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シリアルキラーの語源になった殺人鬼『テッド・バンディ』の狂気!

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シリアルキラーとは連続殺人犯を指す言葉ですが、元々このシリアルキラーという言葉はFBI行動分析科の主任プロファイラー”ロバート・レスラー氏”が提唱したのが始まりです。

そしてシリアルキラーとして最初に世に知られることになった人物こそ今回紹介する『テッド・バンディ』という男なのです...

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ある特徴の女性だけが狙われた!

1977年のテッド・バンディ(Wikipedia)

アメリカ・シアトルで1974年1月〜7月にかけて10代後半から20代前半の女性が忽然と姿を消すという事件が起きる。

彼女たちには奇妙な共通点があり、それは全員『黒髪(ブルネット)で長いストレートヘアを真ん中から分けた白人女性』だったこと。

この時点では家出なのか?自殺なのか?事件に巻き込まれたのか?は分かってはいませんでした(⊙_⊙')

しかし、この相次ぐ奇怪な失踪が、のちに全米を震撼させるアメリカ犯罪史上最大・最凶の連続殺人事件の幕開けだったとはこの時は誰も知るよしもなかった...

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テッド・バンディは好青年すぎて疑われなかった!?

ハイスクール時代のテッド・バンディ(Wikipedia)

同年7月14日、ワシントン州サマミッシュ湖岬で”ハンサムな男”に声をかけられたジャニス・オット(23歳)とデニーズ・ナスランド(18歳)の2人の女性が失踪した。

男がジャニスに声をかけているのを目撃した人物の証言によって、警察は人相書きと男がジャニスに名乗った『テッド』という名前を公表。

(※テッドはセオドアというファーストネームの一般的な愛称だった)

すると警察にはたちまち3000件を超す匿名電話が届いたが、その中の4件は殺人鬼セオドア・ロバート・バンディ(テッド・バンディ)を名指ししていた。

しかし、警察はテッドには全くと言っていいほど関心を向けなかったんです(⊙_⊙')


テッド・バンディはワシントン州の共和党員として州知事選の選挙運動に参加した経歴を持ち、州政府犯罪対策委員会や自殺志願者向けの電話相談室でボランティア活動をしたことも。

さらに爽やかな好青年だったこともあり、殺人鬼の容疑者としてマークされなかったというわけです。


女性たちの死体が次々に見つかる!

テッド・バンディが多くの犯行現場で乗っていた1968年式のフォルクスワーゲン(Wikipedia)

同年9月にシアトル周辺の自然公園でようやく女性たちの死体が発見されるようになったのですがなんと!?

5ヶ月間で10名もの死体が発見されたのです👀

その中にはジャニス・オットとデニーズ・ナスランドの人骨も含まれていた...

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テッド・バンディはすぐに捕まった!?

バンディの犠牲になったリザ・レヴィ(左)とマーガレット・ボウマン(右)(Wikipedia)

シアトルで死体が発見された頃、バンディは拠点をユタ州ソルトレイク・シティに移しており、その街では1ヶ月で3人の女性が失踪していた。

ユタ州で見つかった死体は白骨化していなかったため、警察は様々な情報を得ることができた。

女性たちは乱暴に○◯プされ、絞殺され、中には顔面を激しく殴打され、肉親でも見分けがつかない状態になっていた遺体もあった。


事件は長期化するかと思われましたがバンディの不審な行動に気づいた警察が職務質問した際に、車内からストッキングに穴を開けて作った覆面や拷問器具が発見されテッド・バンディは呆気なく逮捕されてしまいます。

テッド・バンディの公判と脱走

法廷でのバンディ。彼は弁護士に頼らず、自ら弁論を行った。(Wikipedia)

バンディが逮捕されると彼から逃れた女性たちが直ちに呼ばれ、バンディの面通しを行ったところ彼女たちは『彼が犯人』だと断言。

しかし裁判所に出頭したバンディを見た陪審員と傍聴人の多くはこれは警察の誤認逮捕だと感じた。

バンディの端整な容姿と上品で礼儀正しい態度が一連の犯行を行った人間には見えなかったからで証拠も状況証拠ばかりだっだからです(⊙_⊙')

しかし被害者たちの証言が決定打となりバンディは1年〜15年の刑を受け、コロラド州の刑務所に収監されることに。

これで事件は解決する...はずでした。

が!!!

テッド・バンディが本領を発揮するのはここからで何と彼は脱走を企て成功し、自由の身になってしまいます。

脱走後、フロリダ州タラハシーに潜伏したバンディはその地で再び〇〇プと殺人を行う...



テッドバンディの生涯!シリアルキラーになるきっかけとは!?

マイアミの裁判で予備審問を終えたバンディ(Wikipedia)

テッド・バンディはなぜ!?狂気の殺人鬼となってしまったのか?

ここからは彼の生涯について紹介していきます。

またその中で”あるきっかけ”によって彼は猟奇的なシリアルキラーへと変貌していくのです...

テッド・バンディは1946年11月24日、若い秘書ルイーズ・コーウェルの私生児として誕生。

(母親はいわゆる未婚の母でバンディの父親はいまだに不明のまま)

ルイーズの実家は厳格なメソジスト(キリスト教の一派)だったため、未婚で子供を産んだことが世間に知られないようにするためにバンディは祖父母の養子となり、実の子のように育てられた

また、野菜栽培農家を引退した祖父はヒステリックな男で家族全員が彼に怯えながら生活するという環境

この祖父がバンディの人格形成に大きな影響を与えたと見られています(⊙_⊙')


テッド・バンディの高いIQと2つの悪癖!

