ピックアップ
一世を風靡した『マイナスイオン』は効果がない!?ブームのきっかけは...
スポンサーリンク

『マイナスイオン』という言葉を多くの人が聞いたことがあると思いますが、この言葉が使われ始めたのは1990年代後半のことで

  • ストレスが解消される
  • 除菌・消臭効果がある
  • 健康維持・促進に役立つ

などのワードで宣伝され始めたのです👀

さらに自然界の中で『滝に近づくとマイナスイオンの効果で気分が良くなる』とか『森林浴をするとマイナスイオンの効果で清々しく感じる』というようなことを言う人が当時、めちゃくちゃ多かったんですw

さらに『マイナスイオンが発生するドライヤー(これ買いましたw)』、空気清浄機、掃除機などの家電が数多く発売されたのですが...

現在ではマイナスイオンを謳い文句にした商品は一部に限られています(⊙_⊙')

あれだけブームだったのになぜマイナスイオンは廃れたのか!?

その理由はマイナスイオンに健康促進効果がなく...

マイナスイオン”という言葉自体がデタラメだからなんです!!!

スポンサーリンク

マイナスイオンって何?

そもそもマイナスイオンという名称は学術的に存在しません_:(´ཀ`」 ∠):

『イオン』とは原子が余分に電子を受け取ったり・失ったりして電気を帯びた状態を指し、主に水溶液中に存在します。

例えばですが、水に電気を流すと!?

水素イオンと水酸化物イオンに分離し、水素と酸素を発生させることができます💡

また水素やナトリウムなどの電子を受け取りやすい原子は『陽イオン』と呼ばれ、逆に塩化物や水酸化物などの電子を失いやすいものは『陰イオン』と呼ばれます👀

しかし、1899年にイオンは空気中にも存在することが発見されたため『大気イオン』もしくは『空気イオン』と名付けられることに。

つまり!!!

空気も溶液のように、プラスもしくはマイナスに帯電したイオンを含んでいると考えられるようになったのです(⊙_⊙')

この大気イオンのうち、負に帯電したものが『陰(ネガティブ)イオン』、正に帯電したものが『陽(ポジティブ)イオン』と呼ばれます。

そしてマイナスイオンは、陰イオンのことを指しているんですが、これは誰かが何らかの目的で意図的に呼び名を変えたとされているのです👀

またマイナスイオンほどは浸透していませんが陽イオンは『プラスイオン』と呼ばれることがあります。

これらの『マイナスイオン』『プラスイオン』は共に和製英語で日本以外ではまるで通じない(通用しない)のです🥺

スポンサーリンク

マイナスイオンがブームになったきっかけ『レナード効果』

物理学者・フィリップ・レーナルト

マイナスイオンが脚光を浴びたのは1999年〜2002年かけてで、テレビ番組『発掘!あるある大辞典』内で数回にわたって特集が組まれたのがきっかけでした👀

(この番組は後に『納豆ダイエット捏造事件』によって打ち切りになってますw)

同番組がマイナスイオンの効果の根拠として挙げたのが『レナード効果』でこれは

水滴が急激に微粒子化された際に、負に帯電した小さな水滴によって、周囲の空気は負の電気を帯びる』

という理論なのですが、発見したのはドイツの物理学者・フィリップ・レーナルトで、1892年に論文の中で発表されています。

その後に発見された大気イオンと絡め、人体への影響について研究されましたが、確証は得られず、『ストレス解消に効く』というような結果を示した研究者はいなかったのです。

にも関わらず『発掘!あるある大辞典』では

水滴が急激に微粒子化し、周囲の空気は負の電気を帯びる』

という理論と

滝の近くに行くと気分が爽快になる

という一般論を合わせて

水滴が微粒子化する滝などの側で気分が爽快になるのは、空気が負の電気を帯びているから』

という拡大解釈を展開し、さらに!!!

負の電気を帯びたマイナスイオンは、気分を爽快にさせる』

という図式を披露したのです(⊙_⊙')

その結果、マイナスイオンブームに火がつき

マイナスイオンは自然が多い環境に豊富にある』

都会にはプラスイオンが多いからイライラした気分になる』

などの説が飛び交うようになったのです🥺

当然のごとくブームに乗ったメディアは根拠のない情報を書き立て、家電業界も便乗し多くのマイナスイオン関連商品を続々と発売したのです。

スポンサーリンク

マイナスイオンを悪用した例とは!?

2003年、香川県のあるメーカーが『マイナスイオン治療器』なるものを国の許可なく販売し、薬事法違反に問われ業務停止になっています。

ちなみにこの治療器は『マイナスイオンで免疫力が向上する』という謳い文句で販売されていたようです👀

また2006年には東京都の生活文化スポーツ局が『科学的根拠を謳ったネット広告に注意を!』というタイトルでマイナスイオンを謳った商品・業者に注意するように消費者に呼びかけています(⊙_⊙')

その中で『現在、科学的・学術的な用語としてマイナスイオンは明確に定義されていない』という一文も明記されています。

というようにマイナスイオンによって特別な効果が得られる根拠はないんですが、それでもネットで検索するとマイナスイオン関連の商品が出てくると思います。

その中には『うつ病が治る』や『癌が完治する』などを謳うものも存在するので安易に信じ込まないように注意しなければならないでしょう👀

ただ、『信じ込む』ことでプラシーボ効果があるかもですねw

しかし、この記事を見たあなたは間違いなく『マイナスイオン』に『マイナスイメージを抱いた』のでプラシーボ効果は期待できないでしょうw

完_φ( ̄ー ̄ )

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事