと薄暗い室内を覗き込んだボウヤーはあまりの光景に声も出なかった...
なぜならベッドサイドのテーブルに2つの肉塊、そしてベッドには惨たらしく切り刻まれた
メアリーの遺◯が横たわっていた
のだから。
ボウヤーはすぐに店に戻り、見たままをマッカーシーに報告し、2人で再びメアリーの部屋に戻ったがマッカーシーも唖然としたことは言うまでもない。
警察に知らせるために彼はすぐにボウヤーをコマーシャル・ストリート署に向かわせた。
警察署に着くと、ウォルター・ベック警部が新米刑事のウォルター・デューと雑談していたが、後にデューは自伝の中で
と述べている。
メアリー・ジェーン・ケリーの変わり果てた姿
ミラーズ・コート13号室のベッドで発見されたメアリーの惨◯遺◯
モザイクなしはこちら
ボウヤーから事情を聞いてベックとデューはすぐに現場に急行。
デューはドアを開けようとするがやはり開かない。
そこで窓をこじ開け、カーテン代わりに吊るしてあったコートを片側に寄せてベックは室内を覗き込むと彼は顔面蒼白になりよろめいてしまう。
しかしデューは命令を無視してその恐ろしい光景を目の当たりにし
と彼は自伝に書いている。
ベックは我に返りデューに
と命令。
実際、メアリーの部屋の前に警察を立たせて、誰も中に入れさせなかったが、現場周辺は噂を聞きつけた多くの野次馬が集まり始めていた。
そして午前11時15分にジョージ・バグスター・フィリップス警察医、30分にはフレデリック・アバーライン主任警部が現場に到着。
両者とも窓の隙間から室内を覗いただけで、ブラッドハウンド犬(犯人追跡する警察犬)の準備が整うまで、部屋には入らなかった。
警察が撮影したメアリーの別の遺◯写真
モザイクなしはこちら
しかし、結局ブラッドハウンド犬が現場に来ることはなかった。
というのも当初、警視総監チャールズ・ウォーレンが
という命令をしていたため、フィリップスとアバーラインは部屋に入らなかった。
しかし、ウォーレンは筆禍事件を起こしたことが発端となり、11月8日に責任を取るために辞表を提出し、事件当日の9日ちょうどに受理されており、警視総監を辞任していた。
そのため新たな切り裂きジャック事件が発生しても、連絡を取ることができず、そのせいで初動捜査が3時間も遅れてしまった。
午後1時30分、H管区担当のトマス・アーノルド警視が到着し、ブラッドハウンド犬の不採用がようやく伝えられた。
そしてマッカーシーを呼び、メアリーの部屋のドアを開けるように命じる。
が、マスターキーでも開かなかった。
(内側から掛け金がかけられていたため)
なのでマッカーシーは斧でドアを破壊して開けた。
最初に部屋に入ったのはフィリップス医師をはじめとした5人の医師団で次に鑑識班が入りベッドの上に無惨に横たわるメアリーの遺◯を撮影した。
トマス・ボンド医師の現場報告書
切り裂きジャックのイメージ。
イラストレイテド・ロンドンニュースの挿絵に使われた
この時、部屋に入った医師トマス・ボンドは翌日に現場報告書を作成しており、報告書には↓のようなことが書かれていた。
(この報告書は1989年に発見された)
- 遺○はベッドの中央で裸で横たわっていた
- 頭は左向き、両腕を腹のあたりに置いて、肘を曲げ指を握り締めている
- 両足は大きく開いている
- 顔は面貌もわからないほど切◯刻まれており、首の傷は骨まで達している
- 両○房は切◯取られており、腕もメチャクチャに切◯れている
- 腹部は大きく切◯されて、内臓が取◯出されていた
- 子宮と腎臓は切◯取られて、片方の乳房は頭の下○あった
- もう片方の乳◯は右足の側にあった
- 肝臓は足○間、腸は右脇、脾臓は左脇に転◯っていた
- 腹部や太腿の肉○はベッドサイドのテーブルに置◯れていた
- ○潮はベッドから溢◯、床は2フィート四方が○の海だった
仮検死が終わるとメアリーの遺◯はショアディッチ死◯置場に運ばれたが、それを一目見よと野次馬が押し寄せ、移送馬車がしばらく立ち往生したという。
またその頃には
『切り裂きジャックが新たな殺◯を犯した』
という噂がすでに広がっており、各夕刊紙は大量印刷に追われていた。
証拠を一切残さなかった切り裂きジャック
切り裂きジャックを逮捕できない無能な警察に対する風刺画
アバーライン主任警部らは現場に残りジャックの手がかりを掴むために室内を隈なく捜索する。
下着以外のメアリーの服は綺麗に畳まれて椅子の上に置かれており、これは彼女が自分で脱いだと思われる。
暖炉の火床は何かを大量に燃やした形跡があった。
調べてみるとそれは衣類で
- 女性用のフェルト帽
- 骨組みの針金
- ビロードのジャケットの一部
- 男物の木綿下着
などの燃えかすで、これらはメアリーと恋人・バーネットのものと判明する。
そして警察は当然
『ジャックも血◯みれになった自分の衣類も焼却した』
と考えた。
が...
