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ジェーン・エリオットの『人種差別体験授業』授業後に起きた変化とは!?
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米ミネソタ州ミネアポリスで、警官の膝で首を押さえつけられるジョージ・フロイドさん
画像:AFP BB Newsより

今年の5月末にアメリカで黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人の警察官に殺されるという事件が発生。

この事件をきっかけにアメリカの各地でデモが起きて銃撃戦にも発展したことは記憶に新しいですよね(⊙_⊙')

ジェーン・エリオットはアメリカの小学校の教師で

人種差別問題に対して真剣に取り組んでいる人物


エリオット氏は『人種差別体験授業』という独創的な授業を実施して子供達に人種差別される気持ちを身をもって教えています。

今回は人種差別体験授業の内容や授業後に起きた子供たちの変化について紹介していきます〆(・∀・@)



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『人種差別体験授業』の内容とは!?

授業を行うエリオット。
https://janeelliott.comより

1968年4月4日、黒人の権利を訴えた公民権運動の指導者マーティン・ルーサー・キング牧師が暗殺され、世界中に衝撃が駆け抜ける...

キング牧師の死に深い悲しみと怒りを覚えたエリオットは

子供たちを人種差別から守るために『人種差別体験授業』を実施。

エリオットは授業を始めるにあたり、クラスを担任する小学校3年の生徒に

『 アメリカでは、肌の色の違う人は仲間外れにされます。その人たちの気持ちがわかりますか?実際に体験しないとわからないでしょうね。試しに瞳の色で人を差別しましょうか。先生は目が青いから、青い目の子は良い子とします。だから、あなたたちは5分余計に遊んでもいいですよ。茶色い瞳の子は青い瞳のこと遊んではいけません。あなたたちはダメな子です。』

と言ったのです(⊙_⊙')

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クラスは分裂し差別や喧嘩に発展した!?

暗殺されたキング牧師(Wikipedia)

子供たちはエリオットの趣旨を頭では理解しましたが、その内容は彼らの想像はるかに超えていました(⊙_⊙')

茶色い瞳の子が差別されている象徴のようなカラー(襟)を着用し、遊具を使うことも、給食でおかわりすることも禁止。

エリオットは茶色い瞳の子供が何か失敗をするたびに『 茶色い瞳の子供はこれだから困る。本当にバカね』と批難した。

すると、15分もしないうちにクラスは真っ二つに分かれる

青い瞳の子が茶色い瞳の子を馬鹿にし、昼休みには殴り合いの喧嘩まで発生

生徒たちは一瞬で互いを憎み合うようになってしまった
のです👎

翌日、 エリオットは立場を逆転させ、今度は茶色い瞳の子が優れ、青い瞳の子が劣っているとして生活させた。

その結果、前日と同じようにクラスに増の嵐が吹きまくったのです。

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実験授業終了後のディスカッション

画像:A Class Dividedより

ちょっとは2日目の授業終えて子供たちに問いかける。

エリオット『青い瞳の子は何か分かりますか?』

生徒『 昨日の茶色の目の人の気持ちが分かりました』

エリオット『 それはどんな気持ち?』

生徒『 一生牢屋に入ってるような気分でした』

エリオット『 みんなは黒人やインディアンが差別されてもいいと思う?』

生徒『 絶対いけない!』

子供たちは自ら理不尽な扱いを体験することで、人種差別の恐ろしさを身をもって学んだのです〆(・∀・@)

実験授業終了後にクラスの成績が上がった!?

黒人の投票権に反対している政治キャンペーンポスター。(Wikipedia)

この授業では、もう一つ興味深い現象が判明しています(⊙_⊙')

実験授業の2週間前と授業中の二日間、そして授業の2週間後に国語と算数のテストを行ったところ

子供たちの点数は『優れている』とされた時が最も高く、『劣っている』とされているときに最低を記録。

そして授業後、クラス全体の成績がかなり高くなったのです。

これは、2日間の授業で大切なことを学んだと言う意識が生徒たちに自信を与え、優れていると言われた際の高い得点を維持できるようになったと考えられています。

ちなみに、体験事業から16年後の1984年に エリオットのもとに卒業生が集い、過去の授業映像を見ながら感想を述べています。

意見は肯定派、否定派に分かれましたが

エリオットの授業が彼らの心に強く印象づけられたことだけは間違いないようです〆(・∀・@)

人種差別体験授業の様子

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