3件分の殺人事件の公判中のバンディ(Wikipedia)

少年時代のバンディは感受性と自意識の強い子供で将来の夢は『有名になって金持ちになること』。

学校に通うようになると、成績は優秀で運動能力も優れており、また彼のIQは160を超えていたと言われています。

そんな天才的な頭脳を持っていたバンディですが2つの悪癖があったのです(⊙_⊙')

1つは『覗き』もう1つは『盗癖』

またハイスクール時代のバンディは女性に対して非常にシャイで彼は夜な夜な自宅を抜け出しては女子寮を除き自○にふけった。

またバンディは両親には手が届かないような高級品を頻繁に盗むなどの行為を繰り返した。

私生児として生まれた鬱屈や祖父の影響などでバンディの人格は徐々に屈折していくことに...


失恋の屈辱が”殺人鬼テッド・バンディへと変貌させた!

カイ・オメガ裁判で被害者のかまれた傷に関する証拠の説明をする歯科医のリチャード・スーヴィロン(Wikipedia)

バンディの人生の歯車を大きく狂わせ、大量殺人鬼テッド・バンディへと変貌させることになったきっかけ”ある女性との出会い”でした(⊙_⊙')

彼女の名前はステファニー・ブルックスで彼女は裕福な家庭の生まれで美貌の持ち主だった。

(10代後半のバンディは彼女に惚れ込み、大学時代のバンディはすでに女性を魅了する若者へと成長していた。)

2人は婚約し、バンディはステファニーと彼女の家族を感心させるためにスタンフォード大学に転学するも、そのうちステファニーはバンディの子供っぽさに飽き飽きするようになり一方的に婚約を破棄する。

バンディはその仕打ちに深く傷つき、やがてステファニーに対して憎悪を抱くように...

バンディーの復習!ステファニーと再び恋に落ちるが...

FBIのウィリアム・ハグメイヤー(左)とテッド・バンディ(Wikipedia)

その後、選挙運動やボランティア活動に関わり、 犯罪委員会や司法計画局でも働くようになったバンディは地元の有力者とも関わるようになり、かつてとは見違えるような自信溢れる青年へと変貌を遂げていた。

屈辱の婚約破棄から7年後、ステファニーとバンディは再開し、再び恋に落ちる。

ステファニーは以前とは違う成長したバンディに夢中になり、結婚を真剣に考えるほどだった。

しかし、バンディはかつて自分がされたのと同じようにステファニーをゴミのように捨てた。


バンディーがターゲットにした女性たちは”ステファニー似”の女性だった!

被害者のキャリン・キャンベルはこの廊下から自分の部屋に戻る途中に行方不明になった(Wikipedia)

7年越しの復讐でバンディの心の闇は消えたのか?

答えは『ノー』

これがきっかけで完全に心のタガが外れたバンディは女性に対する征服欲に歯止めが効かなくなりステファニーそっくりの『黒髪を真ん中で分けた知的な女性』ばかりを狙って悪の所業を繰り返すようになったのです(⊙_⊙')


これは他のシリアルキラーでも同じようなケースがあり、例えばエド・ゲインの場合は母親のオーガスタに似た中年女性ばかりを狙いゾディアックの場合は元妻のジュディ似の女性をターゲットにするなど...


そしてテッド・バンディも同じように恨んでいる女性に似た女性をターゲットにすることで自らの憎悪をぶちまけようとしたのでしょう...

母・ルイーズ・バンディの証言!

ルイーズ・バンディ

テッド・バンディの母親・ルイーズ・バンディはテッドがどんな息子だったか?と尋ねられた際『テッドは常に世界で最高の息子でした』と答えています👀

また彼女は『テッドはいつでも私のことを思ってくれていました。 どんなに忙しくても、母の日を忘れた事はなく、毎年プレゼントを手に家に立ち寄ってくれたのです』とも述べています。

ちなみにですがルイーズはバンディが初めて逮捕された時に保釈金を払っており、息子の無実を本当に信じていたそうです(⊙_⊙')

母の前ではの善人の仮面を被っていたのか?それとも息子の本当の姿を知りつつも、認めたくなかったのか...





シリアルキラーテッド・バンディの最後!

テッド・バンディ

刑務所を脱走し、フロリダ州タラハシーに潜伏したバンディは再び女性たちを毒牙にかけていく...

1978年1月15日深夜、カイ・オメガ女子学生寮を襲い、4人の女性を○○プ。

2人は死亡し、もう2人は重症で済んだ。


死亡した2人はバンディに棍棒で頭蓋骨が砕けるまで殴られ、体中を噛まれ、〇〇プされ息絶えていました。

さらに女子寮を襲った1時間半後、バンディは6ブロックしか離れていない家に侵入し、そこにいた女性にも襲いかかり、瀕死の重傷を負わせています(⊙_⊙')

しかし、それからほどなくしてバンディは 盗難車のナンバーから足がつき、再び逮捕されます。

テッド・バンディが殺害した人数は少なくとも30人以上とされており『シリアルキラー』という言葉を世に広めた殺人鬼の暴走はようやく止まったのです。

逮捕後、 公判で自分で自身の弁護を買って出たり、審問の最中に婚約者と結婚の誓約を交わしたりなど常人では考えられない行動が話題になりました。

1979年に死刑宣告を受け、10年後の1月24日電気椅子によって死刑が執行


刑場の外には1000人を超える群衆が詰めかけ『バンディを黒焦げにしろ』と書いたプラカードを掲げられ、翌日の新聞にはテッド・バンディの遺体写真が大きく掲載されました。

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見どころ

通称カメレオンこと連続殺人犯、エヴァレット・リンチが再び始動し、ロッシと因縁の決戦を迎える。最終話はシリーズを代表する、あの懐かしの面々が多数登場。

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