メアリー・ジェーン・ケリーの検死結果
フレデリック・アバーライン捜査官
検死の結果、メアリーは9日午前3時〜4時の間に殺◯れたことが判明し、また解剖するには2〜3時間はかかると医師は推定。
この時にジャックが使用した凶器は
- 先の尖った鋭い折りたたみナイフ
- 屑畜用ナイフ
- メス
などが考えれている。
切り裂きジャック=医者という説があり、フィリップス医師、バクスター検死院医は検死審問の際に
と述べたことから外科医が疑われるようになった。
しかしメアリーの解剖に関してボンド医師は
と述べている。
(この説には反発も多く、専門家の中でも意見が割れている)
ヴィクトリア女王も切り裂きジャック事件に強い関心を示していた
ヴィクトリア女王
実はヴィクトリア女王も切り裂きジャック事件に強い関心を持っており、また犯人がなかなか逮捕されないことに歯痒さを感じていたのか、警察の捜査方法について様々な示唆を与えていた。
そしてメアリー事件を知ると、すぐに時の首相・セシル卿に親書を送った。
第3代ソールズベリー侯爵
ロバート・ガスコイン=セシル
女王の言葉に恐縮したセシル首相は翌日(10日)の朝に官邸に官僚を集め
『切り裂きジャック対策閣議』
を開く。
しかし、ジャック逮捕のための名案があるわけではなく、閣議後に内閣省は警視総監名で一般告示を出したのだった。
明らかになったメアリー・ジェーン・ケリーの生い立ちと素性
切り裂きジャックの正体に関する憶測。
1889年9月21日発行『パック誌』の表紙
1988年11月12日に開かれたメアリー・ジェーン・ケリー殺◯事件の検死検問で彼女の生い立ちや素性が明らかにされた。
メアリー・ジェーン・ケリーは1863年にエール州南西部リマリクで生まれ、殺◯れた時はまだ25歳だった。
ジャックの他の犠牲者4人が40代の年増だったのに比べ、メアリーだけは若くて美しかった。
彼女は8人兄弟で唯一の女の子。
16歳の時にデイヴィスという炭坑夫と結婚するが、数年後、彼は炭坑のガス爆発で死◯。
次第に生活に困るようになったため、従兄弟を頼ってカーデフに行き、そして気づけば売春婦になっていた。
21歳の時にロンドンを出てウェスト・エンドの高級売○宿で働く...
ここまではメアリーが友人たちに語った内容で、事件後に各新聞社がその生い立ちを調べたが、彼女が話したような記録は一切なく、嘘だったようだ。
またメアリー・ジェーン・ケリーという名前も本名なのか自称なのかも確認されていない。
そしてこれだけ事件が大きく報じられているにもかかわらず、メアリーの家族からの連絡・届出もなかった。
1884年にメアリーはイースト・エンドに流れつき、3年間売◯をしながら男を渡り歩いた。
そんな中で87年4月にジョーゼフ・バネットと出会う。
バーネットはロンドン生まれのアイルランド系で30歳で当時は鮮魚運搬の仕事をしていた。
2人は意気投合し、出会った翌日から同棲するようになり、簡易宿泊所を転々とし、最後にミラーズ・コート13号室に落ち着いたのだった...
2人の関係に歪みが生じる
メアリーの恋人にして切り裂きジャックの容疑者にされた
ジョーゼフ・バーネット
しばらく2人の関係は順調だった。
しかし1988年にバーネットが失業して生活費に困るようになったためメアリーは再び、売春婦に戻らざるを得なかったが、この頃から2人は口論が絶えなくなった...
同年10月27日頃よりメアリーは向かいに住んでいたドイツ人女性、ジュリア・ヴァン・チューニーを同居させている。
それから3日後の30日、メアリーとバーネットは派手な喧嘩をして窓ガラスを割っており、これがボウヤーが覗いて衝撃的光景を目の当たりにした窓だった。
バーネットはミラーズ・コートを出て、ビショップゲイトのニュー・ストリートの簡易宿泊所に移ったが彼は別居後も毎日のようにメアリーを訪ね、なけなしの金を彼女に渡していた。
そして事件の前日、11月8日。
この日もバーネットはメアリーの部屋を午後7時半頃に訪れており、午後8時頃に部屋を出たが、これがメアリーとの今生の別れとなった。
この時、バーネットはメアリーに渡す金がなかったため、メアリーは街に客を探しに行ったとされているが、それから4時間は一切、メアリーの足どりはわかっていない。
売○婦メアリー・アン・コックスのメアリー目撃談
『パンチ』に掲載された風刺画で切り裂きジャックをホワイトチャペルを闊歩する幻影かつ、社会的怠慢を体現するものとして描いている。
午後11時45分頃、近所に住む未亡人で売○婦のメアリー・アン・コックス(以下コックス)はドーセット・ストリートで客と歩いていたメアリーに出会っている。
その時のメアリーはかなり酔っており、また客の男の特徴は↓
- 年齢は30代半ば
- 中肉中背
- 赤ら顔で吹き出物も
- 口髭と顎髭を生やしていた
- 黒い上着
- 黒いズボン
- 黒いコート
- 黒のフェルト帽
- 缶ビールを持っていた
というものだった。
コックスが
と声をかけると、酔っぱらいながらも
と答え、そして鼻歌交じりで男と自室に入って行ったという。
それから日付が9日に変わった午前1時頃にコックスが家に帰ってくるとメアリーの歌声が聞こえてきて、これは彼女以外にも近所の住民の何人かが耳にしている。
(メアリーはアイルランド民謡を歌っていた)
その後コックスは再び外出して午後3時頃に帰宅すると、すでにメアリーの部屋で電気は消えて静かだった。
この後、大雨が降ったためコックスは客を拾いには出ず自室で寝ていたが、メアリーの部屋から悲鳴や物音は聞こえてこなかった。
しかし、午前6時15分頃、コックスはミラーズ・コートを何者かが出ていく足音を聞いたというが、これが切り裂きジャックの足音だったのか...?
切り裂きジャックを間近で目撃した!?ジョージ・ハッチンスンの証言!
ジョージ・ハッチンスンの証言に基づい描かれた犯人のスケッチ
画像:切り裂きジャック 闇に消えた殺◯鬼の新事実より
そしてもう1人有力な目撃者がいる。
それはジョージ・ハッチンスンという中年男性で、彼はコマーシャル・ストリートのヴィクトリア労働者ホームに住む臨時労働者だった。
検死審問ではハッチンスンの証言は取り上げられていない。
(当初、その証言が当てにならないと伝えられていたが、後に警察・検視官はこの時点では彼の存在を知らなかったことがわかっている)
- 年齢34〜35歳
- 身長168cm
- 白人で黒い目・眉毛
- 先がカールした口髭
- 黒髪
- 取っつきにくい風貌
- 黒い長いコート
- アストラカン毛布皮の襟とカフスの黒いアンダー・ジャケット
- 明るい色のベスト
- 黒いズボン
- 黒いフェルトの中折れ帽
- ボタン付きブーツ
- 白ボタンのゲートル
- 分厚いゴールド・チェーン
- 白いリンネルのカラー
- 黒のネクタイに馬蹄のピン
- ユダヤ人風
ハッチンスンを尋問したアバーライン主任警部はこの証言を信用した。
もし、ハッチンスンの証言が本当であれば、彼は
切り裂きジャックに最も近い容疑者を間近で目撃・観察した
ということになる。
が!!!
果たして薄暗いパブの中でこれだけハッキリと細かい特徴を捉えることは可能なのか?
また事件直後ではなく、3日後に目撃者として名乗り出て証言した理由とは...
そして読者はもう1つ疑問に思うことがあるはず。
それが
『なぜハッチンスンは2人の後を追ったのか?』
実はハッチンスンはお金がある時はたまにメアリーと遊ぶ仲で、彼女に好意を寄せていた節があり、男と楽しそうに歩いている彼女が気になってしまったから。
ハッチンスンの目撃した男とメアリー・コックスの目撃した男は共通の特徴があることから、この男が切り裂きジャックの可能性が高いのでは?
(もちろん断定はできない。したいけどw )
その他の目撃者の証言
1888年9月27日にセントラル・ニューズ・エイジェンシーに送られてきた
ジャック・ザ・リッパーを名乗る人物からの最初の手紙
検死審問ではサラ・リュイスという女性が
と証言しているが、これはジャックではなくハッチンスンだった。
また彼女は
『黒いカバンを持った男や女連れの若い男にも出会った』
とも語ったが、この時メアリーはすでに部屋に戻っていたハズなので、ジャックとは別人であると考えられる。
謎過ぎる!死◯だハズのメアリー・ジェーン・ケリーの目撃情報!
切り裂きジャックを名乗る人物からの2枚目の手紙
ココが最後のセクションになるので、ラストはいつもの感じでお届けしちゃいますよ〜(ΦωΦ)フフフ・・
実は切り裂きジャックの正体と同レベルの不可解な話があるんですよ。
検死解剖では
『メアリーの死◯推定時間は午前3時〜4時の間』
とされているんです。
しか〜し!!!
9日の午前8時〜10時の間に
- メアリーと自宅の戸口で会った
- 会話をした
という証人が3人もいるんですw
1人はキャロライン・マックスウェルという女性で、彼女は
とハッキリ証言しているんですよ(⊙_⊙')
その時のメアリーは
- 緑色のボディス
- 黒のスカート
- 栗色のショール
という格好でキャロラインが
声をかけるとメアリーは
と答えたというんです。
さらにキャロラインが
と言うと!?
と言うので
と言って別れたそうです(*´Д`*)
そして30分後、パブの外で体格の良い男性とメアリーが話ていたのを見かけたともキャロラインは証言しています。
またドーセット・ストリートの洋服店勤務でメアリーと5年にわたる知り合いのモーリス・リュイスも午前10時頃にメアリーに会ったと証言しているんです。
3人目は朝にメアリーを目撃した主婦がいますが、この主婦の名前は不明...
というような証言があることから
『メアリーは実は生きていて、殺◯れたのは別の女性だった』
という説を立てるリッパロロジストもいるようです。
確かにメアリーとされる女性の遺体は顔もわからないほどに惨◯されており、またこの時代、指紋照合もDNA鑑定もなかったので、メアリー本人という確証はどこにもありませんからね👀
その後、ハッチンスンの証言をもとに描いた切り裂きジャックの人相書きが各所に配布されましたが、該当する容疑者は捕まりませんでした。
メアリー・ケリー・ジェーンは切り裂きジャックの最後の犠牲者と言われていますが、この他にも
『ジャックの犠牲者ではないか?』
と疑われている殺◯(未遂も含む)はロンドンで13件も発生しているのです_φ( ̄ー ̄ )
まとめ
切り裂きジャック最後の犠牲者メアリー・ジェーン・ケリー事件について書きましたが、楽しんでもらえたでしょうか?(ΦωΦ)フフフ・・
本当にこの事件は謎めいており、メアリーの事件だけではなく他の4人のケースも謎だらけなんですw
ただこの事件は不謹慎ですが、本当に面白くて人生をかけて犯人探しをする研究者の気持ちもわかりますが!?
個人的には今後もジャックの正体はわからないと思いますね〜!
1つはジャックはほとんど証拠を残していないという点と、異様に悪運が強く犯行現場を誰にも見られていないんですよ(あわやというのはありましたがw )
また現在、ジャックの容疑者は100人以上いますが、どの容疑者も決定打に欠けるんですよ。
というように正体不明だからこそ、100年以上経っても切り裂きジャックに多くのファンがいるのではないかなと思っています。
2019年に行われたDNA解析によって
『切り裂きジャックの正体が判明!真犯人はポーランド人の理容師だった!!』
というニュースが報じられましたが、この鑑定結果は多くの専門家が疑問視しており、またクレームの嵐だったんですw
ここを話すと長くなるので割愛しますがw
ジャックファンは正体を突き止めたい欲があると同時に
『永遠に正体不明のままでいて欲しい』
というの正直あるハズ💪🤩
そして今回の記事は
『切り裂きジャック 闇に消えた殺◯鬼の新事実(講談社文庫)』
を参考にして書いたのですが、この本はかなり詳しく書かれていて
まるで自分が当時のロンドン・ホワイトチャペルにタイムスリップして切り裂きジャックの犯行を目の当たりにしてるような感覚に陥ってしまうほど、状況をイメージできた良本でしたね!
なので切り裂きジャック事件を全く知らないけど興味があるという方から
『長年切り裂きジャックを研究している』
という筋金入りのリッパロロジストまで満足できる1冊となっているので、気になる方はぜひ読んでみてください♪( ´θ`)ノ